95年にアルバム・デビューし、レゲエな“どっか〜ん&じりじり”とした味を効果的にまぶしたR&B表現で一世を風靡したジャマイカ人シンガー(デビュー時はNY在住。今は、ジャマイカ居住のよう)。MCであのころは15歳と言っていたが、当時取材したりライヴを見たりしたはずだけど(日本録音のライヴ盤の解説書いたこともあったな)、そんなに若かったのかあ。その後、アルバム・リリースはそれほど活発ではないものの、日本には何度も来ているはず。ぼくは、それこそ15年ぶりに彼女を見ることになるが。六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。
ステージ上にはギター、ベース、キーボード2、ヴァイオリン(女性。静か目の曲じゃないと、その音は確認できなかった)、ドラム、バッキング・ヴォーカル(女性2、男性1)の9人が立つ。そして、裸足のキングは2階のほうから降りてきて、歌う。坊主頭に、赤いパーカー(ダイアナ・キングの名前がでっかくプリントされている)、ジーンズという、小僧のような格好。やっぱ、歌えるな。けっこう、マイクと口の間、あいてました。なんか歌や演奏の質感もあり、“がちんこ”という形容も頭の中に湧いていくる。それ、繊細さに欠けるということかもしれないが、客を見つめてちゃんと私のデカい声を嬉々として出せている様になんの異論があろうか。ときに、かますレゲエ流儀のラップぽい肉声も、客を煽る。
さすが何度も日本に来ているだけあって、MCにはけっこう日本語の単語を散りばめ、それもオーディエンスには確実にアピール。後半には、お客が総立ちのなか、ステージ中央前の客席テーブルに立って(裸足だと、そういうこともしやすいだろう)、ずっと歌ったりも。それ、ステージの一部分が伸びたみたい。前のほうのお客さんに囲まれるような感じで歌う彼女、いい光景に見えました。前日は彼女の誕生日だったようで、少しそれを祝う声もあり。花束をあげるお客さんもいたな。
本編の最後が、彼女の当たり曲「シャイ・ガイ」(同様に彼女とすぐに結びつくルーファスのカヴァー、「エイント・ノバディ」はやらず)。そして、アンコールはの最後は、ザ・ブーム(宮沢和史;2007年8月11日)の「島唄」。彼女は02年のマーヴェリック発作品以降アルバムを出していないと思ったら、実は新作を出したばかり(そこからの曲もやった)で、これは日本盤のボーナス・トラックとして入っているらしい。10分近く、趣向を凝らして、盛り上げる。「島唄」、海とつながった海外アーティストにとって、第二の「スキヤキ」みたいになっていく?
ステージ上にはギター、ベース、キーボード2、ヴァイオリン(女性。静か目の曲じゃないと、その音は確認できなかった)、ドラム、バッキング・ヴォーカル(女性2、男性1)の9人が立つ。そして、裸足のキングは2階のほうから降りてきて、歌う。坊主頭に、赤いパーカー(ダイアナ・キングの名前がでっかくプリントされている)、ジーンズという、小僧のような格好。やっぱ、歌えるな。けっこう、マイクと口の間、あいてました。なんか歌や演奏の質感もあり、“がちんこ”という形容も頭の中に湧いていくる。それ、繊細さに欠けるということかもしれないが、客を見つめてちゃんと私のデカい声を嬉々として出せている様になんの異論があろうか。ときに、かますレゲエ流儀のラップぽい肉声も、客を煽る。
さすが何度も日本に来ているだけあって、MCにはけっこう日本語の単語を散りばめ、それもオーディエンスには確実にアピール。後半には、お客が総立ちのなか、ステージ中央前の客席テーブルに立って(裸足だと、そういうこともしやすいだろう)、ずっと歌ったりも。それ、ステージの一部分が伸びたみたい。前のほうのお客さんに囲まれるような感じで歌う彼女、いい光景に見えました。前日は彼女の誕生日だったようで、少しそれを祝う声もあり。花束をあげるお客さんもいたな。
本編の最後が、彼女の当たり曲「シャイ・ガイ」(同様に彼女とすぐに結びつくルーファスのカヴァー、「エイント・ノバディ」はやらず)。そして、アンコールはの最後は、ザ・ブーム(宮沢和史;2007年8月11日)の「島唄」。彼女は02年のマーヴェリック発作品以降アルバムを出していないと思ったら、実は新作を出したばかり(そこからの曲もやった)で、これは日本盤のボーナス・トラックとして入っているらしい。10分近く、趣向を凝らして、盛り上げる。「島唄」、海とつながった海外アーティストにとって、第二の「スキヤキ」みたいになっていく?