イースト・ミーツ・ウエスト 2019。ヴィック・ムニーズ展
2019年4月27日 音楽 ウィル・リー(2008年12月7日、2009年8月19日、2012年8月21日、2012年11月26日、2013年12月5日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日、2019年4月26日、2018年11月22日、2019年4月26日)が司る米国人と日本人が集う大型音楽イヴェント、その2日目でこの日は昼と夜の2公演が持たれる。有楽町・東京国際フォーラムのホールC。過去ホールAやDは来ているが、ホールCは今回が初めてナリ。渋谷公会堂やかつての新宿厚生年金会館クラスの2000人規模の大きさで使い勝手は良さそう。
昼の部の1番目の出演者は、日野皓正(2005年6月5日、2006年11月3日、2011年3月28日、2011年7月25日、2011年9月2日 、2013年9月22日、2014年4月4日、2015年3月10日、2017年9月3日、2018年8月11日)。2曲目にぼくの大好きな『ダブル・レインボウ』(コロムビア)の「イエロー・ジャケッツ」をやってくれてウキっ。その次はこのイヴェント最小となる編成(トランペット、ピアノ、ダブル・ベース、ドラム)で、スタンダードの「スターダスト」を麗々しく。かような選曲や編曲は、すべてウィル・リーが決めている。日野御大は華麗にステップを踏みながら踊ったりもして、まことこうした場に向き。そして、いまだ精力的なその吹き口には今回のようにツイン・ドラムでことにあたるしかないと痛感することしきり。彼、ワーキング・バンドもそうしないかな。
2番目は、ウィル・リー推しの日本人シンガー・ソングライターである臼井ミトン。彼はNYで突撃してウィル・リーと仲良しになり、自己作でベースを弾いてもらっており、その性格ともどもリーは彼に惚れ込んでいる。ブラック・ミュージックやルーツ・ミュージックをうまく消化した日本語のオリジナルを作る人で、ウーリッツァー(電気ピアノ)他を弾きながら歌う彼に、曲によってはコーラスやブラス隊をも繰り出し、リーは弾力性のあるサウンドを与える。オープナーの「ボーン・イン・タイム」はもろにハイ・サウンド調、「ナチュラル・ボーン優等生」という曲の当人アレンジのブラス・セクション音はザ・バンドのライヴ盤『ロック・オブ・エイジズ』のアラン・トゥーサン(2006年5月31日、2006年6月1日、2007年10月21日、2009年5月29日、2011年1月10日、2012年10月15日、2013年10月22日、2015年1月21日)編曲のそれを意識していると思わせるものだった。おいしい趣味性、高いっす。ここではギターのニア・フィルダーが曲趣に合わせ、ドブロを手にしたりもした。とか、いろんな過去の財産や様式を透かしてみさせるのも、“イースト・ミーツ・ウェスト 2019”の妙味か。
休憩を挟んでは、リーとパーカーとずっとトリオを組んでいる矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日、2014年8月7日、2015年8月20日、2016年9月15日、2017年12月10日、2018年8月27日)が登場。リーの近作『LOVE. GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS』では矢野とのデュエット「1.2.3」というほのぼの曲が収められており、その曲をやらないかなと思っていたら、それはやらず。歌うことも好きなリーさん、謙虚ね。というか、それよりも、まずはミュージカル・ディレクター/バンド・リーダー役をまっとうしていたと言えるだろう。予備のベースもおかず、様々なタイプの楽曲を1本のベースでいろんな奏法を介して十全に弾き分けていた彼、さすがでした。ほんとキャリアの長い、オーマイティなセッション・プレイヤーである彼の常軌を逸する真価を随所で感じた。
お茶目な所作やMCのできる矢野も、またこういうイヴェントだと吉と出る。「変わるし」はずっとやってこなかったけどと彼女が言っていたが、冒頭SEも用いられた「ゴジラ対モスラ」をはじめ、やはり選曲はウィル・リーがしていたのだろう。しかし、ピアノを弾きながら歌う彼女に加え、2キーボード、2ドラム、エレクトリック・ギター(彼女のショウ、意外にニア・フィルダーがソロのパートを与えられていた)、さらに曲によっては3菅と3人のコーラスがつく分厚い編成のもと矢野曲を楽しめるというのはとてもレア。また、臼井ミトンのときもそうだが、エンディア・ダヴェンポートが「男もつらいけど、女もつらいのよ」(「ラーメン食べたい」)とか日本語コーラスをつけていることも。矢野顕子は最後みんなが出てきてやったエディ・ハリスの有名ジャズ軽快曲「フリーダム・ジャズ・ダンス」ではスキャットをかまし、代えのない存在感を示した。
最後の登場者は、エレクトリック・トランペットのランディ・ブレッカー(2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2016年2月19日、2016年9月29日)とテナー・サックスのアダ・ロヴァッティ夫妻をフィーチャーする塊。実は、ランディ・ブレッカーはウィル・リーによって最大級の恩人。彼がマイアミにいたころ、すでにフュージョンの走りとも言われるジャズ・ロック・バンドのドリームズを組んでいたブレッカーがベーシストのオーディションがあるからと誘い、その2作目にウィル・リーが参加し、この業界への確かな足がかりを築いたのだった。ブレッカー兄弟がその後に組んだザ・ブレッカー・ブラザーズにもリーはクリス・パーカーともに参加していますね。故マイケル・ブレッカーがグループ用に書いた「ストラファンギン」の頭と締めの部分にはアルバート・アイラーの「ゴースト」みたいなパートがつけられているのかあ。もちろん、あたり曲「サム・スカンク・ファンク」もやり、このパートはリーの考える“ザ・ブレッカー・ブザーズ再訪”という意味を持っていたか。オリジナルでも前に出ていたファンキー曲「ドゥ・ユー・ワナ・ブギー」で、リーはやっと歌う。ランディがソロ用に書いた「ザ・ディップシット」(原曲は「ザ・サイドワインダー」のノリをブーガルーぽく開いたという感じの曲)で日野皓正も出てきて華を添える。やっぱり、彼かっこういい!
