前回見たのは2〜3年ほど前かと思ったら、もう5年半前(2007年1月25日)。わー、時がたつのは早い。でも、あれからアルバムを2枚だし、フェスも含めれば2回も来日公演を行っているんだよな。

 ほぼ、パーフェクト。フロントの男女の歌にしても、整合感の高いサウンドにして、アクション/構成といった見せ方の部分においても。屈託がないダンス・ポップを突き抜けたエンターテインメント精神とともに押し出そうというのは前にみたときと同様であるのだが、すべてにおいて成長。5年の月日もさもありなんと思わせられることしきり。いや、5年もたつと、どこか新鮮さや溌剌さを失う場合も多々あるのに、そうしたマイナス面を一切感じさせず、音楽を送る歓びや冥利と徹底的なプロ意識を臭くならずにまっすぐ表出していたのにはなかば驚いた。

 かなり、高評価。新木場・スタジオコースト。


<今日の、おせっかい>
 稀に家の近くで自転車によるヤクルト販売の女性をみる。旧態依然のスタイル、それはすんごくブルー・カラー的労働とも思える(真夏も真冬も大変だろうな。雨の日はどうするのだろう)。ぼくが近所で見るそれに従事する人たちは、けっこう年齢が若いというのはともかく、今日日だれがヤクルトを買うのだろう。ぼくはもう30年ぐらい飲んだ記憶がない。その売り上げで人件費を出すのは、大変ではないのか。1日1万円の売り上げを出そうとすると、1本100円として(ほんとはもっと安いかな?)、100本売らないと駄目なわけで、ぜったいそのビジネスが成り立つとは思えない。とか、きょう健気なヤクルトおねえさんを見かけて、とほうもなく余計な心配をしてしまった。