エリック・シールマンス、高岡大祐、タカダアキコ
2010年5月22日 音楽 祖師ケ谷大蔵・カフェムリウイ。小田急線の祖師ケ谷大蔵の駅には、初めて下車する。それほど広くない道を挟む商店街が駅前から伸びた先に、目指す場所はあった。2階立ての建物の屋上にあるようなお店で、とっても開放的な作り。周りに高い建物がないので、眺めがいい。途中、何度も購入しなくてもいいようにマイヤーズをダブルで頼んだら、うちはダブルで出しています(ながら、500円!)と、お店の方。ささやかな幸福を感じる、安上がりなぼく。
チューバ奏者の高岡大祐が、ベルギーのドラマーのエリック・シールマンスを呼んでのツアーの一環ナリ。実は、そのシールマンスのスネア演奏が凄すぎという信頼できる知人の情報を受けて、出向いた。
一部は、三者がそれぞれに、ソロのパフォーマンス(一人、15分ぐらい?)を披露。最初は、高岡。右手によるピストン(メロディ)操作はほとんどなしで、息づかいと小物を用いた効果音的音使いで、目に見えぬ何かと交信するような静的演奏を披露。2番目はタカダ(2008年1月30日)のダンス+α。ときに、身につけている衣服や肉声(それが、デカい)やベルなども用いて、アタシの世界を表出。そして、シールマンスはスネアだけをダダダダダと叩くソロ。文字にすると、とてもシンプルだが、そのスネア連打音/パルスはいろんな含みをもって、自在に広がって行く。倍音(と、言ってもいいのかな?)の神秘や連呼音の不思議、抑揚の誘いがいっぱい。なるほどォ、こういうパフォーマンスであったか。
そして、休憩を挟んでの2部は3人一緒に重なり、やりとり。実のある、インタープレイの夕べ。シールマンスはシンバルも控え目に用いたりも。終演後、40歳ちょいの彼と少し話をしたら、もともとクラシックの打楽器を学んでいて、マリンバやティンパニーも得意らしい。そして、クラシックに行き詰まりを感じて、ジャズとか即興の世界に興味を持つようになったようだ。
チューバ奏者の高岡大祐が、ベルギーのドラマーのエリック・シールマンスを呼んでのツアーの一環ナリ。実は、そのシールマンスのスネア演奏が凄すぎという信頼できる知人の情報を受けて、出向いた。
一部は、三者がそれぞれに、ソロのパフォーマンス(一人、15分ぐらい?)を披露。最初は、高岡。右手によるピストン(メロディ)操作はほとんどなしで、息づかいと小物を用いた効果音的音使いで、目に見えぬ何かと交信するような静的演奏を披露。2番目はタカダ(2008年1月30日)のダンス+α。ときに、身につけている衣服や肉声(それが、デカい)やベルなども用いて、アタシの世界を表出。そして、シールマンスはスネアだけをダダダダダと叩くソロ。文字にすると、とてもシンプルだが、そのスネア連打音/パルスはいろんな含みをもって、自在に広がって行く。倍音(と、言ってもいいのかな?)の神秘や連呼音の不思議、抑揚の誘いがいっぱい。なるほどォ、こういうパフォーマンスであったか。
そして、休憩を挟んでの2部は3人一緒に重なり、やりとり。実のある、インタープレイの夕べ。シールマンスはシンバルも控え目に用いたりも。終演後、40歳ちょいの彼と少し話をしたら、もともとクラシックの打楽器を学んでいて、マリンバやティンパニーも得意らしい。そして、クラシックに行き詰まりを感じて、ジャズとか即興の世界に興味を持つようになったようだ。