ドノヴァン・フランケンレイター
2011年1月6日 音楽 トーキョー・ライフ、復帰。調子、出ねーだろーなーと思ったら、何はからん。生理的にすいすい。おぉリフレッシュ、爽やかだ。
ジャック・ジョンソン(2007年4月5、6日、他)の後押しで広くロック界で知られるようになった、著名プロ・サーファー/シンガー・ソングライター(2003年9月30日、2009年1月15日)、昨年のフジ・ロックに続く来日パフォーマンス。渋谷・クラブクアトロ(彼の場合、このぐらいの広さがちょうどいかも)、2日間の初日。ステージの楽器配置は、ドラムとキーボードが両端。普通、ドラマーが位置する中央後方にはデカいマーシャル・アンプが鎮座。とはいえ、もちろん轟音サウンドを出すわけではなく、電気楽器を用いていてもどこかほのぼのオーガニックな質感を持つんだけどね。
生ギター(ときに、電気ギターも弾く。その際は、左利き用のものを逆さに構える)を弾きながら歌うフランケンレイターにプラスして、電気ギター、キーボード(3曲ほどトランペットを吹いたりも)、ベース、ドラム奏者という陣容。みんな長袖のシャツを着ているのに、フランケンレイターは半袖のTシャツ。さすが、サーファーは寒さに強い? サーファーぽいと言えば、彼の音楽技量はサーフィン後の余暇にギターを爪弾いて磨かれたなんて言われたりもするが、彼はギターを弾くときにピックやカポを用いないのに触れて(あんまし、エフェクターにも凝らないと思う)、なるほど。ほんと、それはちょっとした息抜き/チル・ダウンの時間にひょいっとギターを手にすることで積み上げられたものだろう。電気ギターを持つ際はギター・ソロを取ったりもする(それ、まっとう)が、その際もフィンガー・ピッキングでしていた。
心優しい、さばけた、滋味表現。前回よりそういうノリは強まっていたのではないか。それと、今回感じたのは、フランケンレイターってけっこうソウル好きなんじゃないか、ということ。彼が持つ円満なメロウネスは、そっち方面の愛好から来ている部分があるような気がした。本編の最後は、子供を得た喜びを綴った人気曲「コール・ミー・パパ」。そしてそれに続いて、デレク&ザ・ドミノスの「レイラ」の中盤以降の著名インスト・パートが演奏され、それが続くなかフランケンレイターはステージを去る。あれれ。他愛ないお膳立てではあるけど、なんか意義深い、気持ちあるショウが終わったとうキブンを覚えちゃったじゃないか。なんか、いい気分。ほんわか。なんか、今年もいい1年になるような気がとってもしちゃった。
<今日のポンポコ>
年賀状に、趣味良くニンジンをあしらった絵柄のものが。綺麗だけど、何でだろ? 電話する用事があったのでお礼かたがた尋ねると、ウサギの好物でしょとあっさり返される。あっりゃ〜、そんな当たり前のこと、なぜかピンとこなかった。なんか、純真な気持ちをどっかに置いてきているような気になって、少しかなしくなった。杵とか餅つき道具を小さくあしらった賀状もあったが、そっちはなんとなくすぐにウサギに結びついたんだけど。ひゅう〜。
ジャック・ジョンソン(2007年4月5、6日、他)の後押しで広くロック界で知られるようになった、著名プロ・サーファー/シンガー・ソングライター(2003年9月30日、2009年1月15日)、昨年のフジ・ロックに続く来日パフォーマンス。渋谷・クラブクアトロ(彼の場合、このぐらいの広さがちょうどいかも)、2日間の初日。ステージの楽器配置は、ドラムとキーボードが両端。普通、ドラマーが位置する中央後方にはデカいマーシャル・アンプが鎮座。とはいえ、もちろん轟音サウンドを出すわけではなく、電気楽器を用いていてもどこかほのぼのオーガニックな質感を持つんだけどね。
生ギター(ときに、電気ギターも弾く。その際は、左利き用のものを逆さに構える)を弾きながら歌うフランケンレイターにプラスして、電気ギター、キーボード(3曲ほどトランペットを吹いたりも)、ベース、ドラム奏者という陣容。みんな長袖のシャツを着ているのに、フランケンレイターは半袖のTシャツ。さすが、サーファーは寒さに強い? サーファーぽいと言えば、彼の音楽技量はサーフィン後の余暇にギターを爪弾いて磨かれたなんて言われたりもするが、彼はギターを弾くときにピックやカポを用いないのに触れて(あんまし、エフェクターにも凝らないと思う)、なるほど。ほんと、それはちょっとした息抜き/チル・ダウンの時間にひょいっとギターを手にすることで積み上げられたものだろう。電気ギターを持つ際はギター・ソロを取ったりもする(それ、まっとう)が、その際もフィンガー・ピッキングでしていた。
心優しい、さばけた、滋味表現。前回よりそういうノリは強まっていたのではないか。それと、今回感じたのは、フランケンレイターってけっこうソウル好きなんじゃないか、ということ。彼が持つ円満なメロウネスは、そっち方面の愛好から来ている部分があるような気がした。本編の最後は、子供を得た喜びを綴った人気曲「コール・ミー・パパ」。そしてそれに続いて、デレク&ザ・ドミノスの「レイラ」の中盤以降の著名インスト・パートが演奏され、それが続くなかフランケンレイターはステージを去る。あれれ。他愛ないお膳立てではあるけど、なんか意義深い、気持ちあるショウが終わったとうキブンを覚えちゃったじゃないか。なんか、いい気分。ほんわか。なんか、今年もいい1年になるような気がとってもしちゃった。
<今日のポンポコ>
年賀状に、趣味良くニンジンをあしらった絵柄のものが。綺麗だけど、何でだろ? 電話する用事があったのでお礼かたがた尋ねると、ウサギの好物でしょとあっさり返される。あっりゃ〜、そんな当たり前のこと、なぜかピンとこなかった。なんか、純真な気持ちをどっかに置いてきているような気になって、少しかなしくなった。杵とか餅つき道具を小さくあしらった賀状もあったが、そっちはなんとなくすぐにウサギに結びついたんだけど。ひゅう〜。