ティンテッド・ウィンドウズ
2010年1月15日 音楽 ハンソンのテイラー・ハンソン(ヴォーカル)、元スマッシュ・パンプキンズのジェイムズ・イハ(ギター)、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー(ベース、主任コンポーザー)、チープ・トリックのバン・E・カルロス(ドラム)、それぞれファンを持つバンド関与者からなるロック・バンドの初来日公演は、青海のゼップ東京から渋谷のデュオに会場が変更されてのもの。両会場のキャパシティはけっこう違うので、その事実には少し驚く。それぞれのファンが見に来ているのか、けっこう客層は散っているように思えた。
サポート・ギタリストを伴っての5人で実演されたが、ギタリスト二人は黒いレスポール・タイプのギターを持つ。ぼくがロックを聞き出したころはギブソン・レスポール全盛の時代だったが、今はフェンダーはともかく、ギブソンのギターを手にするロック・ギタリストは少ないんじゃないか。なんか、その図だけで少し甘酸っぱい気持ちを得たワタシであるが、実際パフォーマンスのほうもいい意味で懐かしい気持ちを持たせるものであったのは確か。もう、まっとうな曲に支えられた質をちゃんと持つパワー・ポップ曲のオン・パレード。それは新しさを最初から排するヴェクトルを抱えるが、だからこの無理のない楽しさやワクワク感をしっかり持っているし、聞く者を幸せな気持ちにさせる。そんなショウに触れながら、昔はもっと各バンドの人気者が集った(スーパー・)バンドが多かったんではないか、なんてもふと思う。バズコックス(2006年9月21日)のカヴァーもやったが、アルバム1枚しか出していないので、1時間を少し切る演奏時間。でも、サクっと快活なパフォーマンスはそれでもOKなもの。少なくても、持久力が減じているぼくにとっては。その後の飲みの時間もたっぷり取れるしね。
サポート・ギタリストを伴っての5人で実演されたが、ギタリスト二人は黒いレスポール・タイプのギターを持つ。ぼくがロックを聞き出したころはギブソン・レスポール全盛の時代だったが、今はフェンダーはともかく、ギブソンのギターを手にするロック・ギタリストは少ないんじゃないか。なんか、その図だけで少し甘酸っぱい気持ちを得たワタシであるが、実際パフォーマンスのほうもいい意味で懐かしい気持ちを持たせるものであったのは確か。もう、まっとうな曲に支えられた質をちゃんと持つパワー・ポップ曲のオン・パレード。それは新しさを最初から排するヴェクトルを抱えるが、だからこの無理のない楽しさやワクワク感をしっかり持っているし、聞く者を幸せな気持ちにさせる。そんなショウに触れながら、昔はもっと各バンドの人気者が集った(スーパー・)バンドが多かったんではないか、なんてもふと思う。バズコックス(2006年9月21日)のカヴァーもやったが、アルバム1枚しか出していないので、1時間を少し切る演奏時間。でも、サクっと快活なパフォーマンスはそれでもOKなもの。少なくても、持久力が減じているぼくにとっては。その後の飲みの時間もたっぷり取れるしね。