東京国際フォーラムのホールAの<ザ・ホール>会場と、その中庭の野外無料ステージ<ザ・プラザ>会場を、何度か行き来する。
◎カルテット・レジェンド<ザ・ホール>
テナー・サックスのベニー・ゴルソン(2013年5月15日)、ピアノのケニー・バロン(2001年11月20日、2009年1月7日、2003年10月10日)、ベースのロン・カーター(2001年6月7日、2004年1月14日、2010年5月6日、2011年1月30日、2012年3月3日、2012年12月11日、2014年1月19日)、ドラムのレニー・ホワイト(2010年9月1日、2010年12月3日)のカルテット。少したったビートも介する、穏健なアコースティック・ジャズ・セッションなり。
▶過去の、ゴルソン
http://43142.diarynote.jp/201305160913534910/
▶過去の、バロン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200901080850146753/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090607
▶過去の、カーター
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-6.htm
http://43142.diarynote.jp/200401140000000000/
http://43142.diarynote.jp/201005071023536171/
http://43142.diarynote.jp/201102091715522875/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201212141028575543/
http://43142.diarynote.jp/201401221302405299/
▶過去の、ホワイト
http://43142.diarynote.jp/201009030955539620/
http://43142.diarynote.jp/?day=20101203
◎カイル・シェパード<ザ・プラザ>
南アフリカ人ピアニスト(1987年生まれ)で、ソロにてパフォーマンス。本国と欧州で活動をしているようだが、大先輩のアブドゥーラ・イブラヒム(2011年8月7日)をちょい思い出させるアクセントを出すときもあった。やっぱり、偉大な先達なんだろうな。
▶過去の、イブラヒム
http://43142.diarynote.jp/201108101635051749/
◎小曽根真ノー・ネーム・ホーセズvs.クリスチャン・マクブライド・ビッグ・バンド
日米の人気奏者が率いるジャズ・ビッグ・バンドをポンと同じ舞台にのせちゃった出し物。ステージに向かって左側は、黒基調の衣服を着る小曽根(2011年3月28日、2011年8月6日、2012年8月24日、2012年9月8日、2013年8月1日、2013年10月26日)軍団。右側は、白基調のマクブライド(2000年11月1日、2006年9月17日、2007年12月18日、2009年8月30日、2012年9月8日)軍団なり。リーダーを含め、前者が15人、後者が16人。ともに、本当に腕のいい奏者をずらりと揃える。
両ビッグ・バンド員が位置するなか、ステージに灯りが点り、痩せた長身のハイカラさと少しの胡散臭さを持つおじいさんがなんかいい感じで出て来て、マクブライドと小曽根を招き入れる。そのあとのマクブライドのMCで、なんと彼はJB(2000年8月5日。この時も、一緒だったはず)の司会者をやっていたダニー・レイと判明。マクブライド一座に同行したらしいが、ええええという感じ。なんか、彼はマクブライドのビッグ・バンド公演につくことがあるよう。その事実は、マクブライドがジャズ・ビッグ・バンド表現を黒人芸能表現としてやっていることを伝える。いや、ジェイムズ・ブラウンが娯楽ジャズ・ビッグ・バンドのあり方を踏襲した部分もあったろう。物事は積み重なり、受け継がれていくのでR。
まず、1曲軽く一緒にやった後は、マクブライドのビッグ・バンドが3曲だかやる。うち、1曲はエンヤ他からリーダー作を出しているカナダ生まれのアフリカ系歌手メリッサ・ウォーカーが出て来て歌う。豪華だな。そして、その後は、小曽根ノー・ネーム・ホーシズが長尺曲「ラプソディ・イン・ブルー」を山あり谷ありで披露。ジョージ・ガーシュインってスーパーじゃあ、という感想が頭のなかで渦巻く。
最後は、小曽根がこの日のために書き下ろしたというジャンピーな曲を、まさしく一緒にやる。と、淡々と書いているが、なんか両構成員の風情を含め、音楽の楽しみや担い手へのリスペクトの感じ、米国黒人音楽の積み重ねの様など、様々な正の顔が見えて、なんかとっても良かった。この出し物、今年の東京ジャズのハイライトではなかったか。当初の予定よりも30分おして終わったが、それに顔をしかめる人は誰もいなかったろう。
▶過去の、小曽根
http://43142.diarynote.jp/?day=20110328
http://43142.diarynote.jp/?day=20110806
http://43142.diarynote.jp/?day=20120824
http://43142.diarynote.jp/?day=20120908
http://43142.diarynote.jp/?day=20130801
http://43142.diarynote.jp/201310280755386500/
▶過去の、マクブライド
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200609190457510000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20071218
http://43142.diarynote.jp/200909120642135954/
http://43142.diarynote.jp/201209191209186663/
▶過去の、ブラウン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm サマーソニック
◎フラット・アース・ソサエティ
ベルギーの跳ねっ返りジャズ集団(2006年11月15日)の実演はさわり程度、見る。うわあ、ステージの後のほうに管奏者がひしめいている。全部で15人ぐらいいたのか。フランク・ザッパの曲もやったが、なんかぼくには楽しく感じることができなかった。昨日、ICPオーケストラを見ちゃったのも、その感想に影響しているか。
▶過去のF.E.S.
