KYOTO JAZZ MASSIVE
2017年3月29日 音楽 沖野修也(2016年6月3日)の事務所“Extra Ffreedom”設立20周年を祝う公演とか。昔西麻布のレコード会社で彼に取材したことがあったけど、それは設立前後のことだったのかもしれないな。かつてはMOND GROSSOを抱えていたが、DJ KAWASAKIやROOT SOULが所属しているとか。
MC(演奏中は、鳴り物を手にしていた。ちょいコーラスも)の沖野は、ギターのTetsuta Otachi、ベースのKenichi Ikeda、キーボードの平戸祐介 (2009年6月16日、 2011年4月22日、2017年3月9日)、ドラムの白根佳尚、パーカッションの西岡ヒデロー (2017年3月9日)、テナー・サックスの栗原健(2011年6月16日、2012年12月6日、2013年5月24日、2013年6月6日、2017年3月9日)、トランペットのタブゾンビ(2005年7月29日、2007年5月6日、、2011年1月30日、2011年4月22日、2011年6月23日、2012年3月3日、2012年9月9日、2015年9月27日)、PCの沖野好洋、キーボードのDJ KAWASAKIという演奏陣を率いる。よく整備されていたな。
披露したのはすべてヴォーカル曲で、過去KYOTO JAZZ MASSIVEやDJ KAWASAKI のアルバムで歌っている日本人のHanah Spring(2011年4月22日)、英国人のヴァネッサ・フリーマン、米国人のエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日)が曲ごとにそれぞれリードを取る。実はダヴェンポートの歌(彼女は2曲で歌った)をとても聞きたかったというのはあったのだが、3者それぞれいい感じで歌っていた。
これは誰のカヴァーをやったものの、誰々のリミックスのヴァージョンでやりますとか、沖野は曲説明をする。曲の最中に、奏者紹介をするときもあったが、進行役を悠々と勤めていた。話好きっぽいし、溌剌。DJ文化の成熟の、彼なりの娯楽度の高い総括をしているとも思えた。
▶︎過去の、沖野修也
http://43142.diarynote.jp/?day=20160603
▶︎過去の、平戸祐介
http://43142.diarynote.jp/200906181210154217/
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶︎過去の、西岡ヒデロー
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶︎過去の、栗原健
http://43142.diarynote.jp/?day=20110616
http://43142.diarynote.jp/201212131541413347/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130524
http://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶過去の、タブゾンビ
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/201102091715522875/
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
▶︎過去の、Hanah Spring
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
<今日の、悲報>
アルト・サックス奏者のアーサー・ブライスが亡くなったという報が入ってきた。1940年7月5日〜2017年3月27日。ぼくは彼の『イリュージョンズ』(コロムビア、1980年)がなかったら、ジャズに入れ込むようになるのはもっと遅かっただろう。秀でたインプロヴィゼーション技量を持つだけでなく(体躯が立派なのでアルト・サックスがビリビリ鳴りすぎた御仁)、カっとんだ器(サウンド)作りの才ににも長けていた人。大学時代に銀座のヤマハ・ホールで見た年違いの2度の来日公演は、まさしくぼくにとってはジャズのライヴ体験としては最初期となるものではなかったか。90年代中期に4社から出した“フリー・ファンク”コンピのソニー編に彼の「ブッシュ・ベイビー」とかの曲を入れるとともに、それはちゃんとオリジナル作も出そうという指針を立てていたので、ジェイムズ・ブラッド・ウルマー入りの彼の『レノックス・アヴェニュー・ブレイクダウン』(1979年)と『イリュージョンズ』の2枚をリイッシューできたのはうれしかった。『イリュージョンズ』以降はだいぶメロウな方向性を取るようになり(でも、その次作『ブライス・スピリット』に入っていた「ミスティ」のカヴァーは好き。あれで、ぼくはスタンダードって、悪くないんだなと思ったかも?)、原稿でただのデブ呼ばわりしたこともあったが(それも、彼の先鋭性に心酔していたことの裏返しにほかならない)、あなたから受けたものはあまりにも大きい。どうぞ、安らかに。
