ロビン・マッケル&ザ・フライトーンズ。クリス・デイヴ
2012年9月21日 音楽 まず、丸の内・コットンクラブで見たのは、米国人ながらフランスの事務所と契約し、新作はフランスのソニーから出している30代の女性白人歌手。過去はジャズを歌いリーダー作をだしてきたらしいが、その新作はかなりソウル方向に音楽性をふった行き方を取る。初来日となる今回のショウはそれをフォロウするもので、キーボード、ギター、ベース、ドラムからなるザ・フライトーンズと名乗るバンドがサポート。それ、新作録音の陣容と同様のものという。想像したほど突き抜けた味、というか、黒っぽい持ち味を持たない人で、中庸な佇まいをとおして親しみ易さをださんとしているといえるか。徹頭徹尾、一生懸命さが伝わる人でもありました。アンコールで披露した、巧みな編曲を経たザ・ビー・ジーズの「若葉のころ」がよかった。
次は、六本木・ビルボードライブ東京で、ヒップホップとジャズを独自の連続線のもとたたき出す今様ドラマーのリーダー公演を見る。まず、そのドラム・キットにほう。スネアを3つ並べ(そのすぐ上には、スネアより少し小さな少しトラッドっぽい太鼓も置く)、左右両端には、変形シンバル(リンゴの皮のようにむいたシンバルの帯を上から垂れ下げたもの)を置いている。タムは(たぶん)なしで、フロア・タムは一つだったのかな。そして、シンバルも何枚か。
当初同行が告知されていたキーボード奏者とリード奏者(ゲイリー・トーマスだった!)はキャンセルされ、重鎮フレットレス電気ベーシストのピノ・パラディーノとアイザイア・シャーキー・トーマスというギタリスト(ときに、詠唱もする)との3人によるパフォーマンス。人数が少ないほうがデイヴの我が道を行くドラミングはより直裁に受け取ることができるわけで、大半の聞き手はバンドの人数が減ったことをマイナスとは思わなかっただろう。実際、3人でそれなりに完結するジャム演奏をやっていて、ぼくは一時期ゲイリー・トーマスのことをけっこう憎からず思っていたが、今日の流れで彼がいい感じで加われる図を想像できなかった。
ギターとベースが音を重ね合い(冒頭はかなりアフリカ調)、それに合わせてデイヴが癖や刺のあるドラム音を思うまま乗せていく。彼はけっこうリム・ショットを多用するんだな。最初のかたまりは40分強切れ目なし、弦楽器の2人がゆうゆうとリフやあり曲断片を重ね、トリオ表現は流れる。途中で、ハービー・ハンコック/ヘッドハンターズの「アクチュアル・プルーフ」もやり、エンディング部のパートはそれなりにアフロ・ビート調。アンコールでは、ジミ・ヘンドリックスで知られる「ヘイ・ジョー」もやった。
<今日の、思案>
購入後1年しないで、マック・ブック・プロが目茶ヘソをまげちゃった。キーボードの調子が悪いので、サポート・センターの指示にしたがいOSを入れ直したら、サファリが立ち上がらなくなってしまった。奨めにしたがい、もう一度やっても同じ。原稿も打てない(打ちにくい)し、ネットも見れない。えーん。いま、この原稿はストレスを感じながら、2台前のiブックG4で打っている。もう1台のマック・ブック・プロはすぐに電源が落ちる。マック、どんどん耐久性が落ちているのではないか。いや、仕事を減らせ、PCをあまり使うなという、主(どういう主なんだろう?)の啓示か。それとも、マックは消耗品ゆえ1年ごとに買い替えろと言っている? 一度(大昔、PCの1台目はそうだったけど)、ウィンドウズ系、つかってみようかな。無知&ものぐさなぼくは使うの、無理かな。
次は、六本木・ビルボードライブ東京で、ヒップホップとジャズを独自の連続線のもとたたき出す今様ドラマーのリーダー公演を見る。まず、そのドラム・キットにほう。スネアを3つ並べ(そのすぐ上には、スネアより少し小さな少しトラッドっぽい太鼓も置く)、左右両端には、変形シンバル(リンゴの皮のようにむいたシンバルの帯を上から垂れ下げたもの)を置いている。タムは(たぶん)なしで、フロア・タムは一つだったのかな。そして、シンバルも何枚か。
当初同行が告知されていたキーボード奏者とリード奏者(ゲイリー・トーマスだった!)はキャンセルされ、重鎮フレットレス電気ベーシストのピノ・パラディーノとアイザイア・シャーキー・トーマスというギタリスト(ときに、詠唱もする)との3人によるパフォーマンス。人数が少ないほうがデイヴの我が道を行くドラミングはより直裁に受け取ることができるわけで、大半の聞き手はバンドの人数が減ったことをマイナスとは思わなかっただろう。実際、3人でそれなりに完結するジャム演奏をやっていて、ぼくは一時期ゲイリー・トーマスのことをけっこう憎からず思っていたが、今日の流れで彼がいい感じで加われる図を想像できなかった。
ギターとベースが音を重ね合い(冒頭はかなりアフリカ調)、それに合わせてデイヴが癖や刺のあるドラム音を思うまま乗せていく。彼はけっこうリム・ショットを多用するんだな。最初のかたまりは40分強切れ目なし、弦楽器の2人がゆうゆうとリフやあり曲断片を重ね、トリオ表現は流れる。途中で、ハービー・ハンコック/ヘッドハンターズの「アクチュアル・プルーフ」もやり、エンディング部のパートはそれなりにアフロ・ビート調。アンコールでは、ジミ・ヘンドリックスで知られる「ヘイ・ジョー」もやった。
<今日の、思案>
購入後1年しないで、マック・ブック・プロが目茶ヘソをまげちゃった。キーボードの調子が悪いので、サポート・センターの指示にしたがいOSを入れ直したら、サファリが立ち上がらなくなってしまった。奨めにしたがい、もう一度やっても同じ。原稿も打てない(打ちにくい)し、ネットも見れない。えーん。いま、この原稿はストレスを感じながら、2台前のiブックG4で打っている。もう1台のマック・ブック・プロはすぐに電源が落ちる。マック、どんどん耐久性が落ちているのではないか。いや、仕事を減らせ、PCをあまり使うなという、主(どういう主なんだろう?)の啓示か。それとも、マックは消耗品ゆえ1年ごとに買い替えろと言っている? 一度(大昔、PCの1台目はそうだったけど)、ウィンドウズ系、つかってみようかな。無知&ものぐさなぼくは使うの、無理かな。