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2010年10月15日 音楽
 メンバーの顔ぶれが変わっての公演にして、なかなかに質と密度のあったショウ。渋谷・O-イースト。新ドラマーは腕が立つ。時にはツイン・ドラムになるときもあるし、黒人女性ヴォーカリストも広がりを添える。オヤジの聞き手としては、トーキング・ヘッズと相似する部分を感じないわけにはいかないが、でも創意と心意気とがきっちり交錯していて、相当に好印象。アンコール終了後、彼らは一度場内が明るくなった後にも登場。フロント・マンのニックさんはシャツを脱ぎ、ぜんぜん引き締まっていない上半身を出す。おお、でもすがすがしい。11月9日夕刊に掲載される日本経済新聞の公演評との重なりを避けるため、今はこのぐらいにしておく。