リー・リトナー&デイヴ・グルーシン
2015年11月4日 音楽 昼間、光ファイバーTVの米国ドラマ・チャンネルで「刑事コロンボ」の第一話が放映されていて、偶然それを見たらその音楽(かなり効果音的な音楽作りをしている)担当クレジットがデイヴ・グルーシンとなっていてそーかあ。クロスオーヴァー/フュージョン期が訪れることでリーダー/プロデューサーとして名をなし、自らのGRPレーベルも興すグルーシン(81歳となる現在は自適悠々で、牧場だかを持ち、非カリフォルニアの州に住んでいるらしい)が多くの映画やTVの音楽を作っているのは良く知られるところだろう。彼のアルバムに『シネマジック』(1987年、GRP)というのがあって、「天国から来たチャンピオン」他、それは彼が書いた映画音楽のオーケストラを用いた再演集。で、発売されたころ、同作を車に常備していたことがあった。雨の日の運転はあまり快適ではないが、ウザく感じるはずの窓についた水滴やワイパーの動きまでが愛おしく思えるようなアルバム……なんて、説明すると褒め過ぎになるだろうか。
双頭アルバムも昔作ったギターのリー・リトナー(2005年6月20日、2009年9月5日)とピアノ/キーボードのデイヴ・グルーシン、そして電気ベースのメルヴォン・デイヴィス、ドラムのウィリアム・ケネディ(2014年1月15日)からなるカルテットでのパフォーマンス。面々はこの顔ぶれで、今年の夏の欧州ライヴ・サーキットを回った。冒頭からずっと、リトナーがどちらかというと主導権を持つステージ運び。へえ、リトナーって、けっこうオクターヴ奏法を多用するんだな。アフリカ系のリズム・セクションは音質も含めて、今回ぼくの好みにあらず。
後半、サポート役を担っていた(でも、抑え方もソロも趣味良しと思わせる)グルーシンが前に出るようになり、しっとりピアノを歌わせた「トゥッツィ」(これも、映画曲ですね)や人気曲「マウンテン・ダンス」を披露し、場内は湧く。ビアンカ・ジスモンチ(2014年6月29日)の項でなんか曲がデイヴ・グルーシンぽいと指摘しているのは、たとえば「マウンテン・ダンス」みたいな曲との親和性を感じさせるからですね。ふふふ。
冒頭のネタに戻ると、子供のころ、主人公のなんか陰湿なキャラ設定がイヤで「刑事コロンボ」は嫌いだったが、改めて見て、やはり駄目と思い、今回も途中で見るのをやめてしまった。同時期に、やはりNHKで放映していた「警部マクロード」は好きだったよなー。
▶過去の、リー・リトナー
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/?day=20050620
▶過去の、ウィリアム・ケネディ
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
▶過去の、ビアンカ・ジスモンチ
http://43142.diarynote.jp/201407030943343160/
<今日の、笑っちゃうぐらいのいい奴ら>
ライヴ前の夕方、ヴィンテージ・トラブル(2012年8月20日、2014年8月20日、2015年8月20日)に取材する。夏にプロモーションで来たばかりなのに、なんでまた来ているのかと思ったら、NHKのTV番組に出演するためだという。初来日時に取材していらい、ぼくのことを覚えてくれている彼らは、懸命に誠実に質問に答えてくれて、頭がさがりまくりー。真心、あるよなあ。なお、インタヴューに答えたのは3人、ベーシストのリック・バリオ・ディルは取材中に東京に着いた模様。
▶過去の、ヴィンテージ・トラブル
http://43142.diarynote.jp/201209121315025654/
http://43142.diarynote.jp/201408210931581467/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
双頭アルバムも昔作ったギターのリー・リトナー(2005年6月20日、2009年9月5日)とピアノ/キーボードのデイヴ・グルーシン、そして電気ベースのメルヴォン・デイヴィス、ドラムのウィリアム・ケネディ(2014年1月15日)からなるカルテットでのパフォーマンス。面々はこの顔ぶれで、今年の夏の欧州ライヴ・サーキットを回った。冒頭からずっと、リトナーがどちらかというと主導権を持つステージ運び。へえ、リトナーって、けっこうオクターヴ奏法を多用するんだな。アフリカ系のリズム・セクションは音質も含めて、今回ぼくの好みにあらず。
後半、サポート役を担っていた(でも、抑え方もソロも趣味良しと思わせる)グルーシンが前に出るようになり、しっとりピアノを歌わせた「トゥッツィ」(これも、映画曲ですね)や人気曲「マウンテン・ダンス」を披露し、場内は湧く。ビアンカ・ジスモンチ(2014年6月29日)の項でなんか曲がデイヴ・グルーシンぽいと指摘しているのは、たとえば「マウンテン・ダンス」みたいな曲との親和性を感じさせるからですね。ふふふ。
冒頭のネタに戻ると、子供のころ、主人公のなんか陰湿なキャラ設定がイヤで「刑事コロンボ」は嫌いだったが、改めて見て、やはり駄目と思い、今回も途中で見るのをやめてしまった。同時期に、やはりNHKで放映していた「警部マクロード」は好きだったよなー。
▶過去の、リー・リトナー
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/?day=20050620
▶過去の、ウィリアム・ケネディ
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
▶過去の、ビアンカ・ジスモンチ
http://43142.diarynote.jp/201407030943343160/
<今日の、笑っちゃうぐらいのいい奴ら>
ライヴ前の夕方、ヴィンテージ・トラブル(2012年8月20日、2014年8月20日、2015年8月20日)に取材する。夏にプロモーションで来たばかりなのに、なんでまた来ているのかと思ったら、NHKのTV番組に出演するためだという。初来日時に取材していらい、ぼくのことを覚えてくれている彼らは、懸命に誠実に質問に答えてくれて、頭がさがりまくりー。真心、あるよなあ。なお、インタヴューに答えたのは3人、ベーシストのリック・バリオ・ディルは取材中に東京に着いた模様。
▶過去の、ヴィンテージ・トラブル
http://43142.diarynote.jp/201209121315025654/
http://43142.diarynote.jp/201408210931581467/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/