ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックス
2009年5月27日 音楽 昨晩のブリックとは一転して、軽〜い。軽々ぅ。サンフランシシコの洒脱音楽の才人(2001年2月14日)、ギター、縦ベース、フィドル、そしてコーラスと鳴りものを担当する女性二人という布陣にてのパフォーマンス。その様は、なんか豊かさや正の精神を思い出させるものではあるか。当人と女性陣たちがときに繰り広げる他愛ないフリも楽しい。いい年こいて(ヒックスは41年生まれ)、そういう事できるのは本当に良いな。凝り固まらず(その音楽的方策は、一貫したもので固まっていると言えなくもないが。ぼくは01年の実演が4年前ぐらいのものに思えてならなかったもの)、お茶目に行けるのはマル。カントリーをはじめ、いろんな米国系の手作り的音楽を騙し絵っぽく重ね、ときにはマヌーシュ・スウィング的な局面も。自由自在……、渋谷・クラブクアトロ。