http://43142.diarynote.jp/200611190320370000/
◎ハービー・ハンコック<ザ・ホール>
ハンコック(2000年3月14日、2001年12月27日、2003年8月23日、2005年8月21日、2012年3月3日)が使用していたグランド・ピアノは、イタリアのメイカーのファツィオリ。その企業名があちことにデカく入っていて、それは目立つ。その様は上品ではなく、ノリとしては、電気キーボード的なロゴの載せ方とも言えようか。この晩のパフォーマンスはヘッドハンターズ期を下敷きにするもので、それほどグランド・ピアノを弾きはしなかったが。電気キーボードはコルグで、ここぞというとき持ち出すショルダー・キーボードはローランドを、彼は使っていた。
電気ギターのリオネル・ルエケ(2002年7月3日、2005年8月21日、2007年7月24日、2012年3月3日)、6弦電気ベースのジェイムス・ジナス(2012年1月13日、2012年3月3日 、2013年9月3日)、ドラムのヴィニー・カリウタ(2009年2月6日)という編成なり。ドラマー以外は、ぼくが2012年3月にジャカルタで見たととき(2012年3月3日)と同じ面子であり、演奏内容もほぼ同じ。あんた、この2年間なんの進歩もないやんけと突っ込みを入れたくもなるが、憎めず。やっぱ、ぼくはハンコックのこと好きなんだなー。ベニン出身のルエケ(ピックを用いず、ブルース・マンのように指弾きする)の活躍範囲が増しているのは正解。かつてフランク・ザッパのバンドにいたカリウタ(テリー・ボジオの後に在籍し、それが彼の最初の大きな仕事なり。そして、初来日は1980年代半ばの渡辺貞夫のサポートなはず)はマッチド・グリップ的な出音ながら、すべてレギュラー・グリップで音を出す。ジナスは縦と電気の両刀奏者だが、ここでの演奏の魅力は皆目ぼくは分らず。グルーヴねえ。なお、ハンコックは現在ポール・マッカートニーと同じマネイジメントであり、ギャラもかなり高いという話だ。
▶過去の、ハンコック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
▶過去の、ルエケ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm テレンス・ブランチャード
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200708051737070000/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
▶過去の、ジナス
http://43142.diarynote.jp/201201141645353138/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201309051241384602/
▶過去の、カリウタ
http://43142.diarynote.jp/?day=20090206
◎アーマッド・ジャマル<ザ・ホール>
あのマイルス・デイヴィスも感化された旧シカゴ・ジャズ・シーンの顔役ピアニストが、ジャマルさん(2003年10月27日)。バックステージでは、シカゴの後輩ピアニストであるハービー・ハンコックが挨拶しにいっている? また、ジャマルは上原ひろみのファースト作をプロデュースしており、最後の曲が終わると、上原は大きな花束を彼に渡しにステージに出て来た。
サイドはベースのレジナルド・ヴィール(2004年9月7日、2007年9月7日、2010年9月30日、2011年2月25日)とドラマーのハーリン・ライリー(2000年3月9日、2007年9月7日、2010年6月13日、2010年9月30日)、そしてパーカッションのマノロ・バドレーナ。おお、いい面子揃えているぢゃん。彼らは、ラテン・アクセントも持つしなやかさと強さを併せ持つビートの波という感じの音(それは、かなり現代的であるとも感じさせる)を出し、それにジャマルは思うまま指をはわせる。ときに、アヴァンギャルドな指さばきをこれみよがし気味で繰り出し、それは下品という形容もどこか可能なのであるが、とにかくそんなのどうでもいいじゃないかと思えるほど、なんか自在でスタイリッシュ。ええっ、彼ってこんなピアノを弾いたっけという感じもありあり。面白すぎる。そして、微笑みながら、グループ演奏総体にも気を配り、構成員たちと会話しようとする様は素敵すぎる。
しかし、1930年生まれのジャマールの外見の格好のいいこと。特殊襟を持つスーツをお洒落に着こなし、眼鏡も何気に高価そう。顔はカーティス・メイフィールドを上品に年寄りにした感じで、ウシシ。あ、メイフィールドもシカゴの音楽界が生んだ偉人。ジャマールは60年代はアーゴ(チェス)からレコードを出すなどもろにシカゴのシーンと密着していたので、きっとメイフィールドとも面識があったと思われる。とともに、そんな外見の人だから多少下卑た指さばきを見せても、全然そうは感じさせないわけでもある。背筋はピンとしていて、まだまだやれそう。いやあああ、見ることができて良かった! また、見たいっ。
▶︎過去の、アーマッド・ジャマル
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm
▶過去の、ヴィール
http://43142.diarynote.jp/?day=20040907
http://43142.diarynote.jp/200709131138020000/
