在NYのシンガー・ソングライターであるジェシー・ハリス(2002年12 月21日、2005年9月7日、2006年1月23日、2006年4月22日、2007年3月11日、2009年3月31日、2010年10月10日、2011年8月6日、2012年7月16日、2013年5月26日、2016年4月27日、2016年9月8日)のショウを、丸の内・コットンクラブ(セカンド・ショウ)で見る。
2017年新作『Music for Cameleons』(Sunnyside。しかし、ほんと順調にアルバム・リリースをしているなあ)をフォロウするもので、エレクトリック・ギターのウィル・グレフェ(2016年9月8日)、ベースのベンジャミン・レイザー・デイヴィス(2016年9月8日)、ドラマーのジェレミー・ガスティン(2016年9月8日。結構、ブラシを持った)という、ペトラ・ヘイデン(2009年1月21日、2016年4月27日)とハリスの昨年来日公演のとき同行していた奏者3人が変わらずにがつく。ちなみにグレフェとレイザー・デイヴィスはすでに10作以上もアルバムを出している5人組渋味ロック・バンドのオッカーヴィル・リヴァーのメンバー。また、グラフェとガスティンは”ディアフーフ(2004年3月18日、2009年2月1日、2011年12月1日)とジョン・フェイヒーの間を行かんとする”スター・ロヴァーを組んでいる。
1曲目を聞いてホっとする。先に触れたペトラ・ヘイデンとの公演は首を傾げちゃう味を持つものであったが、ハリスがきっちり歌う今回は、いい佇まいを持つ大人のポップ・ロック表現公演として魅力を持つものであったから。曲の出来についても、???となる部分はなかった。昨年は一体なんだったのだろう? ハリス本人はアコースティック・ギターをつまびきながら歌うが、サポートの3人のかみ合いの良さは素晴らしい。ぼく、生ギターが入る公演って得意じゃないんだけど、柔なものから太い質感を持つものまで、その手作りバンド音は自在に広がりあり。さすが、百戦錬磨のハリスが選んだ人たちではあるな。短めに曲がまとめられるなか、インストゥメンタルも3曲やった。
▶過去の、ジェシー・ハリス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200509130315380000/
http://43142.diarynote.jp/200601271859050000/
http://43142.diarynote.jp/200604251252010000/
http://43142.diarynote.jp/200703130418360000/
http://43142.diarynote.jp/200904040640421651/
http://43142.diarynote.jp/201010111257003810/
http://43142.diarynote.jp/201108101632022013/
http://43142.diarynote.jp/201207180824136323/
http://43142.diarynote.jp/201305280925006733/
http://43142.diarynote.jp/201605141103337291/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160908
▶過去の、ペトラ・ヘイデン
http://43142.diarynote.jp/?day=20090121
http://43142.diarynote.jp/201605141103337291/
▶︎過去の、ディアフーフ
http://43142.diarynote.jp/200403182226190000/
http://43142.diarynote.jp/200902030207135796/
http://43142.diarynote.jp/201112091410372738/
<今日の、アンコール>
最初、ハリスが出てきて一人引き語りをする。それが終わると、バンドももう一度出てきて披露したのは、ハリスが書いた最大の有名曲であり、それゆえ一時はライヴでやることを封印していた「ドント・ノウ・ホワイ」。バンド音もよく、こんなにしっくりする〜堂々と披露されたハリスの「ドント・ノウ・ホワイ」も日本におけるパフォーマンスにおいては初めてではないか。そこにあるハリスのちょい鼻にかかったテンダーなヴォーカル流儀にふれ、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日、2012年11月8日)の同曲の歌い方〜ひいては初期の彼女の歌唱って、ぼくたちが考える以上にハリスのそれに負っているんじゃないかと、思わずにはいられなかった。本来ジャズ・ピアニスト志望で、歌うことにあまり興味がなかった彼女に、もっと歌った方がいいと勧めたのはハリス。それに従い、当初ジョーンズは彼の歌が入ったデモ・テープの歌い方を最大級に参照したのではないだろうか。というわけで、今回はジェシー・ハリスの歌にある妙味も再確認しました。