MC(演奏中は、鳴り物を手にしていた。ちょいコーラスも)の沖野は、ギターのTetsuta Otachi、ベースのKenichi Ikeda、キーボードの平戸祐介 (2009年6月16日、 2011年4月22日、2017年3月9日)、ドラムの白根佳尚、パーカッションの西岡ヒデロー (2017年3月9日)、テナー・サックスの栗原健(2011年6月16日、2012年12月6日、2013年5月24日、2013年6月6日、2017年3月9日)、トランペットのタブゾンビ(2005年7月29日、2007年5月6日、、2011年1月30日、2011年4月22日、2011年6月23日、2012年3月3日、2012年9月9日、2015年9月27日)、PCの沖野好洋、キーボードのDJ KAWASAKIという演奏陣を率いる。よく整備されていたな。
披露したのはすべてヴォーカル曲で、過去KYOTO JAZZ MASSIVEやDJ KAWASAKI のアルバムで歌っている日本人のHanah Spring(2011年4月22日)、英国人のヴァネッサ・フリーマン、米国人のエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日)が曲ごとにそれぞれリードを取る。実はダヴェンポートの歌(彼女は2曲で歌った)をとても聞きたかったというのはあったのだが、3者それぞれいい感じで歌っていた。
これは誰のカヴァーをやったものの、誰々のリミックスのヴァージョンでやりますとか、沖野は曲説明をする。曲の最中に、奏者紹介をするときもあったが、進行役を悠々と勤めていた。話好きっぽいし、溌剌。DJ文化の成熟の、彼なりの娯楽度の高い総括をしているとも思えた。
▶︎過去の、沖野修也
http://43142.diarynote.jp/?day=20160603
▶︎過去の、平戸祐介
http://43142.diarynote.jp/200906181210154217/
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶︎過去の、西岡ヒデロー
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶︎過去の、栗原健
http://43142.diarynote.jp/?day=20110616
http://43142.diarynote.jp/201212131541413347/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130524
http://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
http://43142.diarynote.jp/201703111127396253/
▶過去の、タブゾンビ
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
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▶︎過去の、Hanah Spring
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
<今日の、悲報>
アルト・サックス奏者のアーサー・ブライスが亡くなったという報が入ってきた。1940年7月5日〜2017年3月27日。ぼくは彼の『イリュージョンズ』(コロムビア、1980年)がなかったら、ジャズに入れ込むようになるのはもっと遅かっただろう。秀でたインプロヴィゼーション技量を持つだけでなく(体躯が立派なのでアルト・サックスがビリビリ鳴りすぎた御仁)、カっとんだ器(サウンド)作りの才ににも長けていた人。大学時代に銀座のヤマハ・ホールで見た年違いの2度の来日公演は、まさしくぼくにとってはジャズのライヴ体験としては最初期となるものではなかったか。90年代中期に4社から出した“フリー・ファンク”コンピのソニー編に彼の「ブッシュ・ベイビー」とかの曲を入れるとともに、それはちゃんとオリジナル作も出そうという指針を立てていたので、ジェイムズ・ブラッド・ウルマー入りの彼の『レノックス・アヴェニュー・ブレイクダウン』(1979年)と『イリュージョンズ』の2枚をリイッシューできたのはうれしかった。『イリュージョンズ』以降はだいぶメロウな方向性を取るようになり(でも、その次作『ブライス・スピリット』に入っていた「ミスティ」のカヴァーは好き。あれで、ぼくはスタンダードって、悪くないんだなと思ったかも?)、原稿でただのデブ呼ばわりしたこともあったが(それも、彼の先鋭性に心酔していたことの裏返しにほかならない)、あなたから受けたものはあまりにも大きい。どうぞ、安らかに。