http://43142.diarynote.jp/201010030952428017/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110225
▶過去の、ライリー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm ウィントン・マルサリス
http://43142.diarynote.jp/200709131138020000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100613
http://43142.diarynote.jp/201010030952428017/
◎菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール<ザ・ホール>
鬼才リード奏者/クリエイター/歌手(2001年9月22日、2002年1月5日、2002年11月30日、2004年7月6日、2004年8月12日、2005年6月9日、2006年1月21日、2007年11月7日、2009年7月19日、2010年3月26日、2011年4月22日、2011年5月5日、2011年7月31日、2013年3月26日、2013年7月27日、2014年2月20日、2014年4月3日)率いる全11人のその演奏を聞いて、今回のホール会場はPA音がいいなと感じる。また、4曲ではUA(2004年7月6日、2004年8月12日、2007年1月27日、2009年5月30日、2014年4月3日)が出て来て歌うが、やっぱり彼女は個があり、凄い。感服するな。
▶過去の、菊地
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-1.ht
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200407062149440000/
http://43142.diarynote.jp/200408120238330000/
http://43142.diarynote.jp/200506120644360000/
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/
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http://43142.diarynote.jp/200907221011377741/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100326
http://43142.diarynote.jp/?day=20110422
http://43142.diarynote.jp/?day=20110505
http://43142.diarynote.jp/?day=20110731
http://43142.diarynote.jp/201303290751204240/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130727
http://43142.diarynote.jp/201402210802184994/
http://43142.diarynote.jp/201404050818444425/
▶過去の、UA
http://43142.diarynote.jp/200407062149440000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20040812
http://43142.diarynote.jp/200702010112550000/
http://43142.diarynote.jp/200906061045286071/
http://43142.diarynote.jp/201404050818444425/
◎ロイ・アサフ・トリオ<ザ・プラザ>
アサフはイスラエル人で、NY 在住。ベーシストも在NYイスラエル人であるようだ。普通に、いい現代ピアノを弾く人なり。そういえば、在NYのイスラエル人トランペッターで、今のジャズ・トランペットのトップ・ランナーと言えるだろうアヴィシャイ・コーエン(2010年8月22日)も只今来日中で、今日は新宿でライヴを持っているはず。きっと、いいショウをやったんだろうな。
▶過去の、トランペッターのアヴィシャイ・コーエン
http://43142.diarynote.jp/201008261620103318/
◎上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
途中から見たが、いやはや、特殊バンド回路に支えられた、そのインタープレイの激しさや密度の濃さはなんと言っていいものやら。曲やリズムの感覚とか、ぼくの好みから離れもするのだが、個性を持ち、壮絶であるのは間違いない。これと比べりゃ、昨日のミシェル・カミロとのデュオ演奏は穏健とも思える。もう、上原(2004年11月25日、2005年7月31日、2006年9月3日、2009年9月4日、2010年12月3日、2011年9月3日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年7月25日、2012年12月9日、2014年9月6日)の弾いているときの顔付きが違う(こっちのほうが、鬼気迫る)し、これぞ意義あるワーキング・バンドでの演奏とも思える。蛇足だが、ベースのアンソロニー・ジャクソン(2004年1月27日、2011年9月3日、2012年7月25日、2012年12月9日)はスティーヴ・カーンの1980年代のパーマネント・グループであるアイウィットネスのメンバーで、近年ジャマルのグループに入っているバドレーナもまたそう。裏で、二人はやあやあと旧交を温めていたかもしれない。
