Hanali、ベン・フロスト
2014年10月2日 音楽 渋谷・www。会場に入ると、Hanaliがやっている。ゴルジェと呼ばれるクラブ系ミュージックがあって、タム音連打使いが決め手とも言われ、また電気音楽と一般的には相反する自然邂逅や肉体駆使といったファクターも入り込むとかなんとか……。Hanaliはゴルジェの日本の代表選手と言われる人だが、なるほど、生身の人間がオペレイトしているとがっつり分るのがいい。そんな風情のもと、彼(ときに、額にライトをつけたりも)はがちんこ感覚に満ちた音をごんごん送り出す。グルーヴィとはあまり思わないが、肉体性たっぷり。ハードで、生理的に野卑。ゴルジェの担い手の実演には今回初め触れたが、ぼくはゴルジェをそう理解した。
休憩を挟んで、メイン・アクトのベン・フロストが登場し、新作『オーロラ』の名を冠したライヴを行う。場内が、急に混む。2005年以降アイスランドのレイキャビクを拠点に置いている、何かと同業者からも評判が高いオーストラリア人。悪意や刺のあるアンビエントと書きたくなるような、ノイズ・エレクトロニカ表現を送り出す。ちょいギターを持ったときもあったが、あんまし関係ないか。背後からストロボが派手にたかれるなか、基本切れ目なしに、思うままの起承転結が送り出された。
<今日の、淡い欲求>
フロストは写真家リチャード・モズ他とコラボったりもしているが、映像使いはなし。彼はエイブルトン・ライヴを用いているようだが、なんかその実演に接していて試してみたくなったりして……。ハードとソフトあわせて、10万ぐらいだっけ?
休憩を挟んで、メイン・アクトのベン・フロストが登場し、新作『オーロラ』の名を冠したライヴを行う。場内が、急に混む。2005年以降アイスランドのレイキャビクを拠点に置いている、何かと同業者からも評判が高いオーストラリア人。悪意や刺のあるアンビエントと書きたくなるような、ノイズ・エレクトロニカ表現を送り出す。ちょいギターを持ったときもあったが、あんまし関係ないか。背後からストロボが派手にたかれるなか、基本切れ目なしに、思うままの起承転結が送り出された。
<今日の、淡い欲求>
フロストは写真家リチャード・モズ他とコラボったりもしているが、映像使いはなし。彼はエイブルトン・ライヴを用いているようだが、なんかその実演に接していて試してみたくなったりして……。ハードとソフトあわせて、10万ぐらいだっけ?