Selim Slive Elementz
2017年3月9日 音楽 同業の小川隆夫が率いるグループを、代官山・晴れたら空に豆まいて で見る。
ギターとMCの小川隆夫 、鍵盤の平戸祐介 (2009年6月16日、 2011年4月22日)、ギターのコスガツヨシ(cro-magnon)、電気ベースの小泉P克人(2010年5月9日、2011年10月8日、2013年2月11日、2013年11月1日、2015年2月11日、2016年2月11日、2016年11月30日、2017年2月11日)、ドラムの大竹重寿 (cro-magnon)、パーカッションの西岡ヒデロー (Conguero Tres Hoofers)、アルト・サックスとソプラノ・サックスを吹く元SOIL&”PIMP”SESSIONSの元晴 (2005年7月29日、2007年5月6日、、2011年1月30日、2011年6月23日、2012年3月3日、2012年9月9日)、テナー・サックスの栗原健(2011年6月16日、2012年12月6日、2013年5月24日、2013年6月6日)という陣容でことにあたる。2菅のフィーチャー度は高い。
エレクリック・マイルス流れの指針を持っているのは聞いていた。規範に置くのは1970年前期の神がかりマイルスであり、間違っても1981年復帰作『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』以降の、それ以前と比べるなら冗談みたいな“フュージョン・マイルス”は眼中に入れていないのに、まずすぐに安堵。つまり、映画「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」の最後のスペシャル編成によるなんかフュージョンぽさがダサいライヴ映像曲(http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/、参照)より楽に聞けた。大雑把に言うなら、当時のマイルス表現のリフやアンサンブルを抽出して、憧憬とともに音を出し合うジャム・バンドといった印象。これは、やっている方も楽しくてしょうがないだろうなあ。一応楽曲名目はオリジナルとマイルス曲をつなぐ感じで演奏されていたが、マイルス曲に準ずるオリジナルはミュージカル・ディレクターを務める平戸が書いていたよう。この後に所用があり、ファースト・セットのみで失礼したが(1時間ぐらいは見れたかな)、やらんとしていることはよくわかった。トランペッターを置かないという行き方も正解だろう。それと、平戸は特徴的なオルガン音を用いていなかった。
▶︎過去の、平戸祐介/quasimode
http://43142.diarynote.jp/200906181210154217/
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
▶︎過去の、小泉P克人
http://43142.diarynote.jp/201005101856373393/ アルマ+
http://43142.diarynote.jp/?day=20111008 結婚パーティのバンド
http://43142.diarynote.jp/?day=20130211 Saigenji
http://43142.diarynote.jp/201311021703148497/ hex
http://43142.diarynote.jp/201502140823232703/ Saigenji
http://43142.diarynote.jp/?day=20160211 Saigenji
http://43142.diarynote.jp/201612030915436915/ Saigenji
http://43142.diarynote.jp/?day=20170211 Saigenji
▶過去の、元晴
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/201102091715522875/
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
▶︎過去の、栗原健
http://43142.diarynote.jp/?day=20110616
http://43142.diarynote.jp/201212131541413347/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130524
http://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
<今日の、取材>
夕方に、昨日実演を見たアルフレッド・ロドリゲス(2011年11月25日、2013年8月1日、2014年4月16日、2017年3月8日)を取材する。彼は、スペイン語で受け答えした。なんか、スペイン語も英語も同レヴェルにあるものの、インタヴューはスペイン語でやりたいのだそう。ファースト・アルバムの内容は純ジャズで、2作目、3作目(歌と楽器音がつな引きし、キューバ、ジャズ、スペイン、フランス、アフリカ、レバノン、ヒップホップ、フラメンコ、インド、クラシック、タンゴなどの要素が混在する)と、どんどん抱える世界が広がるようになったが、ファーストはキューバ時代に溜めていたことをまとめたから、ああいう内容になったそう。自ら歌うようになったのは3年前からで、そういう気持ちになってしまったんだとか。それが、妙実に音楽性に反映している。やはり、歌は偉大だな。とにかく、外に出た自立する新しいキューバ人像を出せたなら、とのこと。それは、取材の最後に、キューバと米国が国交を復活したことを聞いての、関連の答え。キューバ愛は山ほど持っているものの、キューバ政府にはアンビバレントな思いもあるように感じた……。アルフレッド・ロドリゲスは帰り際に、名刺をくれた。浮き出し部分もあって少しお金がかかっていると思わせるそれは、大きくクインシー・ジョーンズ・プロダクションズのロゴが入っている。なるほど、デビュー時からロドリゲスはクインシー・ジョーンズ(2013年8月1日)の覚えがめでたく、彼の名前がCDには記載されていた。そういえば、昔(1990年代)JVC(日本のビクターの米国社標でありレーベル名)の音楽部門オフィスはバーバンクにあって、同じ建物にビッグQのクエスト・レコードも入っていた。あのころ、ジョーンズの息子が運営に関わっていて、何気にヒップホップを送り出しに力を注いでいたっけ。そこに行ったときに、駐車場で偶然あったクエストのスタッフを紹介されたが、その兄ちゃんもジャズというよりはヒップホップな人だった。
▶過去の、アルフレッド・ロドリゲス
http://43142.diarynote.jp/201111281001329390/
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
http://43142.diarynote.jp/201404191143506158/
▶︎過去の、クインシー・ジョーンズ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