よく整備したなあと思わせるハウス・バンドは、キーボードとピアノのジェフ・ヤング(2017年7月30日、2018年11月22日、2019年4月26日)と桑原あい(2013年9月8日、2016年12月7日、2017年7月8日、2017年9月29日、2018年12月21日、2019年1月21日、2019年4月26日)、ギターのニア・フェルダー(2019年4月26日)、ダブル・ベースの鳥越啓介(2000年9月14日、2001年2月15日、2003年3月6日、2008年12月15日、2013年3月26日、2017年9月29日、2018年6月4日)、ドラムのクリス・パーカー(2009年8月19日、2012年8月21日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日)と山田玲(2017年9月17日)、テナー・サックスとアルト・サックスのアーロン・ヘイク(2019年4月26日)、トロンボーンの村田陽一(2005年1月7日、2006年1月21日、2010年3月9日、2011年12月20日、2012年9月8日、2014年12月14日、2015年9月27日、2016年12月11日、2017年12月5日、2018年6月8日、2018年9月2日、2019年4月26日)、トランペットの西村浩二(2019年4月26日)、バックグラウンド・シンガーのエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日2019年4月26日)とジェニーク・ニコル(2019年4月26日とMARU(2010年2月22日、2015年7月23日、2019年4月26日)。エレクトリック・ベースとダブル・ベースが一緒にやる曲は1〜2曲だが、ドラムはツインであたる曲が大半。いかなる考えでリーがツイン・ドラムで今回ことにたることにしたかは知らないが、これは大成功。でも、考えてみれば、クリス・パーカーはスタッフでスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日)とツイン・ドラム編成でやっており、お手の物なんだよな
▶過去の、ウィル・リー
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▶過去の、日野皓正
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▶過去の、アラン・トゥーサン
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▶過去の、ランディ・ブレッカー
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▶過去の、日野皓正
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▶︎過去の、ジェフ・ヤング
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▶︎過去の、桑原あい
http://43142.diarynote.jp/?day=20130908
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http://43142.diarynote.jp/201707101243147840/
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https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、鳥越啓介
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200812281441122331/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130326
http://43142.diarynote.jp/201710011917499392/
https://43142.diarynote.jp/201806060708363548/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、ニア・フィルダー
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、山田玲
https://43142.diarynote.jp/201709180648097389/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、クリス・パーカー
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▶過去の、村田陽一
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http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111220
http://43142.diarynote.jp/?day=20120908 ベン・E・キング
http://43142.diarynote.jp/?day=20141214
