ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァル
2016年9月17日 音楽 横浜・赤レンガ倉庫の先に広がる広場で持たれた、2年目となる音楽フェス。降雨の危惧もあったが、それはなしで、のんびり。あまりに気ままに、手頃な野外フェスを楽しんだ。会場入りしたときにはマーカス・ミラー(1999年11月12日、2001年 6月14日、2003年8月19日、2005年8月21日、2007年12月13日、2009年9月15日、2010年9月3日、2013年9月3日、2015年2月21日)がやっていたが、ある意味今年はミラーのフェスティヴァルだったと言えるのかもしれぬ。
アルト・サックスのアレックス・ハン以外の構成員を全員入れ替えた新バンドとともに大きなステージの方で演奏した後も、彼はミーシャ×黒田卓也(2012年2月18日、2012年9月13日、2013年2月15日、2014年5月25日、2015年1月30日、2015年2月15日)のステージ(前半は、コンコード発の新作を出したばかりの黒田バンドによる演奏が披露され、途中からミーシャが加わる)、そしてトリのE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)のショウにまでシット・インしたのだから。こういうハプニング的鷹揚な所作はいかにもジャズの美点という感じもあるし、このフェスのヴァリューを高めますね。また、ミラーは今年新設された場外のフリー・ステージにもトーク・ショウ出演したようだ。
ミラーは前日夜に到着し、当日一番早い時間に大ステージの方に出演した。ミーシャの方は終盤の日本語曲(つまりオリジナルだろう)に加わるとともに、アースの方は最初に出たときからヴァーディン・ホワイトとベース・ソロの掛け合いを披露したりもう張り切る。それらは、サクッとしたコード/構成の確認のみで共演に臨んだはずだ。前の方で見ていた人によると、E.W.&F.のショウの最中、ミラーは袖でうれしそうに曲に合わせてベースを弾いていたそう。
▶︎過去のマーカス・ミラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-6.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200712161023010000/
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
http://43142.diarynote.jp/201009111624281899/
http://43142.diarynote.jp/201309051241384602/
http://43142.diarynote.jp/201502231815384234/
▶過去の、黒田卓也
http://43142.diarynote.jp/201202200901013744/
http://43142.diarynote.jp/201209191239346073/
http://43142.diarynote.jp/201302181044151204/
http://43142.diarynote.jp/201405271755563079/
http://43142.diarynote.jp/201501310942048841/
http://43142.diarynote.jp/201502170939564537/
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
<今日の、なあなあ>
即年同様、ステージが見えないところで延々くつろいでいたため、今まで一度も見たことがない(おそらく)ジョージ・ベンソンは溢れてくる音に接したのみ。すごくキャッチーで娯楽性のあることをやり、そこに技をさりげなく散りばめているとおぼろげに感じる。デイヴィッド・ガーフィールド(2002年8月11日)他のバンド員のうち、かつてはフィル・アップチャーチが任を負っていたサイド・ギタリストとして来ていたのは、ジム・オニールのようだ。オニールというと、ぼくはすぐにフランク・ザッパのバンドにいたブルース・フォウラー(トロンボーン。ネアンー、歌)やウォルト・フォウラー(トランペット、キーボード、プロデュース)やアルバート・ウィング(テナー・サックス)らが組んでいたフォウラー・ブラザースのことを思い出す。その1988年リリースの一作目『Breakfast for Dinosaurs』(Fossil)のジャケは粗末なご飯をほうばる、コア・メンバーだったオニールのユーモラスな写真が使われていたのだ。フォウラー兄弟は他に、エド(ベース、キーボード)とスティーヴ(アルト、フルート)とトム(ベース)がそこに参加。お、なんかミネアポリスのピーターソン・ブラザースもびっくりだな。同作に録音参加しているドラマーは、チェスター・トンプソン、ヴィニー・カリウタ(2009年2月6日、2014年9月7日)、アレックス・アクーニャ(2004年12月17日)だった。
それから、西海岸の新進R&B歌手のアンドラ・デイも、同様の“エアー観覧”。ブルーノート東京でも単独公演があるしと悠長に構えていたのだが、ありゃ用事が重なり行けないかな。ぶっとくかつストーリー性たっぷりに歌える人であるのはよく伝わり、エイミー・ワインハウスと重なるようなレトロな曲調からわりとコンテンポラリーな行き方まで歌う曲はいろいろ広かった。
▶︎過去の、デイヴィッド・ガーフィールド
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/framepagelive.htm マウント・ジャズ・フェスティヴァル02
▶過去の、ヴィニー・カリウタ
