在ベルリンの、アイルランド人シンガー・ソングライター(2015年5月30日)の公演を、吉祥寺・スターパインズカフェで見る。1年強ぶりの、来日公演。規格外の、心意気の担い手がいると強く思わせるソロ・パーフォーマンスの大枠に大きな変化はない。でも、5作目となる新作『ホーム』を出しており、そこから披露する曲も多く、演目は大きく異なっていたか。あと、ピアノを弾きながら、歌う曲もあり。前回、その設定はなく、新鮮味もありうれしれい。じきに、日経新聞電子版にライヴ評がのります。
▶︎過去の、ウォリス・バード
http://43142.diarynote.jp/201505310957591440/
<今日の、CD>
曲によっては、エフェクターを用い音響的指針も求めるバードだが、その行き方を支えていたのが、エンジニアとして同行したエイダン・フローティングホーム。彼はショウの最中に何度もコソール卓の外に出て場内の音をチェックし、また数曲ではステージに上がりコーラスを朗々とつけたり、クラリネットを吹いたりもした。そんな彼と話す機会を持ったら、柔和な、ほんといい人。その名前が示唆するようにアイルランド生まれであり、欧州各地を動き、今はベルリンに居住している。あなた自身の音楽を聞いてみたいと伝えると、aidan名義の『le grand discours』(All/Hazelwood、2014年)というリーダー作をにっこり手渡してくれた。2002年から2010年にかけてアイルランド、スペイン、ベルギー、ドイツで録られた11曲を収録。エイダンは歌とギターを中心に担当し、いろんなサポートの人たちが入り、本人は曲によってはキーボードやクラリネットやベースも弾く。年度や録音場所が散っているゆえ、もちろん曲趣も散っているが、魅力的な奥行きを持つ歌を中央に置く風のある、密やかなロック表現を認めることができる。やはり、実力者。そのトレイラー映像は、https://www.youtube.com/watch?v=0aLBAjSnaT。また、http://www.floatinghome.org/releases/ で、アルバム全曲を聞くことができます。
▶︎過去の、ウォリス・バード
http://43142.diarynote.jp/201505310957591440/
<今日の、CD>
曲によっては、エフェクターを用い音響的指針も求めるバードだが、その行き方を支えていたのが、エンジニアとして同行したエイダン・フローティングホーム。彼はショウの最中に何度もコソール卓の外に出て場内の音をチェックし、また数曲ではステージに上がりコーラスを朗々とつけたり、クラリネットを吹いたりもした。そんな彼と話す機会を持ったら、柔和な、ほんといい人。その名前が示唆するようにアイルランド生まれであり、欧州各地を動き、今はベルリンに居住している。あなた自身の音楽を聞いてみたいと伝えると、aidan名義の『le grand discours』(All/Hazelwood、2014年)というリーダー作をにっこり手渡してくれた。2002年から2010年にかけてアイルランド、スペイン、ベルギー、ドイツで録られた11曲を収録。エイダンは歌とギターを中心に担当し、いろんなサポートの人たちが入り、本人は曲によってはキーボードやクラリネットやベースも弾く。年度や録音場所が散っているゆえ、もちろん曲趣も散っているが、魅力的な奥行きを持つ歌を中央に置く風のある、密やかなロック表現を認めることができる。やはり、実力者。そのトレイラー映像は、https://www.youtube.com/watch?v=0aLBAjSnaT。また、http://www.floatinghome.org/releases/ で、アルバム全曲を聞くことができます。