http://43142.diarynote.jp/?day=20150927
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201712061006171627/
https://43142.diarynote.jp/201806130948515941/
https://43142.diarynote.jp/201809071509481583/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
http://43142.diarynote.jp/201704031056083140/
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▶︎過去の、ジェニーク・ニコル
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▶過去の、MARU
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https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
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http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
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夜の部は、同じハウス・バンド演奏の元、順にマイク・スターン(2009年3月23日、2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2015年6月5日、2016年6月4日、2019年4月26日)、日野皓正、渡辺香津美(2004年12月15日、2010年9月1日、2010年9月5日 、2010年11月20日、2012年3月20日、2016年6月4日、2016年9月4日、2017年9月2日、2018年4月6日、2019年4月26日)、臼井ミトン、ランディ・ブラッカーとアダ・ロヴァッティがフィーチャーされる。音楽は生き物、同じ曲目をやってもソロは当然のこと、ノリが動いている部分はなるほどある。スターンのショウは昨日に続き改めて見ると、アーロン・ヘイクとの双頭リーダー表現のよう。事実、ヘイクは昨日より前に位置して演奏。また、そこに1曲渡辺香津美が入った際はジミ・ヘンドリックスやマイルズ・デイヴィス曲が引用され、掛け合いを聞かせる。気安いスターンさんはステージ登場後の休憩時にCD売り場に出て、ファン対応をしていた。
夜もアンコールは出演者が皆出て、「フリーダム・ジャズ・ダンス」を披露。ダブルベースに演奏をまかせ、スリムなリーは会場を動き、ソロ担当を次々に指さし、交通整理役を担う。そういう端々からも、音楽愛〜音楽をやること、音楽に関われる歓びのようなものをたっぷりと出す。なんか、こんなウィルだからこそ、このイヴェントはうまく成就しているのダと思わずにはいられなかった。
▶過去の、マイク・スターン
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http://43142.diarynote.jp/201006071818281946/
http://43142.diarynote.jp/201206141343402196
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▶過去の、渡辺香津美
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http://43142.diarynote.jp/201009171511588216/
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昼に部と夜の部の間に、NYを拠点に置いている1961年ブラジル生まれの現代美術家であるヴィック・ムニーズの作品展を見に行く。国際フォーラム前の広い道をまっすぐ1キロほど外側に行ったところにある、宝町・nca | nichido contemporary artにて。マリーザ・モンチとアルナルド・アントゥネスとカルリーニョス・ブラウン(2000年4月30 日)3人のユニットであるトリバリンタスの2003年セルフ・タイトル作やセウ・ジョルジ(2005年9月1日)の2005年作『Cru』のジャケットは彼の手によるものですね。それを絵画にしろ写真にせよ既存のモチーフを様々な素材を使って再現する彼の芸術活動と社会活動の交差を題材に置く『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』(2011年ブラジル/イギリス)というドキュメンタリー映画もあり。そんなムニーズの作品展は過去何度も日本でも開かれており、今も他に京都などでも持たれているはずだ。
2014〜15年にかけての作品を6点展示。彼の作品はデジタル・カラー・プリントによって世に出されているが、サイズがデカいのに驚く。そして、それを近くで見ると、いろんな写真やドロウイングの細切れがモザイクのように重ねられて1つの面(絵)となっているのがよくわかるし、彼の気の遠くなるような作風も一目瞭然。彼の場合、モノの見え方が違うというか、誰よりも精緻な見え方をオルタナティヴな手段で描いているのダと感嘆しちゃう。圧倒された……このやり方を音楽に置き換えるならという発想はぜんぜん持たなかった。
▶︎過去の、カルリーニョス・ブラウン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-4.htm