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/
2017年新作『Music for Cameleons』(Sunnyside。しかし、ほんと順調にアルバム・リリースをしているなあ)をフォロウするもので、エレクトリック・ギターのウィル・グレフェ(2016年9月8日)、ベースのベンジャミン・レイザー・デイヴィス(2016年9月8日)、ドラマーのジェレミー・ガスティン(2016年9月8日。結構、ブラシを持った)という、ペトラ・ヘイデン(2009年1月21日、2016年4月27日)とハリスの昨年来日公演のとき同行していた奏者3人が変わらずにがつく。ちなみにグレフェとレイザー・デイヴィスはすでに10作以上もアルバムを出している5人組渋味ロック・バンドのオッカーヴィル・リヴァーのメンバー。また、グラフェとガスティンは”ディアフーフ(2004年3月18日、2009年2月1日、2011年12月1日)とジョン・フェイヒーの間を行かんとする”スター・ロヴァーを組んでいる。
1曲目を聞いてホっとする。先に触れたペトラ・ヘイデンとの公演は首を傾げちゃう味を持つものであったが、ハリスがきっちり歌う今回は、いい佇まいを持つ大人のポップ・ロック表現公演として魅力を持つものであったから。曲の出来についても、???となる部分はなかった。昨年は一体なんだったのだろう? ハリス本人はアコースティック・ギターをつまびきながら歌うが、サポートの3人のかみ合いの良さは素晴らしい。ぼく、生ギターが入る公演って得意じゃないんだけど、柔なものから太い質感を持つものまで、その手作りバンド音は自在に広がりあり。さすが、百戦錬磨のハリスが選んだ人たちではあるな。短めに曲がまとめられるなか、インストゥメンタルも3曲やった。
▶過去の、ジェシー・ハリス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200509130315380000/
http://43142.diarynote.jp/200601271859050000/
http://43142.diarynote.jp/200604251252010000/
http://43142.diarynote.jp/200703130418360000/
http://43142.diarynote.jp/200904040640421651/
http://43142.diarynote.jp/201010111257003810/
http://43142.diarynote.jp/201108101632022013/
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http://43142.diarynote.jp/201305280925006733/
http://43142.diarynote.jp/201605141103337291/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160908
▶過去の、ペトラ・ヘイデン
http://43142.diarynote.jp/?day=20090121
http://43142.diarynote.jp/201605141103337291/
▶︎過去の、ディアフーフ
http://43142.diarynote.jp/200403182226190000/
http://43142.diarynote.jp/200902030207135796/
http://43142.diarynote.jp/201112091410372738/
<今日の、アンコール>
最初、ハリスが出てきて一人引き語りをする。それが終わると、バンドももう一度出てきて披露したのは、ハリスが書いた最大の有名曲であり、それゆえ一時はライヴでやることを封印していた「ドント・ノウ・ホワイ」。バンド音もよく、こんなにしっくりする〜堂々と披露されたハリスの「ドント・ノウ・ホワイ」も日本におけるパフォーマンスにおいては初めてではないか。そこにあるハリスのちょい鼻にかかったテンダーなヴォーカル流儀にふれ、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日、2012年11月8日)の同曲の歌い方〜ひいては初期の彼女の歌唱って、ぼくたちが考える以上にハリスのそれに負っているんじゃないかと、思わずにはいられなかった。本来ジャズ・ピアニスト志望で、歌うことにあまり興味がなかった彼女に、もっと歌った方がいいと勧めたのはハリス。それに従い、当初ジョーンズは彼の歌が入ったデモ・テープの歌い方を最大級に参照したのではないだろうか。というわけで、今回はジェシー・ハリスの歌にある妙味も再確認しました。
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/