NY在住のブラジル人シンガー/ギタリスト(2013年5月26日、2013年11月9日)の今回のリーダー公演は3人のブラジル人ミュージシャンを伴ってのもの。わーい、やっぱりバンドはいいナ。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショウ。

 ブラジル音楽流儀の美点を持ちまくるギターを弾き語りをする本人を、エリオ・アルヴェス(ピアノ)、ポール・スコロウ(エレクリック・ベース)、アドリアーノ・サントス(ドラム)がサポート。実は今回、カントゥーアリアはアコースティック・ギターよりもエレクトリック・ギターを弾いたほうが魅力的であるときっちり認知する。

 そして、ぼくが今回主役以上に釘付けになってしまったのは、ピアニストのアルヴェス。ジョイス((2004年7月15日、2005年7月13日、2007年7月24日、2008年9月7日、2009年9月29日、2010年7月29日、2011年8月3日、2012年8月15日、2013年7月30日、2014年7月15日、2015年8月3日)のサポートで何度も来日している人物だが(1ヶ月前にも!)、まさかこんな“シルクの指さばき”とも言うべき、超イケてる演奏をする人とは思いもしなかった。もう柔らか繊細に踊らせ、“音珠”(まさに!)を紡ぐ様は魔法のよう。今回彼の指さばきが見やすい位置から見たということはあったろうが、本当に驚きつつ、注視してしました。

▶過去の、ヴィニシウス・カントゥアリア
http://43142.diarynote.jp/?day=20131109
http://43142.diarynote.jp/201305280925006733/
▶過去の、ジョイス
http://43142.diarynote.jp/200407151608250000/
http://43142.diarynote.jp/200507161357340000/
http://43142.diarynote.jp/200708051737070000/
http://43142.diarynote.jp/200809081534510000/
http://43142.diarynote.jp/200910021138591223/
http://43142.diarynote.jp/201008111723131487/
http://43142.diarynote.jp/201108101628235325/
http://43142.diarynote.jp/201208201259398163/
http://43142.diarynote.jp/201308021400578638/
http://43142.diarynote.jp/201407161154441780/
http://43142.diarynote.jp/201508091203108498/

<今日の、お題目>
 なんも、見つからねー。ということに、しておこう。