フジ・ロック・フェスティヴァル05
2005年7月31日 昨日あまりに雨が降ったためか、起きたらけっこうな晴天。ホテルのフロン
トも終日晴れのようですと言ってるので軽装で出ちゃおうと思ったけど、今日
だけ来る人に昨晩「雨具と泥道対策は必須」と進言したことがひっかかって(
?)それなりの装備で会場入りしたら、夕方から土砂降り。二日目が中止にな
った台風直撃の初回(富士天神平スキー場)をのぞいて、今まで一番天気には
恵まれないフジ・ロックとなったのではないか。
この日、まずちゃんと見たのは日本のブルース・バンドの草分けウェスト・
ロード・ブルーズ・バンド(オレンジ)。オリジナル・メンバーにて。さすが
、みんな勘どころを掴んでらっしゃる。みんなおっさんの体系になっていて格
好も良くないのだが、永井“ホトケ”隆だけはスマートでちゃんとカッコつけ
ているのにまず感服する。そう、それはブルースは70年代初頭にヒップな存在
で、スタイリッシュな若者が飛びついたという事実を示唆するものではないか
。とともに、彼はフロントに立つ資質をきっちり持っていることも思い知らさ
れた。これまで彼のことをちゃんと見たことがなかったということもあるかも
しれないが、今回のフジ・ロックでぼくのホトケ評価は物凄く上がった。フジ
・ロック会場のなかでは比較的年齢層が高めのオーディエンスもなんの負荷も
なく彼らの演奏を楽しんでいたと思う。
そのあと、ホワイトのソウル・フラワー・ユニオン(1999年12月16日:
満員の客が盆踊り状態になっていて微笑ましかった)とグリーンのエゴ・ラッ
ピン(けっこう、感じが変わっていたなあ)を横目にオアシス(フード・コー
ト)まで行って人と落ち合いぐだぐだ飲んでいたら、ちょい見たいナと思って
いたアースリート(セカンドはいまいちだけど、ファーストは大好き)をミス
。後日取材をすることになっているザ・フューチャーヘッズの真価をレッド・
マーキーで最低限見極めてまた奥に戻り、上原ひろみ(オレンジ)、ヤンダー
・マウンテン・ストリング・バンド(ヘヴン)、犬式(ジプシー・アヴァロン
)、ソウライヴ(ヘヴン)、ロス・ロボス(オレンジ)などをつまみ食い。ソ
ウライヴ(2004年4月1日、他)は二管を伴ってのもので、リーダー格の
アラン・エヴァンス(ドラム)がウォーの「スリッピン・イン・ザ・ダークネ
ス」を歌ったりも。ロス・ロボス(2004年10月7日)のステージにはかつ
て彼らが米国きってのモダン・ロックの担い手であったことを示すように(?
)、マーズ・ヴォルタ(2004年1月7日)のオマー他が加わったという。
それから、ホワイトのシガー・ロス(2003年4月14日)、レッド・マー
キーのスーコ103、グリーンのプライマル・スクリーム(2000年2月11
日、2002年11月16日)、などにも触れる。月曜帰りだとゆっくりしてられ
ていいなあ。
05年は過去一番の観客動員があったようだが、過剰に混んでいるとは感じな
かったな。ヘヴンやオレンジにいることが多いためだろうけど。それにしても
自分でも阿呆かと思ってしまうほど、落ちつきのないショウ享受の仕方をして
いる。雨降りってこともありなんかじっとしているのがイヤだったのと、ある
ことが理由で今回はできるだけ動こうと思ったからでもあったのだが。まあ、
備忘録もかねて、今年はちょい見のも含めて一応書いておこう。
なお。今年はオレンジ・コートの奥にオート・キャンプ・サイトというのが
出来た。サッカー・コートを用いていて、オレンジ・コートから徒歩5分のと
ころにあるという。知人がそこを今回利用したのだが(二人ぶんの3日券と駐
車料をあわせて、9万円とか)、みんなキャンピング・カーではなく普通の乗
用車を停め、その横にテントを張っていたそう。ともあれ、スペースの余裕は
あるし、火を使ってもいいし、水場も近いそうで、かなり使い勝手はいいらし
い。オレンジやヘヴンを主に見るなら、相当に便利なのではないか。ちょい休
みに戻ることも容易だろうし。ただ、木曜に入り、月曜に帰ることを強いられ
るそうだが。
最後に要望というか、注文を。出演者の数がどんどん増えているのに、一時期
よりアーティスト選択の幅がせまくなっているように感じるられるのはどうし
たことか。今年に限ってみれば、ブラック系出演者はサマー・ソニックに大敗