http://43142.diarynote.jp/?day=20090206
http://43142.diarynote.jp/201409100930206205/
▶︎過去の、アレックス・アクーニャ
http://43142.diarynote.jp/200412212105020000/
アルト・サックスのアレックス・ハン以外の構成員を全員入れ替えた新バンドとともに大きなステージの方で演奏した後も、彼はミーシャ×黒田卓也(2012年2月18日、2012年9月13日、2013年2月15日、2014年5月25日、2015年1月30日、2015年2月15日)のステージ(前半は、コンコード発の新作を出したばかりの黒田バンドによる演奏が披露され、途中からミーシャが加わる)、そしてトリのE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)のショウにまでシット・インしたのだから。こういうハプニング的鷹揚な所作はいかにもジャズの美点という感じもあるし、このフェスのヴァリューを高めますね。また、ミラーは今年新設された場外のフリー・ステージにもトーク・ショウ出演したようだ。
ミラーは前日夜に到着し、当日一番早い時間に大ステージの方に出演した。ミーシャの方は終盤の日本語曲(つまりオリジナルだろう)に加わるとともに、アースの方は最初に出たときからヴァーディン・ホワイトとベース・ソロの掛け合いを披露したりもう張り切る。それらは、サクッとしたコード/構成の確認のみで共演に臨んだはずだ。前の方で見ていた人によると、E.W.&F.のショウの最中、ミラーは袖でうれしそうに曲に合わせてベースを弾いていたそう。
▶︎過去のマーカス・ミラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-6.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200508230545510000/
http://43142.diarynote.jp/200712161023010000/
http://43142.diarynote.jp/200909181206531984/
http://43142.diarynote.jp/201009111624281899/
http://43142.diarynote.jp/201309051241384602/
http://43142.diarynote.jp/201502231815384234/
▶過去の、黒田卓也
http://43142.diarynote.jp/201202200901013744/
http://43142.diarynote.jp/201209191239346073/
http://43142.diarynote.jp/201302181044151204/
http://43142.diarynote.jp/201405271755563079/
http://43142.diarynote.jp/201501310942048841/
http://43142.diarynote.jp/201502170939564537/
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
<今日の、なあなあ>
即年同様、ステージが見えないところで延々くつろいでいたため、今まで一度も見たことがない(おそらく)ジョージ・ベンソンは溢れてくる音に接したのみ。すごくキャッチーで娯楽性のあることをやり、そこに技をさりげなく散りばめているとおぼろげに感じる。デイヴィッド・ガーフィールド(2002年8月11日)他のバンド員のうち、かつてはフィル・アップチャーチが任を負っていたサイド・ギタリストとして来ていたのは、ジム・オニールのようだ。オニールというと、ぼくはすぐにフランク・ザッパのバンドにいたブルース・フォウラー(トロンボーン。ネアンー、歌)やウォルト・フォウラー(トランペット、キーボード、プロデュース)やアルバート・ウィング(テナー・サックス)らが組んでいたフォウラー・ブラザースのことを思い出す。その1988年リリースの一作目『Breakfast for Dinosaurs』(Fossil)のジャケは粗末なご飯をほうばる、コア・メンバーだったオニールのユーモラスな写真が使われていたのだ。フォウラー兄弟は他に、エド(ベース、キーボード)とスティーヴ(アルト、フルート)とトム(ベース)がそこに参加。お、なんかミネアポリスのピーターソン・ブラザースもびっくりだな。同作に録音参加しているドラマーは、チェスター・トンプソン、ヴィニー・カリウタ(2009年2月6日、2014年9月7日)、アレックス・アクーニャ(2004年12月17日)だった。
それから、西海岸の新進R&B歌手のアンドラ・デイも、同様の“エアー観覧”。ブルーノート東京でも単独公演があるしと悠長に構えていたのだが、ありゃ用事が重なり行けないかな。ぶっとくかつストーリー性たっぷりに歌える人であるのはよく伝わり、エイミー・ワインハウスと重なるようなレトロな曲調からわりとコンテンポラリーな行き方まで歌う曲はいろいろ広かった。
▶︎過去の、デイヴィッド・ガーフィールド
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/framepagelive.htm マウント・ジャズ・フェスティヴァル02
▶過去の、ヴィニー・カリウタ
http://43142.diarynote.jp/?day=20090206
http://43142.diarynote.jp/201409100930206205/
▶︎過去の、アレックス・アクーニャ
http://43142.diarynote.jp/200412212105020000/