▶︎過去の、セウ・ジョルジ
http://43142.diarynote.jp/?day=20050901
<今日は、春じゃない>
昨日もそうだったが、寒い1日だった。プルプル、震えっぱなし。3月上旬とか、そんな感じィ? ここのところ、より寒がりになっておってなああああ。二日前に蒸し気味と感じたのが嘘のよう。なんか、突然パリにワープした気分になった? 明日も同様の天候のよう。もっと暖かい格好をして出かけよう。
昼の部の1番目の出演者は、日野皓正(2005年6月5日、2006年11月3日、2011年3月28日、2011年7月25日、2011年9月2日 、2013年9月22日、2014年4月4日、2015年3月10日、2017年9月3日、2018年8月11日)。2曲目にぼくの大好きな『ダブル・レインボウ』(コロムビア)の「イエロー・ジャケッツ」をやってくれてウキっ。その次はこのイヴェント最小となる編成(トランペット、ピアノ、ダブル・ベース、ドラム)で、スタンダードの「スターダスト」を麗々しく。かような選曲や編曲は、すべてウィル・リーが決めている。日野御大は華麗にステップを踏みながら踊ったりもして、まことこうした場に向き。そして、いまだ精力的なその吹き口には今回のようにツイン・ドラムでことにあたるしかないと痛感することしきり。彼、ワーキング・バンドもそうしないかな。
2番目は、ウィル・リー推しの日本人シンガー・ソングライターである臼井ミトン。彼はNYで突撃してウィル・リーと仲良しになり、自己作でベースを弾いてもらっており、その性格ともどもリーは彼に惚れ込んでいる。ブラック・ミュージックやルーツ・ミュージックをうまく消化した日本語のオリジナルを作る人で、ウーリッツァー(電気ピアノ)他を弾きながら歌う彼に、曲によってはコーラスやブラス隊をも繰り出し、リーは弾力性のあるサウンドを与える。オープナーの「ボーン・イン・タイム」はもろにハイ・サウンド調、「ナチュラル・ボーン優等生」という曲の当人アレンジのブラス・セクション音はザ・バンドのライヴ盤『ロック・オブ・エイジズ』のアラン・トゥーサン(2006年5月31日、2006年6月1日、2007年10月21日、2009年5月29日、2011年1月10日、2012年10月15日、2013年10月22日、2015年1月21日)編曲のそれを意識していると思わせるものだった。おいしい趣味性、高いっす。ここではギターのニア・フィルダーが曲趣に合わせ、ドブロを手にしたりもした。とか、いろんな過去の財産や様式を透かしてみさせるのも、“イースト・ミーツ・ウェスト 2019”の妙味か。
休憩を挟んでは、リーとパーカーとずっとトリオを組んでいる矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日、2014年8月7日、2015年8月20日、2016年9月15日、2017年12月10日、2018年8月27日)が登場。リーの近作『LOVE. GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS』では矢野とのデュエット「1.2.3」というほのぼの曲が収められており、その曲をやらないかなと思っていたら、それはやらず。歌うことも好きなリーさん、謙虚ね。というか、それよりも、まずはミュージカル・ディレクター/バンド・リーダー役をまっとうしていたと言えるだろう。予備のベースもおかず、様々なタイプの楽曲を1本のベースでいろんな奏法を介して十全に弾き分けていた彼、さすがでした。ほんとキャリアの長い、オーマイティなセッション・プレイヤーである彼の常軌を逸する真価を随所で感じた。
お茶目な所作やMCのできる矢野も、またこういうイヴェントだと吉と出る。「変わるし」はずっとやってこなかったけどと彼女が言っていたが、冒頭SEも用いられた「ゴジラ対モスラ」をはじめ、やはり選曲はウィル・リーがしていたのだろう。しかし、ピアノを弾きながら歌う彼女に加え、2キーボード、2ドラム、エレクトリック・ギター(彼女のショウ、意外にニア・フィルダーがソロのパートを与えられていた)、さらに曲によっては3菅と3人のコーラスがつく分厚い編成のもと矢野曲を楽しめるというのはとてもレア。また、臼井ミトンのときもそうだが、エンディア・ダヴェンポートが「男もつらいけど、女もつらいのよ」(「ラーメン食べたい」)とか日本語コーラスをつけていることも。矢野顕子は最後みんなが出てきてやったエディ・ハリスの有名ジャズ軽快曲「フリーダム・ジャズ・ダンス」ではスキャットをかまし、代えのない存在感を示した。
最後の登場者は、エレクトリック・トランペットのランディ・ブレッカー(2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2016年2月19日、2016年9月29日)とテナー・サックスのアダ・ロヴァッティ夫妻をフィーチャーする塊。実は、ランディ・ブレッカーはウィル・リーによって最大級の恩人。彼がマイアミにいたころ、すでにフュージョンの走りとも言われるジャズ・ロック・バンドのドリームズを組んでいたブレッカーがベーシストのオーディションがあるからと誘い、その2作目にウィル・リーが参加し、この業界への確かな足がかりを築いたのだった。ブレッカー兄弟がその後に組んだザ・ブレッカー・ブラザーズにもリーはクリス・パーカーともに参加していますね。故マイケル・ブレッカーがグループ用に書いた「ストラファンギン」の頭と締めの部分にはアルバート・アイラーの「ゴースト」みたいなパートがつけられているのかあ。もちろん、あたり曲「サム・スカンク・ファンク」もやり、このパートはリーの考える“ザ・ブレッカー・ブザーズ再訪”という意味を持っていたか。オリジナルでも前に出ていたファンキー曲「ドゥ・ユー・ワナ・ブギー」で、リーはやっと歌う。ランディがソロ用に書いた「ザ・ディップシット」(原曲は「ザ・サイドワインダー」のノリをブーガルーぽく開いたという感じの曲)で日野皓正も出てきて華を添える。やっぱり、彼かっこういい!