▶過去の、上原
http://43142.diarynote.jp/200411292356580000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050731
http://43142.diarynote.jp/200609070211000000/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
http://43142.diarynote.jp/?day=20101203
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
http://43142.diarynote.jp/201409100929108025/
▶過去の、ジャクソン
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
▶過去の、フィリップス
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201109300923303323/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
◎ドント・パニック! ウィアー・フロム・ポーランド<ザ・プラザ>
出し物名だとなんのこっちゃ?となるが、これは現在ベルリン拠点(らしい)のギタリストの内橋和久(2004年7月6日、2005年9月6日、2007年1月27日、2009年9月27日、2010年9月11日、2011年5月22日、2012年6月17日)が仕切る、ポーランド人と日本人のセッション。もう、21時すぎに野外で、ぶわぶわとフリー・ジャズ系音が溢れ出る。ひゃは。遠くから知人と寛ぎながら接していたので、誰が何をしているかはチェックを入れなかったが、パンフを見たら以下の通りなり、ポーランド勢は、アルトのマチェック・オバラ、クラリネットのパヴュウ・シャンブルスキ、ヴァイオリンのパトルィク・ザクロスキ、ドラムのイェジー・ロゲェヴィチ。日本人は、アルトの坂田明(2006年8月8日、2008年9月25日、2009年7月19日2010年4月15日、2011年4月1日、2012年10月3日、2013年1月12日)、電気ベースのナスノミツル(2002年1月5日、2005年9月6日、2007年4月21日、2007年6月3日)、ヴァイブラフォンの高良久美子(2004年10月10日、2005年2月19日、2005年9月17日、2006年12月13日、2013年2月11日、2013年2月19日)という、面々が重なっていたよう。今日誕生日だった知人を祝うため近くのお店に流れちゃったけど、予定では23時近くまでやっていたはず。
▶過去の、内橋
http://43142.diarynote.jp/200407062149440000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050906
http://43142.diarynote.jp/?day=20070127
http://43142.diarynote.jp/?day=20090927
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http://43142.diarynote.jp/?day=20110522
http://43142.diarynote.jp/?day=20120617
▶過去の、坂田
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http://43142.diarynote.jp/200809270215092074/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090719
http://43142.diarynote.jp/?day=20100415
http://43142.diarynote.jp/201104041101543361/
http://43142.diarynote.jp/201210060945309832/
http://43142.diarynote.jp/201301161544336447/
▶過去の、ナスノ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-1.ht
http://43142.diarynote.jp/?day=20050906
http://43142.diarynote.jp/200704251227010000/
http://43142.diarynote.jp/200706061351450000/
▶過去の、高良
http://43142.diarynote.jp/200410162220330000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050219
http://43142.diarynote.jp/200510030014590000/
