ザ・レジデンツは、サンフラシスコを拠点に置く、実験音楽〜パフォーマンス・アートのグループ。1985年に渋谷・パルコ劇場で公演をした際は見たことがあり、詳細はよく思えていないが、まさに体験だったという記憶だけが残っている。で、ここにきて来日公演が持たれるとは驚いた。だが、デビュー・アルバムを出してすでに40年もたつものの、今もごんごん作品を発表しており、現役のグループなんだよなあ。
そんな彼らはもうオルタナティの権化であり、変な仮装をしているので、とっても匿名的な存在でもある。コンセプターや出し物を作る人は同じなのかもしれないが、パフォーマンスをする人は、たとえばブルーマン・グループ(2008年4月17日)のように複数の人が出入りしていたりして……。なお、彼らのHPはけっこう立派です。
“イン・ビトゥイーン・ドリームス”という2017年新作の出し物で、今回来日公演がワールド・プレミアのよう。ゆえに、出演者たちの出で立ちは彼らをアイデンティファイする、鬼太郎のパパ的な目玉野郎のそれはなし。南青山・ブルーノート東京、3日目のファースト・ショウを見た。
パフォーマンスは素顔の分からない、4人によって持たれる。ヴォーカルは牛の格好をし、他の器楽奏者は鳥の仮面と水色と白の市松模様のスーツを着ている。また、ステージ横にはデカい電球のようなものが置いてあり、それは3つほどのそれなりの長さを持つナレーションが入る時に、語り手の絵が映された。
妙な臭みも持つ、シアトリカルなと説明するしかないロック・サウンドが送り出され、牛さんが芝居っ気たっぷりに危なげなく歌う。ぜんぜん新しくはないが、ある種のトーン、美意識はよく伝わるし、へーえと接することができる。シンガーもそうだが、鍵盤、ギター、エレクトリック・ドラムを担当するプレイヤー陣も演奏能力が高い。サウンドは、プリセット音を併用していた。歌う内容はよく分からなかったが、分からなくてもケケケとなれた。
なお、ぼくは見ていないが、彼らは1990年代にも幕張かどっかのイヴェントで来日したことがあった。場内は盛況。若い人も見うけられたが、過去の来日公演に行きましたーという人も多かったのかな。
▶︎過去の、ブルーマン・グループ
http://43142.diarynote.jp/200804190104190000/
<今日の、アフター>
流れたソウル・バーは、店主に加え、二人もバイトを入れていて、景気がいいなあ。付き合いの長い店主はアナログではなく、スマホを扱い、話に上がったアーティアストの曲を映像込みで次々ユーチューブを介して流す。たまたまだろうが、いつからそういうことしてんの? スタックスの流れから忌野清志郎(2004年10月19日、2005年7月29日。わ、前は変換しないと思っていたが、今打ってみたら、ばっちり変換した)の話になり、彼の映像が次々と。TV音楽番組出演時のFM東京をディスる映像がパンク。翌日、別な馴染みのないソウル・バーに行ったら、同様の手法をとっていて、今はそれって珍しいことではないのか? そういえば、ロスの大レコード店のアメーバ・ミュージックが近く閉まると聞いたが、それは本当?
▶過去の、忌野清志郎
http://43142.diarynote.jp/200410240628530000/
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/
そんな彼らはもうオルタナティの権化であり、変な仮装をしているので、とっても匿名的な存在でもある。コンセプターや出し物を作る人は同じなのかもしれないが、パフォーマンスをする人は、たとえばブルーマン・グループ(2008年4月17日)のように複数の人が出入りしていたりして……。なお、彼らのHPはけっこう立派です。
“イン・ビトゥイーン・ドリームス”という2017年新作の出し物で、今回来日公演がワールド・プレミアのよう。ゆえに、出演者たちの出で立ちは彼らをアイデンティファイする、鬼太郎のパパ的な目玉野郎のそれはなし。南青山・ブルーノート東京、3日目のファースト・ショウを見た。
パフォーマンスは素顔の分からない、4人によって持たれる。ヴォーカルは牛の格好をし、他の器楽奏者は鳥の仮面と水色と白の市松模様のスーツを着ている。また、ステージ横にはデカい電球のようなものが置いてあり、それは3つほどのそれなりの長さを持つナレーションが入る時に、語り手の絵が映された。
妙な臭みも持つ、シアトリカルなと説明するしかないロック・サウンドが送り出され、牛さんが芝居っ気たっぷりに危なげなく歌う。ぜんぜん新しくはないが、ある種のトーン、美意識はよく伝わるし、へーえと接することができる。シンガーもそうだが、鍵盤、ギター、エレクトリック・ドラムを担当するプレイヤー陣も演奏能力が高い。サウンドは、プリセット音を併用していた。歌う内容はよく分からなかったが、分からなくてもケケケとなれた。
なお、ぼくは見ていないが、彼らは1990年代にも幕張かどっかのイヴェントで来日したことがあった。場内は盛況。若い人も見うけられたが、過去の来日公演に行きましたーという人も多かったのかな。
▶︎過去の、ブルーマン・グループ
http://43142.diarynote.jp/200804190104190000/
<今日の、アフター>
流れたソウル・バーは、店主に加え、二人もバイトを入れていて、景気がいいなあ。付き合いの長い店主はアナログではなく、スマホを扱い、話に上がったアーティアストの曲を映像込みで次々ユーチューブを介して流す。たまたまだろうが、いつからそういうことしてんの? スタックスの流れから忌野清志郎(2004年10月19日、2005年7月29日。わ、前は変換しないと思っていたが、今打ってみたら、ばっちり変換した)の話になり、彼の映像が次々と。TV音楽番組出演時のFM東京をディスる映像がパンク。翌日、別な馴染みのないソウル・バーに行ったら、同様の手法をとっていて、今はそれって珍しいことではないのか? そういえば、ロスの大レコード店のアメーバ・ミュージックが近く閉まると聞いたが、それは本当?
▶過去の、忌野清志郎
http://43142.diarynote.jp/200410240628530000/
http://43142.diarynote.jp/200508042335560000/