80年代後半にマンチェスターで結成、この手のちゃんとキャリアを持つバンドで今もしっかり活動しているというのは珍しいほうに入るのでは。そんなわけだから、日本公演もいろいろやっているはずだが、ぼくが見るのは2002年2月7日以来となるのかな。
恵比寿・リキッドルーム。お客の英国人比率、高い。外見的に古いロック的美意識を感じさせる(そのアクションは、ぼくの目にはダサく映る)シンガーに、坊ちゃんタイプの演奏陣が4人。オリジナル・メンバーであるベーシストは80年代中期にエディ・ピラー(cf.アシッド・ジャズ・レーベル)のカウントダウン・レーベル(配給はスティッフ)が送り出した耳年増的ソウル応用の洒脱ビート・バンドであるメイキン・タイムの一員だったことを、ふと思い出す。そのデビュー作『リズム&ソウル』は洗練されたジャケット・カヴァーを持っていて、彼らはスタイル・カウンシルらに続く一群にいたなかでもなかなか好感を持てる連中だった。
演奏は昔感じていたよりも、まっとう。とともに、今のダンスっぽいと言われるUKバンド〜たとえばクラクソンズ(2010年9月8日)なんかよりはいいグルーヴを持つなとも思った。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」(変な邦題と、改めて思う)の曲調をザ・シャーラタンズ流に翻訳したような、ファジーな開放感と酩酊感が入り交じる「ワン・トゥ・アナザー」には高揚し、自然に身体が揺れる。こういう曲が、ぼくにとっての好ましいザ・シャーラタンズ表現となるか。ギターは曲によってはかなり生ギターみたいな音を出す、エフェクター進歩しているな。
別な楽しい用事があり、1時間見て、会場を後にする。聞けば、公演終盤にたまたま日本にいた元リバティーンズ/ダーティ・プリティ・シングスのカール・バラーが出てきたらしい。彼はザ・シャーラタンズやクラクソンズのメンバーたちと数年前に一緒にバンドを組んだことがありましたね。
恵比寿・リキッドルーム。お客の英国人比率、高い。外見的に古いロック的美意識を感じさせる(そのアクションは、ぼくの目にはダサく映る)シンガーに、坊ちゃんタイプの演奏陣が4人。オリジナル・メンバーであるベーシストは80年代中期にエディ・ピラー(cf.アシッド・ジャズ・レーベル)のカウントダウン・レーベル(配給はスティッフ)が送り出した耳年増的ソウル応用の洒脱ビート・バンドであるメイキン・タイムの一員だったことを、ふと思い出す。そのデビュー作『リズム&ソウル』は洗練されたジャケット・カヴァーを持っていて、彼らはスタイル・カウンシルらに続く一群にいたなかでもなかなか好感を持てる連中だった。
演奏は昔感じていたよりも、まっとう。とともに、今のダンスっぽいと言われるUKバンド〜たとえばクラクソンズ(2010年9月8日)なんかよりはいいグルーヴを持つなとも思った。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」(変な邦題と、改めて思う)の曲調をザ・シャーラタンズ流に翻訳したような、ファジーな開放感と酩酊感が入り交じる「ワン・トゥ・アナザー」には高揚し、自然に身体が揺れる。こういう曲が、ぼくにとっての好ましいザ・シャーラタンズ表現となるか。ギターは曲によってはかなり生ギターみたいな音を出す、エフェクター進歩しているな。
別な楽しい用事があり、1時間見て、会場を後にする。聞けば、公演終盤にたまたま日本にいた元リバティーンズ/ダーティ・プリティ・シングスのカール・バラーが出てきたらしい。彼はザ・シャーラタンズやクラクソンズのメンバーたちと数年前に一緒にバンドを組んだことがありましたね。