http://43142.diarynote.jp/200612151848180000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130211
http://43142.diarynote.jp/?day=20130219
<今日の、大使>
小曽根のMCで、客席にいた米国大使のキャロライン・ケネディが紹介される。その際、場内映像でも少し抜かれる。へえ。いろんな所に、お出かけしているんだな。小学校のときの読書感想文で、彼女のお父さんのJFKの伝記をネタにしたことがあった。なんか、読書するのも感想文を書くのも大嫌い(作文は嫌いじゃなかったが)で、どさくさまぎれに“ケネディさんへ”というタイトルで、あなんたはなんて凄い人なんでしょうという賞賛問いかけをいくつか連ねたヤツをでっち上げて提出したら、なんか評判が良くて、市の読書感想文コンクールみたいのに出されてしまい、アチャーと思った記憶がある。世の中、このようにキレイ事プリテンダーがまかり通って行くことを、ぼくはそのときちゃんと認知したんだよなー。なんか、そのときの記憶が少し苦くて、ケネディという名を聞くと、体内の何かが少し曇るようなキブンを、ぼくは持つか。
◎カルテット・レジェンド<ザ・ホール>
テナー・サックスのベニー・ゴルソン(2013年5月15日)、ピアノのケニー・バロン(2001年11月20日、2009年1月7日、2003年10月10日)、ベースのロン・カーター(2001年6月7日、2004年1月14日、2010年5月6日、2011年1月30日、2012年3月3日、2012年12月11日、2014年1月19日)、ドラムのレニー・ホワイト(2010年9月1日、2010年12月3日)のカルテット。少したったビートも介する、穏健なアコースティック・ジャズ・セッションなり。
▶過去の、ゴルソン
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▶過去の、バロン
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▶過去の、カーター
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▶過去の、ホワイト
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http://43142.diarynote.jp/?day=20101203
◎カイル・シェパード<ザ・プラザ>
南アフリカ人ピアニスト(1987年生まれ)で、ソロにてパフォーマンス。本国と欧州で活動をしているようだが、大先輩のアブドゥーラ・イブラヒム(2011年8月7日)をちょい思い出させるアクセントを出すときもあった。やっぱり、偉大な先達なんだろうな。
▶過去の、イブラヒム
http://43142.diarynote.jp/201108101635051749/
◎小曽根真ノー・ネーム・ホーセズvs.クリスチャン・マクブライド・ビッグ・バンド
日米の人気奏者が率いるジャズ・ビッグ・バンドをポンと同じ舞台にのせちゃった出し物。ステージに向かって左側は、黒基調の衣服を着る小曽根(2011年3月28日、2011年8月6日、2012年8月24日、2012年9月8日、2013年8月1日、2013年10月26日)軍団。右側は、白基調のマクブライド(2000年11月1日、2006年9月17日、2007年12月18日、2009年8月30日、2012年9月8日)軍団なり。リーダーを含め、前者が15人、後者が16人。ともに、本当に腕のいい奏者をずらりと揃える。
両ビッグ・バンド員が位置するなか、ステージに灯りが点り、痩せた長身のハイカラさと少しの胡散臭さを持つおじいさんがなんかいい感じで出て来て、マクブライドと小曽根を招き入れる。そのあとのマクブライドのMCで、なんと彼はJB(2000年8月5日。この時も、一緒だったはず)の司会者をやっていたダニー・レイと判明。マクブライド一座に同行したらしいが、ええええという感じ。なんか、彼はマクブライドのビッグ・バンド公演につくことがあるよう。その事実は、マクブライドがジャズ・ビッグ・バンド表現を黒人芸能表現としてやっていることを伝える。いや、ジェイムズ・ブラウンが娯楽ジャズ・ビッグ・バンドのあり方を踏襲した部分もあったろう。物事は積み重なり、受け継がれていくのでR。
まず、1曲軽く一緒にやった後は、マクブライドのビッグ・バンドが3曲だかやる。うち、1曲はエンヤ他からリーダー作を出しているカナダ生まれのアフリカ系歌手メリッサ・ウォーカーが出て来て歌う。豪華だな。そして、その後は、小曽根ノー・ネーム・ホーシズが長尺曲「ラプソディ・イン・ブルー」を山あり谷ありで披露。ジョージ・ガーシュインってスーパーじゃあ、という感想が頭のなかで渦巻く。
最後は、小曽根がこの日のために書き下ろしたというジャンピーな曲を、まさしく一緒にやる。と、淡々と書いているが、なんか両構成員の風情を含め、音楽の楽しみや担い手へのリスペクトの感じ、米国黒人音楽の積み重ねの様など、様々な正の顔が見えて、なんかとっても良かった。この出し物、今年の東京ジャズのハイライトではなかったか。当初の予定よりも30分おして終わったが、それに顔をしかめる人は誰もいなかったろう。
▶過去の、小曽根
http://43142.diarynote.jp/?day=20110328
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▶過去の、マクブライド
