ママズ・ガン(エリカ・バドゥのアルバム名ですね)は英国人の父親とフィリピン人の母親のもと香港で生まれ育つという属性を持つ英国在住青年である、アンディ・プラッツのリーダー・プロジェクト。昨年デビュー作が出た後、雑誌記事用に質問をださなきゃいけないことがあって、いろいろ調べたのだが、YouTubeを見るとけっこう音楽を知っている奏者たちでアトラクティヴにバンド・サウンドを開いていて、実演には興味大であったのだ。あ、そのさいは、なんとなくスコットランドを拠点とするエル・プレジデンテ(2005年11月21日)を思い出したりもしたか。うぬ、今やそのバンドのことを覚えている人は少ないか。結果は、期待以上(エル・プレジデンテとはあまり重ならないとも思ったけど)。最初はニヤニヤと冷静に見ていたのだが、途中からどんどん高揚してきて、けっこうイエイとか声を出しちゃった。で、うかれて、そのあと深く飲んじゃった。忙しい時期なのに。
ときにギターを弾きながら歌うプラットに加え、ギター、キーボード、ベース、ドラムという布陣にてのパフォーマンス。とくに、豪州出身らしい痩身/お洒落なベーシストはそのルックスもふくめ、とても秀逸なお方。ぼくが望外に興奮しちゃったのは、そのぐつぐついうベース演奏も活きたバンド・サウンド(コーラスもマル)が良かったことが第一。アルバムだとソウル・ポップという感じだが、生だとメロディアスなロッキン・ファンクと言う感じになるんだもの。そして、アルバムだと少し脆弱に思えるところもあるヴォーカルももっといい感じに聞こえたし、次々送り出される曲に触れていると、やはりプラットはソウル/ファンクへの傾倒を下敷きにする広がりある良い曲を書くナと実感できる。
アンコールの2曲目はザ・ポインター・シスターズの73年曲「イエス・ウィ・キャン・キャン」(作曲はアラン・トゥーサン)。うれしい。弾けさせていただきました。この曲の有名リフを用いた曲を00年に発表したジョン・スコフィールドは「スリー・シスターズ」と、その曲を名付けましたね。六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。今週はけっこう暖かかった。
ときにギターを弾きながら歌うプラットに加え、ギター、キーボード、ベース、ドラムという布陣にてのパフォーマンス。とくに、豪州出身らしい痩身/お洒落なベーシストはそのルックスもふくめ、とても秀逸なお方。ぼくが望外に興奮しちゃったのは、そのぐつぐついうベース演奏も活きたバンド・サウンド(コーラスもマル)が良かったことが第一。アルバムだとソウル・ポップという感じだが、生だとメロディアスなロッキン・ファンクと言う感じになるんだもの。そして、アルバムだと少し脆弱に思えるところもあるヴォーカルももっといい感じに聞こえたし、次々送り出される曲に触れていると、やはりプラットはソウル/ファンクへの傾倒を下敷きにする広がりある良い曲を書くナと実感できる。
アンコールの2曲目はザ・ポインター・シスターズの73年曲「イエス・ウィ・キャン・キャン」(作曲はアラン・トゥーサン)。うれしい。弾けさせていただきました。この曲の有名リフを用いた曲を00年に発表したジョン・スコフィールドは「スリー・シスターズ」と、その曲を名付けましたね。六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。今週はけっこう暖かかった。