だし、オレンジ・コートとヘヴンの出演者に関してはどうにもこうにも首を傾
げたくなっちゃう。
トも終日晴れのようですと言ってるので軽装で出ちゃおうと思ったけど、今日
だけ来る人に昨晩「雨具と泥道対策は必須」と進言したことがひっかかって(
?)それなりの装備で会場入りしたら、夕方から土砂降り。二日目が中止にな
った台風直撃の初回(富士天神平スキー場)をのぞいて、今まで一番天気には
恵まれないフジ・ロックとなったのではないか。
この日、まずちゃんと見たのは日本のブルース・バンドの草分けウェスト・
ロード・ブルーズ・バンド(オレンジ)。オリジナル・メンバーにて。さすが
、みんな勘どころを掴んでらっしゃる。みんなおっさんの体系になっていて格
好も良くないのだが、永井“ホトケ”隆だけはスマートでちゃんとカッコつけ
ているのにまず感服する。そう、それはブルースは70年代初頭にヒップな存在
で、スタイリッシュな若者が飛びついたという事実を示唆するものではないか
。とともに、彼はフロントに立つ資質をきっちり持っていることも思い知らさ
れた。これまで彼のことをちゃんと見たことがなかったということもあるかも
しれないが、今回のフジ・ロックでぼくのホトケ評価は物凄く上がった。フジ
・ロック会場のなかでは比較的年齢層が高めのオーディエンスもなんの負荷も
なく彼らの演奏を楽しんでいたと思う。
そのあと、ホワイトのソウル・フラワー・ユニオン(1999年12月16日:
満員の客が盆踊り状態になっていて微笑ましかった)とグリーンのエゴ・ラッ
ピン(けっこう、感じが変わっていたなあ)を横目にオアシス(フード・コー
ト)まで行って人と落ち合いぐだぐだ飲んでいたら、ちょい見たいナと思って
いたアースリート(セカンドはいまいちだけど、ファーストは大好き)をミス
。後日取材をすることになっているザ・フューチャーヘッズの真価をレッド・
マーキーで最低限見極めてまた奥に戻り、上原ひろみ(オレンジ)、ヤンダー
・マウンテン・ストリング・バンド(ヘヴン)、犬式(ジプシー・アヴァロン
)、ソウライヴ(ヘヴン)、ロス・ロボス(オレンジ)などをつまみ食い。ソ
ウライヴ(2004年4月1日、他)は二管を伴ってのもので、リーダー格の
アラン・エヴァンス(ドラム)がウォーの「スリッピン・イン・ザ・ダークネ
ス」を歌ったりも。ロス・ロボス(2004年10月7日)のステージにはかつ
て彼らが米国きってのモダン・ロックの担い手であったことを示すように(?
)、マーズ・ヴォルタ(2004年1月7日)のオマー他が加わったという。
それから、ホワイトのシガー・ロス(2003年4月14日)、レッド・マー
キーのスーコ103、グリーンのプライマル・スクリーム(2000年2月11
日、2002年11月16日)、などにも触れる。月曜帰りだとゆっくりしてられ
ていいなあ。
05年は過去一番の観客動員があったようだが、過剰に混んでいるとは感じな
かったな。ヘヴンやオレンジにいることが多いためだろうけど。それにしても
自分でも阿呆かと思ってしまうほど、落ちつきのないショウ享受の仕方をして
いる。雨降りってこともありなんかじっとしているのがイヤだったのと、ある
ことが理由で今回はできるだけ動こうと思ったからでもあったのだが。まあ、
備忘録もかねて、今年はちょい見のも含めて一応書いておこう。
なお。今年はオレンジ・コートの奥にオート・キャンプ・サイトというのが
出来た。サッカー・コートを用いていて、オレンジ・コートから徒歩5分のと
ころにあるという。知人がそこを今回利用したのだが(二人ぶんの3日券と駐
車料をあわせて、9万円とか)、みんなキャンピング・カーではなく普通の乗
用車を停め、その横にテントを張っていたそう。ともあれ、スペースの余裕は
あるし、火を使ってもいいし、水場も近いそうで、かなり使い勝手はいいらし
い。オレンジやヘヴンを主に見るなら、相当に便利なのではないか。ちょい休
みに戻ることも容易だろうし。ただ、木曜に入り、月曜に帰ることを強いられ
るそうだが。
最後に要望というか、注文を。出演者の数がどんどん増えているのに、一時期
よりアーティスト選択の幅がせまくなっているように感じるられるのはどうし
たことか。今年に限ってみれば、ブラック系出演者はサマー・ソニックに大敗
だし、オレンジ・コートとヘヴンの出演者に関してはどうにもこうにも首を傾
げたくなっちゃう。