コートニー・パイン

2004年9月26日
 また、律儀に見にいく。前に触れたことがあるが、ちょうど業界入りしたと
きに颯爽と出てきた人で、他の人以上に彼のことを親身に思っているところあ
るんだろーな。南青山・ブルーノート東京。セカンド。ほぼ前回(2003年10月
31日)と同じ。いまやヒップホップ色は完全に払拭され、弾力あるバンド・
サウンドのもと、ワン・ホーンにてソロを展開する。ソロの長さは今回のほう
が長いか? うち一曲はちょっとフェラ・クティののりを少し思い出させる。
その様を見ながら、JBビートでもフェラ・ビートでもレゲエのビートでもい
いが、そういう多少立ったビートに乗って、コルトレーンのごとく延々とソロ
を重ねまくるというのが、彼の行くべきところではないかと強く思う。そうい
う点においては、今回のライヴは64点。いちおう、満足はできた。なんでも彼
、長年の功績を認められ、女王さまから勲章をもらったそう。これ、同行者情
報ですが。