グラマラス(ヴィンセント・アトミクス、他)
2005年2月19日 グラマラスという芳垣安洋(2004年11月17日、他)が主催するイヴェント(
レーベル名でもある)で、渋谷・クラブクアトロ。昼さがりサッカーのA3チ
ャンピオンズ・カップの試合見てたら(昔からマリノスは贔屓にしているが、
どーしても岡田監督には親しみを覚えん。あのフランスW杯のときの戦術は予
選突破を現実的に見据えた名采配であったとは思うにも係わらず。俺、眉が薄
い人間を嫌いなのかな?)、扁桃腺が腫れ気味になってきて、ちょっとイヤな
面持ちで会場に(週開けて、少し熱を出す。それでダン・ヒックスをパスする
)。前日に続きとても寒く小雨が降る日だったが、入りはなかなか。それ、芳
垣人気(そーゆえば、誰かジャン・レノみたいじゃないと言っていたナ)だっ
たら素晴らしい。まあ、かなり出演者の顔ぶれは豪華だしな。
まず、今回のイヴェント用に組んだというベーシスト、松永孝義(電気ベー
スだけを弾く)のスペシャル・グループ。ミュート・ビートの同僚であった増
井郎人(tb) 、リード楽器の矢口博康(元リアル・フィッシュ) 、ギターの桜
井芳樹(ロンサム・ストリングス、ストラーダ、シカラムータ)、ドラムの井
の浦英雄(海の幸、サンディ&サンセッツ)他、9人編成。また、一部3人の
女性コーラスも加わったりも。基本的にはレゲエのビートに根を置くが、置か
ないものも。生理としてのエキゾや越境がその奥にあったような。とくに、ホー
ン・セクションなしでピアニカを弾くHakase-sunをフィーチャーした有名曲カ
ヴァー(曲名おもいだせず)は素晴らしかった。時空を超えると書くと大げさ
だが、すうっと枠をかっとぶ感じがあったもん。それにしても、ベースの音レ
ヴェルがとっても高いのにはびっくり。いくらなんでも……。
そして、2004年11月19日のROVO公演にも出ていたGOMAが、セット・
チェンジの間パフォームする。デュジュリデゥを音処理しつつ(ぶっとい、音
になるんだなあ)、ラップトップ音なんかも絡ませつつ、今ノリで聞かせる。
アリですね。この後出てきた芳垣のMCによると、ROVOのときの共演が縁
での出演になったようだ。
で、芳垣率いるヴィンセント・アトミクス。2ドラム、2ヴァイオリン、2
トンボーン、ヴァイブ、縦ベースという変則編成。岡部洋一、太田恵資、勝井
祐二、松本治、青木タイセイ、高良久美子、水谷浩章……、ROVOと大友良
英のONJQ/ONJEと渋さ関連者、プラス・アルファですね。で、けっこ
う構成されているようでどんどん自由に動いていくような表現(各曲は長目)
を触れて、なるほどと唸る。だって、どこにもない、誰でもない、彼らの音楽
になっていたもの。もうちょっと、明快な部分があってもいいとは思ったけど
。ともあれ、ジャズの冒険精神/ある種の流儀を糧に思うまま漂おうとする、
複雑にして不思議な流麗さを持つ音楽……。
レーベル名でもある)で、渋谷・クラブクアトロ。昼さがりサッカーのA3チ
ャンピオンズ・カップの試合見てたら(昔からマリノスは贔屓にしているが、
どーしても岡田監督には親しみを覚えん。あのフランスW杯のときの戦術は予
選突破を現実的に見据えた名采配であったとは思うにも係わらず。俺、眉が薄
い人間を嫌いなのかな?)、扁桃腺が腫れ気味になってきて、ちょっとイヤな
面持ちで会場に(週開けて、少し熱を出す。それでダン・ヒックスをパスする
)。前日に続きとても寒く小雨が降る日だったが、入りはなかなか。それ、芳
垣人気(そーゆえば、誰かジャン・レノみたいじゃないと言っていたナ)だっ
たら素晴らしい。まあ、かなり出演者の顔ぶれは豪華だしな。
まず、今回のイヴェント用に組んだというベーシスト、松永孝義(電気ベー
スだけを弾く)のスペシャル・グループ。ミュート・ビートの同僚であった増
井郎人(tb) 、リード楽器の矢口博康(元リアル・フィッシュ) 、ギターの桜
井芳樹(ロンサム・ストリングス、ストラーダ、シカラムータ)、ドラムの井
の浦英雄(海の幸、サンディ&サンセッツ)他、9人編成。また、一部3人の
女性コーラスも加わったりも。基本的にはレゲエのビートに根を置くが、置か
ないものも。生理としてのエキゾや越境がその奥にあったような。とくに、ホー
ン・セクションなしでピアニカを弾くHakase-sunをフィーチャーした有名曲カ
ヴァー(曲名おもいだせず)は素晴らしかった。時空を超えると書くと大げさ
だが、すうっと枠をかっとぶ感じがあったもん。それにしても、ベースの音レ
ヴェルがとっても高いのにはびっくり。いくらなんでも……。
そして、2004年11月19日のROVO公演にも出ていたGOMAが、セット・
チェンジの間パフォームする。デュジュリデゥを音処理しつつ(ぶっとい、音
になるんだなあ)、ラップトップ音なんかも絡ませつつ、今ノリで聞かせる。
アリですね。この後出てきた芳垣のMCによると、ROVOのときの共演が縁
での出演になったようだ。
で、芳垣率いるヴィンセント・アトミクス。2ドラム、2ヴァイオリン、2
トンボーン、ヴァイブ、縦ベースという変則編成。岡部洋一、太田恵資、勝井
祐二、松本治、青木タイセイ、高良久美子、水谷浩章……、ROVOと大友良
英のONJQ/ONJEと渋さ関連者、プラス・アルファですね。で、けっこ
う構成されているようでどんどん自由に動いていくような表現(各曲は長目)
を触れて、なるほどと唸る。だって、どこにもない、誰でもない、彼らの音楽
になっていたもの。もうちょっと、明快な部分があってもいいとは思ったけど
。ともあれ、ジャズの冒険精神/ある種の流儀を糧に思うまま漂おうとする、
複雑にして不思議な流麗さを持つ音楽……。