カンタス村田/村田匠(2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年5月3日、2014年6月15日、2016年2月11日、2016年5月22日、2016年12月1日、2017年2月11日、2018年2月11日 )とサンバマシーンズ(2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年6月15日、2015年7月12日)改め、カルナバケーション(2016年2月11日、2016年5月22日)のアルバム発売をフォローするライヴを汐留・BLUE MOODで見る。彼らは、『CARNIVAL』と『VACATION』、2枚のアルバムを同時発売した。

 歌とギターと打楽器の村田匠、パーカッションの宮地良平、パーカッションの青栁智里、ギターとコーラスの浅見卓矢、ドラムの岡部量平、キーボードとコーラスの田中綾美,パーカッションの宮澤摩周,ベースの沼原ルイ、リードの林遼佑が現行メンバーで、そこにトロンボーンの原田彩香とトランペット/フリューゲル・ホーンの淡路泰平が加わる。全11人。つまり、普通のバンドに3打楽器と3管楽器が加わったカタチですね。あと、例により着飾ったサンバ・ダンサーも部分出てくる。

 2枚のアルバムを出した(また、フジ・ロックにもサマー・ソニックにも登竜門ステージとはいえ出演したことがある)サンバマシーンズ時代の曲を封印し、改名して3年たつカルナバケーション曲を繰り出す。バンド名の変更後、彼らはより曲種を広げる傾向にあるわけで、その動きを意気揚々と示す。なかにはレトロなR&Bと演歌をデフォルメさせて交錯させたような曲も、今は持つ。しかし、それはなかなかに面白い味を持つもので、確かなブラジル音楽研鑽を経ている打楽器群の活躍の余地は減るかもしれないが、より日本歌謡に踏み込むのも聞き手の拡大を求めるならアリかもしれないとも思えた。

 大学サークル流れの前身バンド結成からだと10年になるそうだが、いまだ青春という感じ音楽を送り出しているのはすばらいいな。バンド員同士も和気藹々という感じも見ていて、楽しい。村田のMCは好みではないが(男は、恥の感覚や韜晦を滲ませなきゃ。とまあ、基本MCきらいのぼくが書くのもナンだが)、村田の歌はやはりぼくは好き。なんかえも言われるものを感じるし、それが表情豊かなバンド・サウンドと重なった末の湧き上がる力のようなものは、破格の魅力を持つものと思う。

 W杯期間中ゆえ、この晩もファースト・ショウのみで失礼する。昔サッカーのGKを熱心にやっていた村田なら許してくれるだろう。ステージには、しっかりワールドカップのトロフィーも置かれていましたね。しかし、今W杯はまだ序盤ながら、面白い試合が多い。

▶過去の、サンバマシーンズ/カルナバケーション関連
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
http://43142.diarynote.jp/201102121002078478/
http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
http://43142.diarynote.jp/201211151028209850/
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http://43142.diarynote.jp/201308281519499994/
http://43142.diarynote.jp/201405051105329639/
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160211
http://43142.diarynote.jp/201605240833401202/
▶過去の、村田匠
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
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http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20161201 
http://43142.diarynote.jp/201702120725278375/
http://43142.diarynote.jp/?day=20180211

<今日の、道すがら>
 初めて行くハコ。すべてテーブル席で、料理をちゃんとサーヴするところだった。ぼくはワインのボトルだけで、食べ物は頼まなかったが。そこそこ広く、天井も低くはない会場であったかな。そこへの行きは前日のWカップ観戦場所の流れから日比谷線を使用し、築地駅で降りて てくてく歩いていく。まず、立派でデカい築地本願寺がどーんとあって、おおと目を奪われる。浄土真宗の寺のくせに、あのインドその他の様式がてんこ盛りになった無国籍風外観は多少の違和感も感じるがすごい。和のイメージからは完全に離れており、浄土真宗って心が広いだなとも思わせられる? だが、ぼくは20年前ぐらいに、あの中に葬式で入ったことがあったのだった。新卒で入った出版社の社長のそれでした。。。しばらく行くと、立派な国立がん研究センターがあり、そして朝日新聞社がばーんと現れる。大昔は有楽町駅前にその本社社屋はあったので(子供の頃、母親の知り合いが働いていて社屋にはいったことがある。地下にある輪転機施設がなぜか強く印象に残っている)、引越し当初に勤務者たちはさぞや都落ちした感覚を味わったことと思う。そばの駅の大江戸線の築地市場駅ができたのはだいぶたってからだよな。そして、向かい側には築地市場、そして場外店舗群が広がる。すこし、うきうき。考えてみれば、ぼくは築地市場にちゃんと入ったことがない。