よく整備したなあと思わせるハウス・バンドは、キーボードとピアノのジェフ・ヤング(2017年7月30日、2018年11月22日、2019年4月26日)と桑原あい(2013年9月8日、2016年12月7日、2017年7月8日、2017年9月29日、2018年12月21日、2019年1月21日、2019年4月26日)、ギターのニア・フェルダー(2019年4月26日)、ダブル・ベースの鳥越啓介(2000年9月14日、2001年2月15日、2003年3月6日、2008年12月15日、2013年3月26日、2017年9月29日、2018年6月4日)、ドラムのクリス・パーカー(2009年8月19日、2012年8月21日、2014年8月7日、2015年8月20日、2018年8月27日)と山田玲(2017年9月17日)、テナー・サックスとアルト・サックスのアーロン・ヘイク(2019年4月26日)、トロンボーンの村田陽一(2005年1月7日、2006年1月21日、2010年3月9日、2011年12月20日、2012年9月8日、2014年12月14日、2015年9月27日、2016年12月11日、2017年12月5日、2018年6月8日、2018年9月2日、2019年4月26日)、トランペットの西村浩二(2019年4月26日)、バックグラウンド・シンガーのエンディア・ダヴェンポート(2010年2月22日、2015年8月18日、2017年3月29日2019年4月26日)とジェニーク・ニコル(2019年4月26日とMARU(2010年2月22日、2015年7月23日、2019年4月26日)。エレクトリック・ベースとダブル・ベースが一緒にやる曲は1〜2曲だが、ドラムはツインであたる曲が大半。いかなる考えでリーがツイン・ドラムで今回ことにたることにしたかは知らないが、これは大成功。でも、考えてみれば、クリス・パーカーはスタッフでスティーヴ・ガッド(2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2004年1月27日、2010年12月1日、2012年11月26日、2013年9月3日、2016年2月19日、2016年12月6日、2017年6月12日)とツイン・ドラム編成でやっており、お手の物なんだよな
▶過去の、ウィル・リー
http://43142.diarynote.jp/200812150312308154/
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
https://43142.diarynote.jp/201811251043143983/
▶過去の、日野皓正
http://43142.diarynote.jp/200506120639310000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20061103
http://43142.diarynote.jp/?day=20110328
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
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https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、アラン・トゥーサン
http://43142.diarynote.jp/200606071933120000/
http://43142.diarynote.jp/200606071936190000/
http://43142.diarynote.jp/200710221206190000/
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http://43142.diarynote.jp/201501220923108418/
▶過去の、矢野顕子
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
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▶過去の、ランディ・ブレッカー
http://43142.diarynote.jp/200906190812191379/
http://43142.diarynote.jp/201006071818281946/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
http://43142.diarynote.jp/?day=20160929
▶過去の、日野皓正
http://43142.diarynote.jp/200506120639310000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20061103
http://43142.diarynote.jp/?day=20110328
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110902
http://43142.diarynote.jp/201309260930584072/
http://43142.diarynote.jp/201404070654593139/
http://43142.diarynote.jp/201503110740041978/
http://43142.diarynote.jp/201709101639096076/
