第14回 東京JAZZ
2015年9月4日 音楽 夕方、有楽町・東京国際フォーラムへ。東京ジャズが来ると、夏が終わりなんだなと、思えたりもする?
この日は、日暮れ後の野外無料ステージのみの開催。国際フォーラムの中庭には二つのステージとともに、様々なお店が出店しているが、今年はそこにスイス大使館も二つ分のスペースを取って、スイス紹介ブース/店舗を出している。なかなか、張り切っているな。
そして、この晩に野外ステージに出演したのは、俊英ヴァイオリン奏者率いるトビアス・プライシク・カルテット(2014年10月8日)、グランド・ピアノラマックス(2014年9月5日)、インペリアル・タイガー・オーケストラという、スイスの担い手たち。
ぼくのお目当ては、初来日となる、6人組のインペリアル・タイガー・オーケストラ。エチオピアン・グルーヴ/エチオ・ジャズに感化されたことをやるグループ(うち、2人はフランス人)で、脳みそとろけそうな1970年代エチオピアン・グルーヴを世界的に広めた“エチオピーク”シリーズの編纂者であるフランシス・ファルセトとも、彼らは親しい。バンド代表者の2人には夕方にインタヴューしたのだが(ちょうどその時間に演奏したトビアス・プライシク・カルテットは見ることができなかった。エレクトリック・ピアノを使ったりし、少し立った方向の演奏を求めたはずだが)、どうしてアフロ・ビートではなく、エチオピアの濃厚伝統音楽をやることにしたのと問うたら、ウケた。答えは、10月20日発売のラティーナ誌にて出します。
二番目のグランド・ピアノラマックスはピアノ+電気音とドラムの相乗が核となる総花的表現を披露。マジなピアノも弾けるレオ・タルディンのポップスやクラブ・ミュージックまでを見渡したおいらのピアノ妄想表現とでもなるか。ステージを囲む客はけっこうな数で、週末の会社帰りの娯楽として、東京ジャズの無料ステージを組み込んでいる人もいるのだろうな。
その後、ちょうど21時に、ステージ上にインペリアル・タイガー・オーケストラが出てくる。新作『ワックス』で、彼らはエチオピアだけでなく、隣国のスーダンやソマリアのトラッドを取り上げることもしているが、ネタは主にネットで探すという。また、スイスにもエチオピア/エルトリア・コミニティがありもし、そこからリサーチもしているそう。また、アルバムにはそこの人にちょい肉声で入ってもらったりもしている。
独自の音階(彼らは、それと日本の演歌が共通することを知っていた)と揺れと濃い情念の三位一体表現のアダプテイションに触れ、エチオピアがアフリカ最古の独立国である(それゆえ、フランス語や英語ではなく、アムハラ語が公用語だ)ことの重大な何かをぼくは探そうとしたか。リーダーのトランペッタ—であるラファエル・アンカーは今回から電気トランペットも吹くようになったと言っていたが、それはEWIのトランペット版というもので、へんな音ともにリフ構築に貢献していた。彼ら、前日は六本木・Super Deluxeスーパー・デラックスでやったようだが、そのラファエルとここのキーボードのアレクサンドル・ロドリゲスは以前来日したとき、2人で同所でやったそう。
▶過去の、トビアス・プライシク
http://43142.diarynote.jp/201410141140507485/
▶過去の、グランド・ピアノマックス
http://43142.diarynote.jp/?day=20140905
<今日の、中庭>
国際フォーラムの中庭に行ったら、相当な雨が降ったと思えるほどに、濡れている。スコール、あったのか。今日は久しぶりに蒸し暑く、亜熱帯の東京、なり。結構、汗をかいた。そういえば、この夏はこんだけ汗をかいているんだからしっかり塩分をとらなきゃと、臆することなくばかばか塩分を摂ったナリ〜。 業務連絡、財布に名詞を補充しておくように。
この日は、日暮れ後の野外無料ステージのみの開催。国際フォーラムの中庭には二つのステージとともに、様々なお店が出店しているが、今年はそこにスイス大使館も二つ分のスペースを取って、スイス紹介ブース/店舗を出している。なかなか、張り切っているな。
そして、この晩に野外ステージに出演したのは、俊英ヴァイオリン奏者率いるトビアス・プライシク・カルテット(2014年10月8日)、グランド・ピアノラマックス(2014年9月5日)、インペリアル・タイガー・オーケストラという、スイスの担い手たち。
ぼくのお目当ては、初来日となる、6人組のインペリアル・タイガー・オーケストラ。エチオピアン・グルーヴ/エチオ・ジャズに感化されたことをやるグループ(うち、2人はフランス人)で、脳みそとろけそうな1970年代エチオピアン・グルーヴを世界的に広めた“エチオピーク”シリーズの編纂者であるフランシス・ファルセトとも、彼らは親しい。バンド代表者の2人には夕方にインタヴューしたのだが(ちょうどその時間に演奏したトビアス・プライシク・カルテットは見ることができなかった。エレクトリック・ピアノを使ったりし、少し立った方向の演奏を求めたはずだが)、どうしてアフロ・ビートではなく、エチオピアの濃厚伝統音楽をやることにしたのと問うたら、ウケた。答えは、10月20日発売のラティーナ誌にて出します。
二番目のグランド・ピアノラマックスはピアノ+電気音とドラムの相乗が核となる総花的表現を披露。マジなピアノも弾けるレオ・タルディンのポップスやクラブ・ミュージックまでを見渡したおいらのピアノ妄想表現とでもなるか。ステージを囲む客はけっこうな数で、週末の会社帰りの娯楽として、東京ジャズの無料ステージを組み込んでいる人もいるのだろうな。
その後、ちょうど21時に、ステージ上にインペリアル・タイガー・オーケストラが出てくる。新作『ワックス』で、彼らはエチオピアだけでなく、隣国のスーダンやソマリアのトラッドを取り上げることもしているが、ネタは主にネットで探すという。また、スイスにもエチオピア/エルトリア・コミニティがありもし、そこからリサーチもしているそう。また、アルバムにはそこの人にちょい肉声で入ってもらったりもしている。
独自の音階(彼らは、それと日本の演歌が共通することを知っていた)と揺れと濃い情念の三位一体表現のアダプテイションに触れ、エチオピアがアフリカ最古の独立国である(それゆえ、フランス語や英語ではなく、アムハラ語が公用語だ)ことの重大な何かをぼくは探そうとしたか。リーダーのトランペッタ—であるラファエル・アンカーは今回から電気トランペットも吹くようになったと言っていたが、それはEWIのトランペット版というもので、へんな音ともにリフ構築に貢献していた。彼ら、前日は六本木・Super Deluxeスーパー・デラックスでやったようだが、そのラファエルとここのキーボードのアレクサンドル・ロドリゲスは以前来日したとき、2人で同所でやったそう。
▶過去の、トビアス・プライシク
http://43142.diarynote.jp/201410141140507485/
▶過去の、グランド・ピアノマックス
http://43142.diarynote.jp/?day=20140905
<今日の、中庭>
国際フォーラムの中庭に行ったら、相当な雨が降ったと思えるほどに、濡れている。スコール、あったのか。今日は久しぶりに蒸し暑く、亜熱帯の東京、なり。結構、汗をかいた。そういえば、この夏はこんだけ汗をかいているんだからしっかり塩分をとらなきゃと、臆することなくばかばか塩分を摂ったナリ〜。 業務連絡、財布に名詞を補充しておくように。