ジョン・ダヴァーサ・スモール・バンド・フィーチャリング・レネー・オルステッド
2016年12月22日 音楽 丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。ジョン・ダヴァーサというトランペット奏者(1972年カリフォルニア州生まれ)については、米国では大手ジャズ系メネージメントに所属しているらしいものの寡聞にして何も知らなかった。だが、知人に誘われて見に行く。アレンジャーとしての技量もアピールせんとしている人のようで、普段はその才も活かす大きな編成で活動しているよう。それゆえ、コンボで実演に当たる今回はスモール・バンドと名乗っているようだ。スタジオ仕事もしている彼、どういう流れか知らないが、ムーンチャイルド(2016年7月22日)の菅音にも関与している。
EWI(エレクトリック・ウィンド・インストゥルメント)ならぬEVI(エレクトリック・ヴァルブ・インヅトゥルメント。やはり、全面却下と言いたくなるとほほな音)も多様する本人に加え、西海岸のスタジオ界で活躍するテナー・サックス/フルートのカティッセ・バッキンガム、ピアノ・キーボードのジョシュ・ケリー、1980年代から西海岸フュージョン/スタジオ界で活躍するベースのジェリー・ワッツJr.(昔、ウィッシュフル・シンキングのメンバーでもあった)、ネルス・クライン(2010年1月9日、2010年4月23日、2013年4月13日、2014年8月14日、2015年6月2日)とも懇意にするアルト・サックス奏者のギャヴィン・テンプルトンやフライング・ロータス(2014年12月5日)などLA進歩派の作品にも名前が見られるドラマーのジーン・コイという陣容にてことに当たる。
ディヴァーサ自身おいらは作編曲の能力に長けているという自負があるためだろう、時に聞き手を置いていくような才気走ったパートも持ちつつ、ショウは進む。とはいえ、基本にあるのは、例えばゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・バンド(2008年2月5日)にあるようなちゃらさを感じさせる、時に聞き手に媚びた所も持つエンターテインメント性。だから、リード奏者はソツなくラップも担当していた。何をやるにせよ、構成員たちの腕が立つのはすぐに了解でき、とくにアフリカ系ドラマーの腕の立つ具合にはびっくり。もー、ほんとあちこちに名手はいるなあ。
途中から、サンタさん帽子をかぶったレネー・オルステッドが出てきて、華を添える。北欧名を持つが1989年ヒューストン生まれのジャズ・シンガーで、当初は女優として活躍していたという痩身のお綺麗さん。2004年と2009年にデイヴィッド・フォスター(2011年10月19日)のプロデュースでワーナー系列からリーダー作を出してもいる彼女は地声もデカく、問題なく歌えた。
▶︎過去の、ムーンチャイルド
http://43142.diarynote.jp/201607251308054775/
▶︎過去の、ゴードン・グッドウィンズ・ビッグバンド
http://43142.diarynote.jp/200802100022540000/
▶過去の、ネルス・クライン
http://43142.diarynote.jp/?day=20100109
http://43142.diarynote.jp/201004250658039897/
http://43142.diarynote.jp/201304150854159566/
http://43142.diarynote.jp/201408161131356136/
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/
▶︎過去の、フライング・ロータス
http://43142.diarynote.jp/201412151251045801/
▶︎過去の、デイヴィッド・フォスター
http://43142.diarynote.jp/201111141208525234/
<今日は、10月の気候?>
ここ数日、けっこう暖かい。今日は特にという感じで、外テラスで飲むことも可能だったのではないか。もう、各所で汗ばみました。昼下がりにはフィンランド人にインタヴューしたのだが、日本は暖かいと喜んでおった。でも、夜半の降雨はかなりのもので、靴がびしょびしょ也。さすが、タクシーも拾いにくかった。
EWI(エレクトリック・ウィンド・インストゥルメント)ならぬEVI(エレクトリック・ヴァルブ・インヅトゥルメント。やはり、全面却下と言いたくなるとほほな音)も多様する本人に加え、西海岸のスタジオ界で活躍するテナー・サックス/フルートのカティッセ・バッキンガム、ピアノ・キーボードのジョシュ・ケリー、1980年代から西海岸フュージョン/スタジオ界で活躍するベースのジェリー・ワッツJr.(昔、ウィッシュフル・シンキングのメンバーでもあった)、ネルス・クライン(2010年1月9日、2010年4月23日、2013年4月13日、2014年8月14日、2015年6月2日)とも懇意にするアルト・サックス奏者のギャヴィン・テンプルトンやフライング・ロータス(2014年12月5日)などLA進歩派の作品にも名前が見られるドラマーのジーン・コイという陣容にてことに当たる。
ディヴァーサ自身おいらは作編曲の能力に長けているという自負があるためだろう、時に聞き手を置いていくような才気走ったパートも持ちつつ、ショウは進む。とはいえ、基本にあるのは、例えばゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・バンド(2008年2月5日)にあるようなちゃらさを感じさせる、時に聞き手に媚びた所も持つエンターテインメント性。だから、リード奏者はソツなくラップも担当していた。何をやるにせよ、構成員たちの腕が立つのはすぐに了解でき、とくにアフリカ系ドラマーの腕の立つ具合にはびっくり。もー、ほんとあちこちに名手はいるなあ。
途中から、サンタさん帽子をかぶったレネー・オルステッドが出てきて、華を添える。北欧名を持つが1989年ヒューストン生まれのジャズ・シンガーで、当初は女優として活躍していたという痩身のお綺麗さん。2004年と2009年にデイヴィッド・フォスター(2011年10月19日)のプロデュースでワーナー系列からリーダー作を出してもいる彼女は地声もデカく、問題なく歌えた。
▶︎過去の、ムーンチャイルド
http://43142.diarynote.jp/201607251308054775/
▶︎過去の、ゴードン・グッドウィンズ・ビッグバンド
http://43142.diarynote.jp/200802100022540000/
▶過去の、ネルス・クライン
http://43142.diarynote.jp/?day=20100109
http://43142.diarynote.jp/201004250658039897/
http://43142.diarynote.jp/201304150854159566/
http://43142.diarynote.jp/201408161131356136/
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/
▶︎過去の、フライング・ロータス
http://43142.diarynote.jp/201412151251045801/
▶︎過去の、デイヴィッド・フォスター
http://43142.diarynote.jp/201111141208525234/
<今日は、10月の気候?>
ここ数日、けっこう暖かい。今日は特にという感じで、外テラスで飲むことも可能だったのではないか。もう、各所で汗ばみました。昼下がりにはフィンランド人にインタヴューしたのだが、日本は暖かいと喜んでおった。でも、夜半の降雨はかなりのもので、靴がびしょびしょ也。さすが、タクシーも拾いにくかった。