ロス・ロンリー・ボーイズ
2012年2月7日 音楽 初来日公演で、会場は渋谷・クラブクアトロ。まさに、フル・ハウス。そして、歓声や熱気がすごい。わーと感じずにはいられない反応が、アタマから最後まで続いたもの。で、この手のアーシーな土着系米国ロック・バンド実演に飢えている人が少なくないんだろうと、肌で感じずにはいられず。やはり、どちらかといえば、日本のイヴェンターは英国ロック偏重で行っているものな、なぞとも思う。彼らが米国でちょうどブレイクしたときに、テキサス州オースティンの野外ステージで見た事があった(2004年9月17日)が、これだけ受ければ、グラミー賞受賞バンドである(んだってね)彼らも今回の会場の小ささもそんなに気にならなかったろう。実際、超うれしそうにやっていたし。
テキサス州サンアンジェロ出身、オースティンをベースとするメキシコ系アメリカ人の兄弟3人組。上からギター、ベース(6弦を弾いていた。ときに、スラッピングもする)、ドラムで、リード・ヴォーカルはベース奏者が取る。ギタリストが一番ロック・ミュージシャンぽい風情を持っていた。全17曲(1時間45分ぐらいだったか)、堂々の土着ロックを送り出す。ヴォーカル、コーラス、ギター音、リズム、どれもがきっちり、はまりにはまる。目新しい所はないが、聞いてて、あーコレコレみたいな部分は多々。ブルース・ロック調もきまるし、ジャムっぽく流れるところも堂にいっていて、それでも1時間ぐらいは持つ感じ。もう暇にまかせて、納屋かなんかで兄弟で楽器音を重ねあったんだろうなという確かさ、地力が横溢していた。
そんな彼らの自然体にして濃厚なショウに触れて、これぞ最良のバー・ロック・バンドとも思う。いや、英国のパブ・ロックの米国版なるもの? そういえば、彼らはザ・ビートルズの「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドウ」をやったが、それはかなり味がいい。基礎体力が違うナ。それと、今回聞いて新たに感じたのは、彼らが持つ弾みはファンク的というよりはラテン的なそれであること。それも、彼らの属性を考えれば、当然だろう。今回、サンタナぽさはあまり感じなかった。ああ、遥かなりテキサス……。
<今日の、びっくり>
深夜、バー・イッシーに行ったら、なんと6月にジェフ・リーやクリス・カトラーらヘンリー・カウ流れグループの公演をやるという。どひゃー。もちろん、キャパからいって売り切れだろうな。どういう経緯でやるようになったか聞いたような気もするが、酔っぱらっていて、覚えてない。なんか、いろいろすごいことあるなー。あと、そこに行く前に、大阪のファンク・バンドのザ・たこさんの話になった。見たいなー。
テキサス州サンアンジェロ出身、オースティンをベースとするメキシコ系アメリカ人の兄弟3人組。上からギター、ベース(6弦を弾いていた。ときに、スラッピングもする)、ドラムで、リード・ヴォーカルはベース奏者が取る。ギタリストが一番ロック・ミュージシャンぽい風情を持っていた。全17曲(1時間45分ぐらいだったか)、堂々の土着ロックを送り出す。ヴォーカル、コーラス、ギター音、リズム、どれもがきっちり、はまりにはまる。目新しい所はないが、聞いてて、あーコレコレみたいな部分は多々。ブルース・ロック調もきまるし、ジャムっぽく流れるところも堂にいっていて、それでも1時間ぐらいは持つ感じ。もう暇にまかせて、納屋かなんかで兄弟で楽器音を重ねあったんだろうなという確かさ、地力が横溢していた。
そんな彼らの自然体にして濃厚なショウに触れて、これぞ最良のバー・ロック・バンドとも思う。いや、英国のパブ・ロックの米国版なるもの? そういえば、彼らはザ・ビートルズの「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドウ」をやったが、それはかなり味がいい。基礎体力が違うナ。それと、今回聞いて新たに感じたのは、彼らが持つ弾みはファンク的というよりはラテン的なそれであること。それも、彼らの属性を考えれば、当然だろう。今回、サンタナぽさはあまり感じなかった。ああ、遥かなりテキサス……。
<今日の、びっくり>
深夜、バー・イッシーに行ったら、なんと6月にジェフ・リーやクリス・カトラーらヘンリー・カウ流れグループの公演をやるという。どひゃー。もちろん、キャパからいって売り切れだろうな。どういう経緯でやるようになったか聞いたような気もするが、酔っぱらっていて、覚えてない。なんか、いろいろすごいことあるなー。あと、そこに行く前に、大阪のファンク・バンドのザ・たこさんの話になった。見たいなー。