サード・コースト・キングス。蜂谷真紀
2014年9月25日 音楽 渋谷・クラブクアトロで、デトロイトのファンク・バンドである、サード・コースト・キングスを見る。全7人がステージ上に。ギター、ベース、ドラム(つまりキーボードレスの編成)に、テナー・サックス(一部バリトンも吹く)、トランペット、トロンボーンという演奏陣は、譜面台を置いている人たちはいず。皆、ネクタイとジャケットを着用。ドラマーはラディックを用い、昔のジャズ風に設定はシンプル。そして、そのフロントには客にいろいろアピールせんとするアフリカ系のシンガーが位置する。という編成はタワー・オブ・パワーみたいだが、JB(2000年8月5日)とアヴェレイジ・ホワイト・バンド(2007年11月26日、2014年1月29日)をくっつけたみたいと形容したくなる音楽性を持つと思ったか。がりがり音を出す彼らは、ウォー(2007年11月6日、2009年8月9日)の「スリッピン・イン・ザ・ダークネス」やジェイムズ・ブラウンの「ソウル・パワー」のカヴァーも披露。この晩は休憩を挟んでの2ショウ制。2部の途中で、次の場に移動する。
▶過去の、JB
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm サマーソニック
▶過去の、AWB
http://43142.diarynote.jp/200711290931440000/
http://43142.diarynote.jp/201401301533407584/
▶過去の、ウォー関連
http://43142.diarynote.jp/200711101235120000/
http://43142.diarynote.jp/200908181436378859/
そして、新宿ピットインに行って、シンガーの蜂谷真紀(2008年8月24日、2009年1月8日、2010年9月11日、2014年7月22日)の<次ナルJAZZ問答;服部マサツグ 編 >と題されたショウを見る。トランペッターの松島啓之と類家心平(2011年5月5日、2014年6月13日)、縦ベーシストの東保光、ドラムの服部マサツグという面々。わざわざドラマーの名前を出し物名に出しているのは、今回いつものドラマーではないからのよう。
セカンド・セットから見るが、けっこう驚くとともに、これは新鮮だった。というのも、ぼくは過去の蜂谷の実演はフリー・インプロヴィゼーションで行くものしか見たことがなかったから。ま、今回もソロの部分はかなりブっとんだりもする(ジャズ素養/技術のあるヨーコ・オノ〜2009年1月21日〜という形容がしたくなる場合もあるか)が、もっとジャズ、おいしいジャズ。オリジナルを中心にやっていたが、まず楽曲と(バンド・)アレンジがあったうえで、彼女やバンド員の相乗や即興が展開される。まず、その設定が興味深い。また、スタンダードの「ラヴ・フォー・セール」もやったが、かなり様相を変えたそれも面白い。トランペッターを二人並べるというのも普通はなかなかできないことだし、リズムの設定も考えられている。ベースのアルコ弾きの音が良かったナ。一部で蜂谷はピアノも弾いたが、今回はまず見事なバンド・リーダー/ソング・ライター/アレンジャーであることを開いたうえで、突き抜けたヴォイス・インプロヴァイザーの姿を出していた。あっぱれ。
▶過去の、蜂谷
http://43142.diarynote.jp/200808260821260000/
http://43142.diarynote.jp/200901091437341082/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100911
http://43142.diarynote.jp/201407231341189225/
▶過去の、類家
http://43142.diarynote.jp/?day=20110505
http://43142.diarynote.jp/201406160956273046/
▶過去の、オノ
http://43142.diarynote.jp/200901221504141906/
<今日の、発見>
昼間に移動していて、地下鉄半蔵門駅のホーム構内の部分部分が、歌舞伎を想起させる黒/緑/柿色の3色板がディスプレイされていることに、初めて気付く。あ、なるほど半蔵門には国立劇場があるからなのかと、なんとなく合点。昔、歌舞伎見に行ったことがあったよな。そういえば、本編のほうで老舗ドラム・メイカーの名をラディックと表記したが、これって本当なのか? 日本では昔からそう表記されていて、ぼくの頭のなかにはそうきっちり刷り込まれているが、綴りは“Ludwig”。まっさらだと、ラドゥウィグとか読みたくなるよなー。はて、実際は?
▶過去の、JB
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▶過去の、AWB
http://43142.diarynote.jp/200711290931440000/
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▶過去の、ウォー関連
http://43142.diarynote.jp/200711101235120000/
http://43142.diarynote.jp/200908181436378859/
そして、新宿ピットインに行って、シンガーの蜂谷真紀(2008年8月24日、2009年1月8日、2010年9月11日、2014年7月22日)の<次ナルJAZZ問答;服部マサツグ 編 >と題されたショウを見る。トランペッターの松島啓之と類家心平(2011年5月5日、2014年6月13日)、縦ベーシストの東保光、ドラムの服部マサツグという面々。わざわざドラマーの名前を出し物名に出しているのは、今回いつものドラマーではないからのよう。
セカンド・セットから見るが、けっこう驚くとともに、これは新鮮だった。というのも、ぼくは過去の蜂谷の実演はフリー・インプロヴィゼーションで行くものしか見たことがなかったから。ま、今回もソロの部分はかなりブっとんだりもする(ジャズ素養/技術のあるヨーコ・オノ〜2009年1月21日〜という形容がしたくなる場合もあるか)が、もっとジャズ、おいしいジャズ。オリジナルを中心にやっていたが、まず楽曲と(バンド・)アレンジがあったうえで、彼女やバンド員の相乗や即興が展開される。まず、その設定が興味深い。また、スタンダードの「ラヴ・フォー・セール」もやったが、かなり様相を変えたそれも面白い。トランペッターを二人並べるというのも普通はなかなかできないことだし、リズムの設定も考えられている。ベースのアルコ弾きの音が良かったナ。一部で蜂谷はピアノも弾いたが、今回はまず見事なバンド・リーダー/ソング・ライター/アレンジャーであることを開いたうえで、突き抜けたヴォイス・インプロヴァイザーの姿を出していた。あっぱれ。
▶過去の、蜂谷
http://43142.diarynote.jp/200808260821260000/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20100911
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▶過去の、類家
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▶過去の、オノ
http://43142.diarynote.jp/200901221504141906/
<今日の、発見>
昼間に移動していて、地下鉄半蔵門駅のホーム構内の部分部分が、歌舞伎を想起させる黒/緑/柿色の3色板がディスプレイされていることに、初めて気付く。あ、なるほど半蔵門には国立劇場があるからなのかと、なんとなく合点。昔、歌舞伎見に行ったことがあったよな。そういえば、本編のほうで老舗ドラム・メイカーの名をラディックと表記したが、これって本当なのか? 日本では昔からそう表記されていて、ぼくの頭のなかにはそうきっちり刷り込まれているが、綴りは“Ludwig”。まっさらだと、ラドゥウィグとか読みたくなるよなー。はて、実際は?