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200609190457510000/
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▶過去の、ブラウン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm サマーソニック
◎フラット・アース・ソサエティ
ベルギーの跳ねっ返りジャズ集団(2006年11月15日)の実演はさわり程度、見る。うわあ、ステージの後のほうに管奏者がひしめいている。全部で15人ぐらいいたのか。フランク・ザッパの曲もやったが、なんかぼくには楽しく感じることができなかった。昨日、ICPオーケストラを見ちゃったのも、その感想に影響しているか。
▶過去のF.E.S.
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◎ハービー・ハンコック<ザ・ホール>
ハンコック(2000年3月14日、2001年12月27日、2003年8月23日、2005年8月21日、2012年3月3日)が使用していたグランド・ピアノは、イタリアのメイカーのファツィオリ。その企業名があちことにデカく入っていて、それは目立つ。その様は上品ではなく、ノリとしては、電気キーボード的なロゴの載せ方とも言えようか。この晩のパフォーマンスはヘッドハンターズ期を下敷きにするもので、それほどグランド・ピアノを弾きはしなかったが。電気キーボードはコルグで、ここぞというとき持ち出すショルダー・キーボードはローランドを、彼は使っていた。
電気ギターのリオネル・ルエケ(2002年7月3日、2005年8月21日、2007年7月24日、2012年3月3日)、6弦電気ベースのジェイムス・ジナス(2012年1月13日、2012年3月3日 、2013年9月3日)、ドラムのヴィニー・カリウタ(2009年2月6日)という編成なり。ドラマー以外は、ぼくが2012年3月にジャカルタで見たととき(2012年3月3日)と同じ面子であり、演奏内容もほぼ同じ。あんた、この2年間なんの進歩もないやんけと突っ込みを入れたくもなるが、憎めず。やっぱ、ぼくはハンコックのこと好きなんだなー。ベニン出身のルエケ(ピックを用いず、ブルース・マンのように指弾きする)の活躍範囲が増しているのは正解。かつてフランク・ザッパのバンドにいたカリウタ(テリー・ボジオの後に在籍し、それが彼の最初の大きな仕事なり。そして、初来日は1980年代半ばの渡辺貞夫のサポートなはず)はマッチド・グリップ的な出音ながら、すべてレギュラー・グリップで音を出す。ジナスは縦と電気の両刀奏者だが、ここでの演奏の魅力は皆目ぼくは分らず。グルーヴねえ。なお、ハンコックは現在ポール・マッカートニーと同じマネイジメントであり、ギャラもかなり高いという話だ。
▶過去の、ハンコック
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
▶過去の、ルエケ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm テレンス・ブランチャード
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200708051737070000/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
▶過去の、ジナス
http://43142.diarynote.jp/201201141645353138/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201309051241384602/
▶過去の、カリウタ
http://43142.diarynote.jp/?day=20090206
◎アーマッド・ジャマル<ザ・ホール>
あのマイルス・デイヴィスも感化された旧シカゴ・ジャズ・シーンの顔役ピアニストが、ジャマルさん(2003年10月27日)。バックステージでは、シカゴの後輩ピアニストであるハービー・ハンコックが挨拶しにいっている? また、ジャマルは上原ひろみのファースト作をプロデュースしており、最後の曲が終わると、上原は大きな花束を彼に渡しにステージに出て来た。
サイドはベースのレジナルド・ヴィール(2004年9月7日、2007年9月7日、2010年9月30日、2011年2月25日)とドラマーのハーリン・ライリー(2000年3月9日、2007年9月7日、2010年6月13日、2010年9月30日)、そしてパーカッションのマノロ・バドレーナ。おお、いい面子揃えているぢゃん。彼らは、ラテン・アクセントも持つしなやかさと強さを併せ持つビートの波という感じの音(それは、かなり現代的であるとも感じさせる)を出し、それにジャマルは思うまま指をはわせる。ときに、アヴァンギャルドな指さばきをこれみよがし気味で繰り出し、それは下品という形容もどこか可能なのであるが、とにかくそんなのどうでもいいじゃないかと思えるほど、なんか自在でスタイリッシュ。ええっ、彼ってこんなピアノを弾いたっけという感じもありあり。面白すぎる。そして、微笑みながら、グループ演奏総体にも気を配り、構成員たちと会話しようとする様は素敵すぎる。
