ジューサ

2013年7月16日 音楽
 キューバ生まれで現在はアルゼンチンで活動しているシンガー・ソングライター(2012年6月27日、他)の、今回の丸の内・コットンクラブ公演は入れ換えなしの2ショウ公演。1部はなんと、彼女のソロ・パフォーマンス。3種類のギターを扱いつつ(カホーンを叩きながらも歌ったっけ?)、真っすぐな、精気にも真心にもあふれた歌を聞かせる。なんか胸を張っているというか、しっかりとした歌心と気があって、なんか彼女には誰もかなわないとほのかに思わせられた? 当然のことながら、事情が許すなら、毎来日時みたいと思わせるられるな。

 2部は、彼女の昨年公演にも同行したアルゼンチン人ベーシストのキケ・フェラーリ(6弦エレクトリック・ベースを主に、曲によってはコントラバスも弾く)と2人でパフォーマンス。冒頭曲はフェラーリのよく通る歌声がフィーチャーされる。2人だと色彩感もけっこう変わり、ジューサの実演回路のありかたも軽快になり(一方では、剛性感も増す)興味深い。これは、2部制の意義がおおいにあるナとも思った。

<今日の、来日公演宣伝>
 ライヴ会場に行く前に、指定券を購入するためにJR有楽町駅に行ったら、駅の横で<ポール・マッカートニーの来日が決まりましたァ>と号外風に紙片を配っている。急いでいたので、わざわざ近寄りもらいはしなかったが、新聞社の名前は名乗っていなかったので新聞の号外ではないと思う。とうのはともかく、なるほど、マッカートニー公演の主要客層はおっさんか。なら、渋谷ではなく、有楽町で事件ですよおと宣伝物を配るのは分る。翌日の新聞朝刊社会面に小さな記事ではあったが、彼の来日決定が報じられていて驚く。