ギターとMCの小川隆夫 、鍵盤の平戸祐介 (2009年6月16日、 2011年4月22日)、ギターのコスガツヨシ(cro-magnon)、電気ベースの小泉P克人(2010年5月9日、2011年10月8日、2013年2月11日、2013年11月1日、2015年2月11日、2016年2月11日、2016年11月30日、2017年2月11日)、ドラムの大竹重寿 (cro-magnon)、パーカッションの西岡ヒデロー (Conguero Tres Hoofers)、アルト・サックスとソプラノ・サックスを吹く元SOIL&”PIMP”SESSIONSの元晴 (2005年7月29日、2007年5月6日、、2011年1月30日、2011年6月23日、2012年3月3日、2012年9月9日)、テナー・サックスの栗原健(2011年6月16日、2012年12月6日、2013年5月24日、2013年6月6日)という陣容でことにあたる。2菅のフィーチャー度は高い。
エレクリック・マイルス流れの指針を持っているのは聞いていた。規範に置くのは1970年前期の神がかりマイルスであり、間違っても1981年復帰作『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』以降の、それ以前と比べるなら冗談みたいな“フュージョン・マイルス”は眼中に入れていないのに、まずすぐに安堵。つまり、映画「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」の最後のスペシャル編成によるなんかフュージョンぽさがダサいライヴ映像曲(http://43142.diarynote.jp/201701051022179600/、参照)より楽に聞けた。大雑把に言うなら、当時のマイルス表現のリフやアンサンブルを抽出して、憧憬とともに音を出し合うジャム・バンドといった印象。これは、やっている方も楽しくてしょうがないだろうなあ。一応楽曲名目はオリジナルとマイルス曲をつなぐ感じで演奏されていたが、マイルス曲に準ずるオリジナルはミュージカル・ディレクターを務める平戸が書いていたよう。この後に所用があり、ファースト・セットのみで失礼したが(1時間ぐらいは見れたかな)、やらんとしていることはよくわかった。トランペッターを置かないという行き方も正解だろう。それと、平戸は特徴的なオルガン音を用いていなかった。
▶︎過去の、平戸祐介/quasimode
http://43142.diarynote.jp/200906181210154217/
http://43142.diarynote.jp/201104270527324850/
▶︎過去の、小泉P克人
http://43142.diarynote.jp/201005101856373393/ アルマ+
http://43142.diarynote.jp/?day=20111008 結婚パーティのバンド
http://43142.diarynote.jp/?day=20130211 Saigenji
http://43142.diarynote.jp/201311021703148497/ hex
http://43142.diarynote.jp/201502140823232703/ Saigenji
http://43142.diarynote.jp/?day=20160211 Saigenji
http://43142.diarynote.jp/201612030915436915/ Saigenji
http://43142.diarynote.jp/?day=20170211 Saigenji
▶過去の、元晴
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
http://43142.diarynote.jp/200705181805330000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/201102091715522875/
http://43142.diarynote.jp/201107020946473690/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201209191229057579/
▶︎過去の、栗原健
http://43142.diarynote.jp/?day=20110616
http://43142.diarynote.jp/201212131541413347/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130524
http://43142.diarynote.jp/201306111556299464/
<今日の、取材>
夕方に、昨日実演を見たアルフレッド・ロドリゲス(2011年11月25日、2013年8月1日、2014年4月16日、2017年3月8日)を取材する。彼は、スペイン語で受け答えした。なんか、スペイン語も英語も同レヴェルにあるものの、インタヴューはスペイン語でやりたいのだそう。ファースト・アルバムの内容は純ジャズで、2作目、3作目(歌と楽器音がつな引きし、キューバ、ジャズ、スペイン、フランス、アフリカ、レバノン、ヒップホップ、フラメンコ、インド、クラシック、タンゴなどの要素が混在する)と、どんどん抱える世界が広がるようになったが、ファーストはキューバ時代に溜めていたことをまとめたから、ああいう内容になったそう。自ら歌うようになったのは3年前からで、そういう気持ちになってしまったんだとか。それが、妙実に音楽性に反映している。やはり、歌は偉大だな。とにかく、外に出た自立する新しいキューバ人像を出せたなら、とのこと。それは、取材の最後に、キューバと米国が国交を復活したことを聞いての、関連の答え。キューバ愛は山ほど持っているものの、キューバ政府にはアンビバレントな思いもあるように感じた……。アルフレッド・ロドリゲスは帰り際に、名刺をくれた。浮き出し部分もあって少しお金がかかっていると思わせるそれは、大きくクインシー・ジョーンズ・プロダクションズのロゴが入っている。なるほど、デビュー時からロドリゲスはクインシー・ジョーンズ(2013年8月1日)の覚えがめでたく、彼の名前がCDには記載されていた。そういえば、昔(1990年代)JVC(日本のビクターの米国社標でありレーベル名)の音楽部門オフィスはバーバンクにあって、同じ建物にビッグQのクエスト・レコードも入っていた。あのころ、ジョーンズの息子が運営に関わっていて、何気にヒップホップを送り出しに力を注いでいたっけ。そこに行ったときに、駐車場で偶然あったクエストのスタッフを紹介されたが、その兄ちゃんもジャズというよりはヒップホップな人だった。
▶過去の、アルフレッド・ロドリゲス
http://43142.diarynote.jp/201111281001329390/
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
http://43142.diarynote.jp/201404191143506158/
▶︎過去の、クインシー・ジョーンズ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/