しかし、1930年生まれのジャマールの外見の格好のいいこと。特殊襟を持つスーツをお洒落に着こなし、眼鏡も何気に高価そう。顔はカーティス・メイフィールドを上品に年寄りにした感じで、ウシシ。あ、メイフィールドもシカゴの音楽界が生んだ偉人。ジャマールは60年代はアーゴ(チェス)からレコードを出すなどもろにシカゴのシーンと密着していたので、きっとメイフィールドとも面識があったと思われる。とともに、そんな外見の人だから多少下卑た指さばきを見せても、全然そうは感じさせないわけでもある。背筋はピンとしていて、まだまだやれそう。いやあああ、見ることができて良かった! また、見たいっ。
▶︎過去の、アーマッド・ジャマル
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm
▶過去の、ヴィール
http://43142.diarynote.jp/?day=20040907
http://43142.diarynote.jp/200709131138020000/
http://43142.diarynote.jp/201010030952428017/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110225
▶過去の、ライリー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm ウィントン・マルサリス
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http://43142.diarynote.jp/?day=20100613
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◎菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール<ザ・ホール>
鬼才リード奏者/クリエイター/歌手(2001年9月22日、2002年1月5日、2002年11月30日、2004年7月6日、2004年8月12日、2005年6月9日、2006年1月21日、2007年11月7日、2009年7月19日、2010年3月26日、2011年4月22日、2011年5月5日、2011年7月31日、2013年3月26日、2013年7月27日、2014年2月20日、2014年4月3日)率いる全11人のその演奏を聞いて、今回のホール会場はPA音がいいなと感じる。また、4曲ではUA(2004年7月6日、2004年8月12日、2007年1月27日、2009年5月30日、2014年4月3日)が出て来て歌うが、やっぱり彼女は個があり、凄い。感服するな。
▶過去の、菊地
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-9.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-1.ht
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http://43142.diarynote.jp/200407062149440000/
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http://43142.diarynote.jp/201404050818444425/
▶過去の、UA
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http://43142.diarynote.jp/?day=20040812
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http://43142.diarynote.jp/200906061045286071/
http://43142.diarynote.jp/201404050818444425/
◎ロイ・アサフ・トリオ<ザ・プラザ>
アサフはイスラエル人で、NY 在住。ベーシストも在NYイスラエル人であるようだ。普通に、いい現代ピアノを弾く人なり。そういえば、在NYのイスラエル人トランペッターで、今のジャズ・トランペットのトップ・ランナーと言えるだろうアヴィシャイ・コーエン(2010年8月22日)も只今来日中で、今日は新宿でライヴを持っているはず。きっと、いいショウをやったんだろうな。
▶過去の、トランペッターのアヴィシャイ・コーエン
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◎上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
途中から見たが、いやはや、特殊バンド回路に支えられた、そのインタープレイの激しさや密度の濃さはなんと言っていいものやら。曲やリズムの感覚とか、ぼくの好みから離れもするのだが、個性を持ち、壮絶であるのは間違いない。これと比べりゃ、昨日のミシェル・カミロとのデュオ演奏は穏健とも思える。もう、上原(2004年11月25日、2005年7月31日、2006年9月3日、2009年9月4日、2010年12月3日、2011年9月3日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年7月25日、2012年12月9日、2014年9月6日)の弾いているときの顔付きが違う(こっちのほうが、鬼気迫る)し、これぞ意義あるワーキング・バンドでの演奏とも思える。蛇足だが、ベースのアンソロニー・ジャクソン(2004年1月27日、2011年9月3日、2012年7月25日、2012年12月9日)はスティーヴ・カーンの1980年代のパーマネント・グループであるアイウィットネスのメンバーで、近年ジャマルのグループに入っているバドレーナもまたそう。裏で、二人はやあやあと旧交を温めていたかもしれない。
