アイルランドの大御所シンガー・ソングライター(2002年9月3日)の公演を、丸の内・コットンクラブで見る。ファースト・ショウ。
完全弾き語り。アコースティック・ギター(創意工夫のもと、すべてピックで弾く)を主に、ピアノを弾きながら歌う曲も、アンコールを含めてそれは3曲。もうちょいピアノ曲比率が高くても良かったか。
現在、68歳。まっすぐ、朗々、堂々。すごいな、風格はあるが、衰えなし。だって、相当にマイクから離れて歌っていて殆ど地声が聞こえてくるような気がするし、ギター音も当然そう。正面に立てられたマイクで歌声とギター音を拾っており、PAからはその音が聞こえてきているらしいが、生理としては“生の力”で場内の空気を揺らしているような感じがあった。熟達者は会場を無理なく、自分を共鳴させる器にしてしまうのだ。そして、その様子は、音楽と向き合っている人、確かな才とともに音楽を生業にしている人がここにいることを、教えた。
彼は不思議なステップを踏みながら、ギター弾き語りをしたりもする。それはオールドなロックンローラー的な何かと繋がっている……?
▶過去の、ポール・ブレイディ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
<今日の、メール>
なんかハース・マルティネス(1999年4月21日)が亡くなってしまったようですとの連絡が入る。オレぐらいの年代の少しヒネたロック愛好者にとって1970年代中期のワーナー発の2枚は必須作みたいな感じもあったよな。実はハースというと、ぼくはセッション・ベーシストのチャック・ドメニコの名を思い出す。ファースト作とかの彼のアコースティック・ベースに何故かひかれて、エレクトリック・ベースでコピーしたりしたんだよなー。
▶過去の、ハース・マルティネス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live1.htm
完全弾き語り。アコースティック・ギター(創意工夫のもと、すべてピックで弾く)を主に、ピアノを弾きながら歌う曲も、アンコールを含めてそれは3曲。もうちょいピアノ曲比率が高くても良かったか。
現在、68歳。まっすぐ、朗々、堂々。すごいな、風格はあるが、衰えなし。だって、相当にマイクから離れて歌っていて殆ど地声が聞こえてくるような気がするし、ギター音も当然そう。正面に立てられたマイクで歌声とギター音を拾っており、PAからはその音が聞こえてきているらしいが、生理としては“生の力”で場内の空気を揺らしているような感じがあった。熟達者は会場を無理なく、自分を共鳴させる器にしてしまうのだ。そして、その様子は、音楽と向き合っている人、確かな才とともに音楽を生業にしている人がここにいることを、教えた。
彼は不思議なステップを踏みながら、ギター弾き語りをしたりもする。それはオールドなロックンローラー的な何かと繋がっている……?
▶過去の、ポール・ブレイディ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
<今日の、メール>
なんかハース・マルティネス(1999年4月21日)が亡くなってしまったようですとの連絡が入る。オレぐらいの年代の少しヒネたロック愛好者にとって1970年代中期のワーナー発の2枚は必須作みたいな感じもあったよな。実はハースというと、ぼくはセッション・ベーシストのチャック・ドメニコの名を思い出す。ファースト作とかの彼のアコースティック・ベースに何故かひかれて、エレクトリック・ベースでコピーしたりしたんだよなー。
▶過去の、ハース・マルティネス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live1.htm