ジェシ・ヴァン・ルーラー
2015年8月24日 音楽 終演後、ステージ前に出向き、ルーラー(2004年4月6日)の機材を写真に収めようとする人が次々と。入りもとっても良かったが、何気にジャズ・ギター・ヒーローなんだなと思わせられた。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショウ。
確かに、現代感覚を秘めつつ、今もっともジャズ・ギターらしいジャズ・ギターを弾く人かも知れぬと、頷く。彼の新作『ファントム』はジョー・ヘンダーソン曲をトリオで紐解いた内容を持つが、同作に負うカタチでこの晩のパフォーマンスは持たれたがゆえ、余計にそう感じるという部分はあったかもしれぬが。
全員、オランダ人。ギブソンの1970年代初頭のセミアコ希少モデルをピック弾きと指弾きの混合で弾く彼をサポートする2人は、新作参加者と同じ。アルコ弾きも要所でするベースのクレメンス・ヴァン・デル・フィーンは生理的に立ったラインを弾く人物だが、ドラマーのヨースト・ヴァン・サイクは本当に旧ジャズ文脈にある叩き方をしていて、あららあ。バスドラがリズム・パターンの骨格を作るのではなく、完全にアクセント音として入れられるタイプのドラミングって、けっこう久しぶりに聞くような。彼、40歳ぐらいだろうけど、異彩を放っておったな。なんか、いかにもオランダ人みたいな風体の彼を見ながら、3人をオランダ人のサッカー選手にたとえるなら……なんてことを、このショウに触れながら一瞬考えた。
▶過去の、ジェシ・ヴァン・ルーラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-4.htm
<今日の、スタンダード>
ビリー・ストレイホーンが1930年代に作った「ラッシュ・ライフ」を演奏したが、いい曲だなとしみじみ。酒にまつわる曲だが、この晩もよく飲んだなー。この前のジェフ・ニーヴ(2010年11月11日、2014年3月11日、2015年6月16日)も独自の解釈で「ラッシュ・ライフ」をやっていたが、今ぼくのなかではグっとくるスタンダードのベスト5に入ってしまうのではないか。しかし、このブログを始めたころ(15年強、たつなあ)には、スタンダード・ソングについての言及をするようになるとは思いもしなかったよな。やっぱり、生きたジャズはオリジナルをやらなきゃとも思っていたし。そこに、ワタシの成熟はありかなしか。、もうすぐまた1つ歳をとる〜。
▶過去の、ジェフ・ニーヴ
http://43142.diarynote.jp/201506180954176007/
http://43142.diarynote.jp/201011140051119042/
http://43142.diarynote.jp/201403131302543532/
確かに、現代感覚を秘めつつ、今もっともジャズ・ギターらしいジャズ・ギターを弾く人かも知れぬと、頷く。彼の新作『ファントム』はジョー・ヘンダーソン曲をトリオで紐解いた内容を持つが、同作に負うカタチでこの晩のパフォーマンスは持たれたがゆえ、余計にそう感じるという部分はあったかもしれぬが。
全員、オランダ人。ギブソンの1970年代初頭のセミアコ希少モデルをピック弾きと指弾きの混合で弾く彼をサポートする2人は、新作参加者と同じ。アルコ弾きも要所でするベースのクレメンス・ヴァン・デル・フィーンは生理的に立ったラインを弾く人物だが、ドラマーのヨースト・ヴァン・サイクは本当に旧ジャズ文脈にある叩き方をしていて、あららあ。バスドラがリズム・パターンの骨格を作るのではなく、完全にアクセント音として入れられるタイプのドラミングって、けっこう久しぶりに聞くような。彼、40歳ぐらいだろうけど、異彩を放っておったな。なんか、いかにもオランダ人みたいな風体の彼を見ながら、3人をオランダ人のサッカー選手にたとえるなら……なんてことを、このショウに触れながら一瞬考えた。
▶過去の、ジェシ・ヴァン・ルーラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-4.htm
<今日の、スタンダード>
ビリー・ストレイホーンが1930年代に作った「ラッシュ・ライフ」を演奏したが、いい曲だなとしみじみ。酒にまつわる曲だが、この晩もよく飲んだなー。この前のジェフ・ニーヴ(2010年11月11日、2014年3月11日、2015年6月16日)も独自の解釈で「ラッシュ・ライフ」をやっていたが、今ぼくのなかではグっとくるスタンダードのベスト5に入ってしまうのではないか。しかし、このブログを始めたころ(15年強、たつなあ)には、スタンダード・ソングについての言及をするようになるとは思いもしなかったよな。やっぱり、生きたジャズはオリジナルをやらなきゃとも思っていたし。そこに、ワタシの成熟はありかなしか。、もうすぐまた1つ歳をとる〜。
▶過去の、ジェフ・ニーヴ
http://43142.diarynote.jp/201506180954176007/
http://43142.diarynote.jp/201011140051119042/
http://43142.diarynote.jp/201403131302543532/