▶過去の、上原
http://43142.diarynote.jp/200411292356580000/
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http://43142.diarynote.jp/200609070211000000/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
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http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
http://43142.diarynote.jp/201409100929108025/
▶過去の、ジャクソン
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
▶過去の、フィリップス
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201109300923303323/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
◎ドント・パニック! ウィアー・フロム・ポーランド<ザ・プラザ>
出し物名だとなんのこっちゃ?となるが、これは現在ベルリン拠点(らしい)のギタリストの内橋和久(2004年7月6日、2005年9月6日、2007年1月27日、2009年9月27日、2010年9月11日、2011年5月22日、2012年6月17日)が仕切る、ポーランド人と日本人のセッション。もう、21時すぎに野外で、ぶわぶわとフリー・ジャズ系音が溢れ出る。ひゃは。遠くから知人と寛ぎながら接していたので、誰が何をしているかはチェックを入れなかったが、パンフを見たら以下の通りなり、ポーランド勢は、アルトのマチェック・オバラ、クラリネットのパヴュウ・シャンブルスキ、ヴァイオリンのパトルィク・ザクロスキ、ドラムのイェジー・ロゲェヴィチ。日本人は、アルトの坂田明(2006年8月8日、2008年9月25日、2009年7月19日2010年4月15日、2011年4月1日、2012年10月3日、2013年1月12日)、電気ベースのナスノミツル(2002年1月5日、2005年9月6日、2007年4月21日、2007年6月3日)、ヴァイブラフォンの高良久美子(2004年10月10日、2005年2月19日、2005年9月17日、2006年12月13日、2013年2月11日、2013年2月19日)という、面々が重なっていたよう。今日誕生日だった知人を祝うため近くのお店に流れちゃったけど、予定では23時近くまでやっていたはず。
▶過去の、内橋
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▶過去の、坂田
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http://43142.diarynote.jp/201210060945309832/
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▶過去の、ナスノ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-1.ht
http://43142.diarynote.jp/?day=20050906
http://43142.diarynote.jp/200704251227010000/
http://43142.diarynote.jp/200706061351450000/
▶過去の、高良
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http://43142.diarynote.jp/?day=20050219
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http://43142.diarynote.jp/200612151848180000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130211
http://43142.diarynote.jp/?day=20130219
<今日の、大使>
小曽根のMCで、客席にいた米国大使のキャロライン・ケネディが紹介される。その際、場内映像でも少し抜かれる。へえ。いろんな所に、お出かけしているんだな。小学校のときの読書感想文で、彼女のお父さんのJFKの伝記をネタにしたことがあった。なんか、読書するのも感想文を書くのも大嫌い(作文は嫌いじゃなかったが)で、どさくさまぎれに“ケネディさんへ”というタイトルで、あなんたはなんて凄い人なんでしょうという賞賛問いかけをいくつか連ねたヤツをでっち上げて提出したら、なんか評判が良くて、市の読書感想文コンクールみたいのに出されてしまい、アチャーと思った記憶がある。世の中、このようにキレイ事プリテンダーがまかり通って行くことを、ぼくはそのときちゃんと認知したんだよなー。なんか、そのときの記憶が少し苦くて、ケネディという名を聞くと、体内の何かが少し曇るようなキブンを、ぼくは持つか。