カウボーイ・ジャンキーズ
2017年1月20日 音楽 30年前に、アメリカーナと言えることをやって異彩を放った、カナダの個性派バンドの公演を見る。六本木・ビルボードライブ、セカンド・ショウ。その大出世作『ザ・トリニティ・セッション』(RCA、1988年)は日本でもかなり話題になったし、その後に来日公演も彼らはした。
カウボーイ・ジャンキーズは解散したことはなくアルバム・リリースも続けていて、27年ぶりとなるような今回の来日も紅一点のシンガーのマーゴ・ティミンズをはじめ当時のメンバー4人は全員残っていて、うちマーゴら3人は兄弟だ、そこにハーモニカやマンドリンを担当する人物を加えて、彼女たちはライヴを持った。
演奏が始まりすぐに、わあ演奏がちゃんとしている、香り立つ風情ありと頷く。さすが、ずっとやっていることもあるな。マーゴのどこか物憂げな歌も確か。MCも漂う口調でしていた。渋く、墨絵みたいと思わせる一方、結構ヴァイタルに突き進む時もあり。また、ハーモニカがサウンド総体の表情を規定する曲も散見され、ぼくが感じていた以上にブルースを根に置くバンドだったのだなとも痛感。ギター奏者はエフェクターを通してオルタナぽい音を出す場合もあり、今のロック好きリスナーが聞いてもいろいろ要点を感じるパフォーマンスだったのではないか。もちろん、『ザ・トリニティ・セッション』でカヴァーしていた、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「スウィート・ジェーン」もやりました。
<今日の、やっちまった>
来月頭までの原稿締め切りが今週バカみたいに増えてしまい、実はけっこうプレッシャーを感じている。月内締め切り原稿は断ろうと思っていたのに、これは書きたいという渋味ロック系アーティストのライナー・ノーツ仕事を思わず受けてしまい、オレはマゾかとほんのすこし感じている。なので、精進(?)気味で行こうと思っていたのに、悪魔の誘いとともに、“朝までコース”をやっちまう。懲りない男であります。でも、最後の店で、25年前にとってもよく仕事をし、一緒のサッカー・チームに入っていた編集者と同じ会社の若い後輩と偶然会った。かつて、彼の下で働いたこともあり尊敬しているみたいなことを言っておったな。なによりじゃ。
カウボーイ・ジャンキーズは解散したことはなくアルバム・リリースも続けていて、27年ぶりとなるような今回の来日も紅一点のシンガーのマーゴ・ティミンズをはじめ当時のメンバー4人は全員残っていて、うちマーゴら3人は兄弟だ、そこにハーモニカやマンドリンを担当する人物を加えて、彼女たちはライヴを持った。
演奏が始まりすぐに、わあ演奏がちゃんとしている、香り立つ風情ありと頷く。さすが、ずっとやっていることもあるな。マーゴのどこか物憂げな歌も確か。MCも漂う口調でしていた。渋く、墨絵みたいと思わせる一方、結構ヴァイタルに突き進む時もあり。また、ハーモニカがサウンド総体の表情を規定する曲も散見され、ぼくが感じていた以上にブルースを根に置くバンドだったのだなとも痛感。ギター奏者はエフェクターを通してオルタナぽい音を出す場合もあり、今のロック好きリスナーが聞いてもいろいろ要点を感じるパフォーマンスだったのではないか。もちろん、『ザ・トリニティ・セッション』でカヴァーしていた、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「スウィート・ジェーン」もやりました。
<今日の、やっちまった>
来月頭までの原稿締め切りが今週バカみたいに増えてしまい、実はけっこうプレッシャーを感じている。月内締め切り原稿は断ろうと思っていたのに、これは書きたいという渋味ロック系アーティストのライナー・ノーツ仕事を思わず受けてしまい、オレはマゾかとほんのすこし感じている。なので、精進(?)気味で行こうと思っていたのに、悪魔の誘いとともに、“朝までコース”をやっちまう。懲りない男であります。でも、最後の店で、25年前にとってもよく仕事をし、一緒のサッカー・チームに入っていた編集者と同じ会社の若い後輩と偶然会った。かつて、彼の下で働いたこともあり尊敬しているみたいなことを言っておったな。なによりじゃ。