https://43142.diarynote.jp/201808120917002515/
▶︎過去の、ジェフ・ヤング
https://43142.diarynote.jp/201708081430263083/
https://43142.diarynote.jp/201811251043143983/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、桑原あい
http://43142.diarynote.jp/?day=20130908
http://43142.diarynote.jp/201612100926461885/
http://43142.diarynote.jp/201707101243147840/
https://43142.diarynote.jp/201710011917499392/
https://43142.diarynote.jp/201812220840383594/
https://43142.diarynote.jp/201901231045028294/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、鳥越啓介
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-9.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm phat (オーガニック・グルーヴ)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-3.htm phat
http://43142.diarynote.jp/200812281441122331/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130326
http://43142.diarynote.jp/201710011917499392/
https://43142.diarynote.jp/201806060708363548/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、ニア・フィルダー
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、山田玲
https://43142.diarynote.jp/201709180648097389/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、クリス・パーカー
http://43142.diarynote.jp/?day=20090819
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、村田陽一
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20060121
http://43142.diarynote.jp/201003101342028780/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111220
http://43142.diarynote.jp/?day=20120908 ベン・E・キング
http://43142.diarynote.jp/?day=20141214
http://43142.diarynote.jp/?day=20150927
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201712061006171627/
https://43142.diarynote.jp/201806130948515941/
https://43142.diarynote.jp/201809071509481583/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、エンディア・ダヴェンポート
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150818
http://43142.diarynote.jp/201704031056083140/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶︎過去の、ジェニーク・ニコル
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、MARU
http://43142.diarynote.jp/201002280939559070/
https://43142.diarynote.jp/201507251003319800/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、スティーヴ・ガッド
http://43142.diarynote.jp/200402051855170000/
http://43142.diarynote.jp/201012051903113851/
http://43142.diarynote.jp/201212101904379741/
http://43142.diarynote.jp/201312171510083393/
http://43142.diarynote.jp/201410220711345595/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160219
