キーボードの伊藤志宏(2013年4月19日、2013年11月1日)、クラリネット/バス・クラリネットの土井徳浩と北田学、パーカッションの岡部洋一(2000年7月29日、2000年9月14日、2004年5月28日、2004年6月2~3日、2004年6月9日、2004年11月19日、2005年2月19日、2006年7月7日、2006年8月27日、2006年12月3日、2008年1月31日、2011年2月10日、2010年12月28日、2011年8月22日、2013年2月11日、2013年2月19日、2014年2月9日)という4人による演奏。MCをしていた伊藤がリーダーシップを取っていて、それぞれの奏者と伊藤はこれまで演奏経験を持ってきているが、この顔ぶれでやるのは、この日が初めてのようだ。青山・プラッサオンゼ。セカンドが始まってからお店に入ったが、しっかり1時間は聞くことができた。
クラリネット奏者が2人、という編成が面白い。彼らはバス・クラリネットも手にし、終盤にやった曲は2人ともバス・クラリネットを吹いた。1曲1曲はかなり長く、変化に富んだアンサンブルとともにソロ・パートもそれぞれ持つのだが、まずソロどうこうよりも、この楽器編成による全体の方向性の取り方が面白いと思わせられる。だって、ジャズ要素はいろいろ抱えているのは間違いないが、ジャズやフュージョンとは言いたくない、サウンド・シェイプや手触りのようなものがそこにはあるから。それは、曲/メロディが抱える妙味が働いていたせいもあるだろうが、けっこうこれはまったうな視点が活きていると言いたくなる。発展する意志も抱えた、都会的なアコースティック系インスト+α。じっくりと、煮詰められていったらいいナと切に思う。岡部はインド系楽器を多用する演奏を見せるが、それもどんどん膨らんで行きそう。伊藤はもっと電気キーボード効果を使うようになるかもしれない。
▶過去の、伊藤志宏
http://43142.diarynote.jp/201304211111189539/
http://43142.diarynote.jp/201311021703148497/
▶過去の、岡部洋一
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-7.htm 29日ROVO
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20040608
http://43142.diarynote.jp/200406111859060000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20040609
http://43142.diarynote.jp/200411231717590000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050219
http://43142.diarynote.jp/200607100307170000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20060827
http://43142.diarynote.jp/200612060136540000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20080131
http://43142.diarynote.jp/?day=20101228
http://43142.diarynote.jp/201102121001091213/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110822
http://43142.diarynote.jp/?day=20130211
http://43142.diarynote.jp/201302201720351212/
http://43142.diarynote.jp/201402111029354181/
<今日の、重なり>
ライヴ会場のプラッサで、泉山真奈美著の「英語で味わう洋楽名曲クロニクル」(三省堂)のちらしをもらう。おお、イズミヤマは彼女が大学生の頃からいちおう知っている。なんでも、ジャスラック関連の歌詞使用料要求がかからない、巧みな書かれ方がなされているらしい。その後、明日開店7周年パーティが持たれるお店に一足お先に顔を出したあと、なじみのバーに仕上げで寄ったら、店主からこんな本が出るんですとさっと出されたのが、先に紹介された本のゲンブツ。わー、字が小さい。簡素だけど、注釈が読みやすいレイアウトには少し感心。出版パーティがその店で開かれることになっているという。筆者骨折のため少し延期になるそうだが。
クラリネット奏者が2人、という編成が面白い。彼らはバス・クラリネットも手にし、終盤にやった曲は2人ともバス・クラリネットを吹いた。1曲1曲はかなり長く、変化に富んだアンサンブルとともにソロ・パートもそれぞれ持つのだが、まずソロどうこうよりも、この楽器編成による全体の方向性の取り方が面白いと思わせられる。だって、ジャズ要素はいろいろ抱えているのは間違いないが、ジャズやフュージョンとは言いたくない、サウンド・シェイプや手触りのようなものがそこにはあるから。それは、曲/メロディが抱える妙味が働いていたせいもあるだろうが、けっこうこれはまったうな視点が活きていると言いたくなる。発展する意志も抱えた、都会的なアコースティック系インスト+α。じっくりと、煮詰められていったらいいナと切に思う。岡部はインド系楽器を多用する演奏を見せるが、それもどんどん膨らんで行きそう。伊藤はもっと電気キーボード効果を使うようになるかもしれない。
▶過去の、伊藤志宏
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▶過去の、岡部洋一
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<今日の、重なり>
ライヴ会場のプラッサで、泉山真奈美著の「英語で味わう洋楽名曲クロニクル」(三省堂)のちらしをもらう。おお、イズミヤマは彼女が大学生の頃からいちおう知っている。なんでも、ジャスラック関連の歌詞使用料要求がかからない、巧みな書かれ方がなされているらしい。その後、明日開店7周年パーティが持たれるお店に一足お先に顔を出したあと、なじみのバーに仕上げで寄ったら、店主からこんな本が出るんですとさっと出されたのが、先に紹介された本のゲンブツ。わー、字が小さい。簡素だけど、注釈が読みやすいレイアウトには少し感心。出版パーティがその店で開かれることになっているという。筆者骨折のため少し延期になるそうだが。