恵比寿・リキッドルーム。わあ、かなりの混み具合。デビュー作『ウーマン』のリリースとともに、今様洗練ソウルとして話題になったのは、2年近くも前のこと。その後、新作も出ていないのに、しっかりと彼らのことを忘れていない人がたくさんいることに、ちょっと感激した。
カナダ人歌手とデンマーク人プロデューサーが組んだ在LAの現代ソウル・ユニット。そんな彼らは匿名的な部分も持っていたので、2013 年フジ・ロック出演時の好評はあったものの、どういうライヴをするのかは、個人的には未知数。そしたら、相当に質の高いパフォーマンスを繰り出して来て、驚いた。
まず、マイク・ミロシュのファルセット多用の歌がいい感じで漂うソウルネルを出す。とともに、ギターレスのバンド(一部、ベーシストは生ギターも手にした)にチェロ奏者とヴァイオリン奏者が加わったサウンドも、ちゃんと機材経由のアルバム音を生の場で開き直していた。奏者のなかには、ブラッド・オレンジのライヴ・メンバーなんかも入っていたたらしい。チェロ奏者は時にトロンボーンを手にしてソロをとったりもしたが、一部では即興性も追求。
そして、痛感させられたのは、彼らがきっちりとパッケージとしてのショウを遂行するのダという意志に満ちていたこと。間接照明中心のライティングや曲の流れ、アンコールをしない事まで、それらは端々まで美意識が貫かれていると思えた。ショウの開始前には、ブライアン・イーノの『ミュージック・フォー・エアポート』のような(そうだったのかな?)ピアノの調べ基調のアンビエント・ミュージックがかかり、ショウが終わってからも同じものがかかる。なんか、いい余韻を生んでいた。
漂い、沸き上がる、官能的な現代ソウルを堪能。実演だとアルバムほどシャーデーぽさも感じさせなかったし、次作が楽しみ。今、彼らはツアー中にあるが、いつごろでるんだろう?
<今日の、桜>
ライヴ後、知り合いと渋谷まで明治通りを歩いたのだが、歩道に埋められた樹木が桜であるのを初めて認知する。へえ〜。そして、渋谷の桜ヶ丘はやはり桜が多かった。ほお〜。そんなに飲む気はなかったんだが、合流した人が今日誕生日というので、おもてなし〜。
カナダ人歌手とデンマーク人プロデューサーが組んだ在LAの現代ソウル・ユニット。そんな彼らは匿名的な部分も持っていたので、2013 年フジ・ロック出演時の好評はあったものの、どういうライヴをするのかは、個人的には未知数。そしたら、相当に質の高いパフォーマンスを繰り出して来て、驚いた。
まず、マイク・ミロシュのファルセット多用の歌がいい感じで漂うソウルネルを出す。とともに、ギターレスのバンド(一部、ベーシストは生ギターも手にした)にチェロ奏者とヴァイオリン奏者が加わったサウンドも、ちゃんと機材経由のアルバム音を生の場で開き直していた。奏者のなかには、ブラッド・オレンジのライヴ・メンバーなんかも入っていたたらしい。チェロ奏者は時にトロンボーンを手にしてソロをとったりもしたが、一部では即興性も追求。
そして、痛感させられたのは、彼らがきっちりとパッケージとしてのショウを遂行するのダという意志に満ちていたこと。間接照明中心のライティングや曲の流れ、アンコールをしない事まで、それらは端々まで美意識が貫かれていると思えた。ショウの開始前には、ブライアン・イーノの『ミュージック・フォー・エアポート』のような(そうだったのかな?)ピアノの調べ基調のアンビエント・ミュージックがかかり、ショウが終わってからも同じものがかかる。なんか、いい余韻を生んでいた。
漂い、沸き上がる、官能的な現代ソウルを堪能。実演だとアルバムほどシャーデーぽさも感じさせなかったし、次作が楽しみ。今、彼らはツアー中にあるが、いつごろでるんだろう?
<今日の、桜>
ライヴ後、知り合いと渋谷まで明治通りを歩いたのだが、歩道に埋められた樹木が桜であるのを初めて認知する。へえ〜。そして、渋谷の桜ヶ丘はやはり桜が多かった。ほお〜。そんなに飲む気はなかったんだが、合流した人が今日誕生日というので、おもてなし〜。