http://43142.diarynote.jp/201612091513593556/
http://43142.diarynote.jp/201706130913351348/
夜の部は、同じハウス・バンド演奏の元、順にマイク・スターン(2009年3月23日、2009年6月18日、2010年6月6日、2012年6月13日、2015年6月5日、2016年6月4日、2019年4月26日)、日野皓正、渡辺香津美(2004年12月15日、2010年9月1日、2010年9月5日 、2010年11月20日、2012年3月20日、2016年6月4日、2016年9月4日、2017年9月2日、2018年4月6日、2019年4月26日)、臼井ミトン、ランディ・ブラッカーとアダ・ロヴァッティがフィーチャーされる。音楽は生き物、同じ曲目をやってもソロは当然のこと、ノリが動いている部分はなるほどある。スターンのショウは昨日に続き改めて見ると、アーロン・ヘイクとの双頭リーダー表現のよう。事実、ヘイクは昨日より前に位置して演奏。また、そこに1曲渡辺香津美が入った際はジミ・ヘンドリックスやマイルズ・デイヴィス曲が引用され、掛け合いを聞かせる。気安いスターンさんはステージ登場後の休憩時にCD売り場に出て、ファン対応をしていた。
夜もアンコールは出演者が皆出て、「フリーダム・ジャズ・ダンス」を披露。ダブルベースに演奏をまかせ、スリムなリーは会場を動き、ソロ担当を次々に指さし、交通整理役を担う。そういう端々からも、音楽愛〜音楽をやること、音楽に関われる歓びのようなものをたっぷりと出す。なんか、こんなウィルだからこそ、このイヴェントはうまく成就しているのダと思わずにはいられなかった。
▶過去の、マイク・スターン
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/200906190812191379/
http://43142.diarynote.jp/201006071818281946/
http://43142.diarynote.jp/201206141343402196
http://43142.diarynote.jp/201506070920231979/
https://43142.diarynote.jp/201606121224129353/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
▶過去の、渡辺香津美
http://43142.diarynote.jp/200412212102130000/
http://43142.diarynote.jp/201009030955539620/
http://43142.diarynote.jp/201009171511588216/
http://43142.diarynote.jp/?day=20101120
http://43142.diarynote.jp/201203260803216950/
http://43142.diarynote.jp/201606121224129353/
http://43142.diarynote.jp/201609201052518160/
http://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
https://43142.diarynote.jp/201804071041255956/
https://43142.diarynote.jp/201904271153238361/
昼に部と夜の部の間に、NYを拠点に置いている1961年ブラジル生まれの現代美術家であるヴィック・ムニーズの作品展を見に行く。国際フォーラム前の広い道をまっすぐ1キロほど外側に行ったところにある、宝町・nca | nichido contemporary artにて。マリーザ・モンチとアルナルド・アントゥネスとカルリーニョス・ブラウン(2000年4月30 日)3人のユニットであるトリバリンタスの2003年セルフ・タイトル作やセウ・ジョルジ(2005年9月1日)の2005年作『Cru』のジャケットは彼の手によるものですね。それを絵画にしろ写真にせよ既存のモチーフを様々な素材を使って再現する彼の芸術活動と社会活動の交差を題材に置く『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』(2011年ブラジル/イギリス)というドキュメンタリー映画もあり。そんなムニーズの作品展は過去何度も日本でも開かれており、今も他に京都などでも持たれているはずだ。
2014〜15年にかけての作品を6点展示。彼の作品はデジタル・カラー・プリントによって世に出されているが、サイズがデカいのに驚く。そして、それを近くで見ると、いろんな写真やドロウイングの細切れがモザイクのように重ねられて1つの面(絵)となっているのがよくわかるし、彼の気の遠くなるような作風も一目瞭然。彼の場合、モノの見え方が違うというか、誰よりも精緻な見え方をオルタナティヴな手段で描いているのダと感嘆しちゃう。圧倒された……このやり方を音楽に置き換えるならという発想はぜんぜん持たなかった。
▶︎過去の、カルリーニョス・ブラウン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-4.htm
▶︎過去の、セウ・ジョルジ
http://43142.diarynote.jp/?day=20050901
<今日は、春じゃない>
昨日もそうだったが、寒い1日だった。プルプル、震えっぱなし。3月上旬とか、そんな感じィ? ここのところ、より寒がりになっておってなああああ。二日前に蒸し気味と感じたのが嘘のよう。なんか、突然パリにワープした気分になった? 明日も同様の天候のよう。もっと暖かい格好をして出かけよう。