わー。すげえ。激混み。会場は、渋谷・クラブクアトロ。きっと、もっとキャパの大きいリキッドルームで持てる公演であったろう。こんなに人が入った渋谷のクアトロって、いつ以来だろうか。
出したアルバムは1枚の、英国の新進ロック・バンド。で、上に書いたような塩梅なので、ステージ上の本人たちはあまり見えない。中心人物はけっこう美青年ふう?だけど、音だけ聞いてもちゃんと実演能力があると思わせ、趣味の良いしっかりしたバンドだと思わせられる。きとんとしたバンド・サウンドに乗るリード・ヴォーカルも良く聞こえ(コーラスも良質)、ちゃんと曲が分る。けっこう、感心。混むのも、よく分る。
サイケデリックとも彼らのロック表現は形容されるが、確かにある種のクセを持つというか、ポイントのある曲をやっている。なかには、ディープ・パープル(2005年8月13日、2006年5月21日)のハード・ロック期以前の『ハッシュ』に入っていそうな曲や、日本のGSがやってそうと思わせる曲調もあった。いい意味で、臭みを持つ楽曲を作っている、と言えるか。それらはレトロと言うこともできそうだが、サウンドのちょっとした処理には今の担い手らしい広がりや工夫が見受けられて、今存在する意義を感じることもできる。全体として、生理的に濡れた情緒を抱えているのが魅力的であると思った。
▶過去の、ディープ・パープル
http://43142.diarynote.jp/200508152007550000/
http://43142.diarynote.jp/200605231801250000/
<今日の、ヨタ話……>
その後に寄ったバーで、昨日が命日だったボブ・マーリーの話題に続いて、鼻血の描写で話題となっているマンガ「美味しんぼ」の話になる。大昔はスピリッツを毎号買っていたので見ていた(でも、「美味しんぼ」はそれほど贔屓にはしていなかったかな。ここからの受け売りで食通ぶる、トホホな知り合いがいたよなー……)が、もう15年は一瞥もしていない。30年を超える長期連載なんだあという話になり、“島耕作”のようにはたして主人公はマンガ中でどんどん歳をとっているのかという話にもなった。だとしたら、編集委員ぐらいにはなっているか、左遷されて新聞社をやめているはず、とか、無責任なネタで盛り上がる。だいいち美食家の主人公のオヤジは年齢的にはもう死んでいてもおかしくないゾ、とか。バー店主が、そういえば、主人公は部下の女性と結婚したんじゃなかったんですかねー、と発言。ふむ、そういう記憶がおぼろげにあるような。ともあれ、フクシマという画一的括りを用いられるのには抵抗を感じてしまう。福島県の会津地方よりは、北〜中関東のほうが影響を受け、関連数値も高いだろうから。
出したアルバムは1枚の、英国の新進ロック・バンド。で、上に書いたような塩梅なので、ステージ上の本人たちはあまり見えない。中心人物はけっこう美青年ふう?だけど、音だけ聞いてもちゃんと実演能力があると思わせ、趣味の良いしっかりしたバンドだと思わせられる。きとんとしたバンド・サウンドに乗るリード・ヴォーカルも良く聞こえ(コーラスも良質)、ちゃんと曲が分る。けっこう、感心。混むのも、よく分る。
サイケデリックとも彼らのロック表現は形容されるが、確かにある種のクセを持つというか、ポイントのある曲をやっている。なかには、ディープ・パープル(2005年8月13日、2006年5月21日)のハード・ロック期以前の『ハッシュ』に入っていそうな曲や、日本のGSがやってそうと思わせる曲調もあった。いい意味で、臭みを持つ楽曲を作っている、と言えるか。それらはレトロと言うこともできそうだが、サウンドのちょっとした処理には今の担い手らしい広がりや工夫が見受けられて、今存在する意義を感じることもできる。全体として、生理的に濡れた情緒を抱えているのが魅力的であると思った。
▶過去の、ディープ・パープル
http://43142.diarynote.jp/200508152007550000/
http://43142.diarynote.jp/200605231801250000/
<今日の、ヨタ話……>
その後に寄ったバーで、昨日が命日だったボブ・マーリーの話題に続いて、鼻血の描写で話題となっているマンガ「美味しんぼ」の話になる。大昔はスピリッツを毎号買っていたので見ていた(でも、「美味しんぼ」はそれほど贔屓にはしていなかったかな。ここからの受け売りで食通ぶる、トホホな知り合いがいたよなー……)が、もう15年は一瞥もしていない。30年を超える長期連載なんだあという話になり、“島耕作”のようにはたして主人公はマンガ中でどんどん歳をとっているのかという話にもなった。だとしたら、編集委員ぐらいにはなっているか、左遷されて新聞社をやめているはず、とか、無責任なネタで盛り上がる。だいいち美食家の主人公のオヤジは年齢的にはもう死んでいてもおかしくないゾ、とか。バー店主が、そういえば、主人公は部下の女性と結婚したんじゃなかったんですかねー、と発言。ふむ、そういう記憶がおぼろげにあるような。ともあれ、フクシマという画一的括りを用いられるのには抵抗を感じてしまう。福島県の会津地方よりは、北〜中関東のほうが影響を受け、関連数値も高いだろうから。