昨日は本当に暑かった。生涯で一番水を飲んだ日となった、と思う。汗もが
んがん出るが、日差し等でけっこう蒸発もする。この日のほうが雲に太陽が隠
れるときもあるなど、少し楽。そして、翌日はさらに過ごしやすいと感じる。
まあ、身体が慣れ、日陰を求めるなど(そうすると、周辺に日陰が多いキャピ
タル・メトロには頻繁に顔を出すようになる)なるべく身体に負荷がかからな
い身の処し方を学習しているせいでもあると思われるが。しかし、これだけ暑
いと、暑さとの関係というのもこっちのほうの音楽性を考える重要要素でもあ
ると痛感させられますね。
売店関係は充実。とくに、食い物じゃないお店は。食い物はもう少し個性的
な店があってもいいかも。バーク・フェス(2000年8月11日〜13日)では個性
的な店がズラリと並んでいて、豊かさを感じさせられたからなあ。
●シールズ・オブ・フェイス(CM)
いかにもゴスペル。見た目もまったくもって。
●ホームズ・ブラザーズ(CM)
ゴスペルのヴェテラン3人組。ギター/ピアノ、ベース、ドラム、みんなヴ
ォーカルを取る。が、2曲を終えたところでベース奏者のシャーマン・ホーム
ズがダウン。以後、ベース抜きでステージは進められる。でも、全然問題なし
。強く、ジューシーで、ずしんはと胸を打つパフォーマンスは二人でなされた
。すごいナ、伝統と経験は。
●ザ・ウェイラーズ(SBC)
本当はハイネケン・ステージのトリで出るはずだった彼らだが、G・ラヴの
到着遅延で急遽、彼が出るはずのステージに登場。誰がいるのか知らないが、
ボブ・マーリー曲連発。軽い気持ちで、数曲楽しみました。ホーン隊や女性コ
ーラスもつく、10人強によるもの。
●ウォルター“ウルフマン”ワシントン&ザ・ロードマスターズ(CM)
バンドはもろにザ・ブルーズ・ブラザーズ・バンドのりで、それをもう少し
ファンキーにした感じか。統合型のブルーズ表現を創意とともに作っていると
いう好感想を得る。
●クラレンス“ゲイトマウス”ブラウン(CM)
頭のほうだけ、ちょい見ました。出てきたとたん、会場内はスタンディング
・オヴェイション。テキサス・ブルーズの大偉人、やっぱ地元で見る彼は格別
なところがあった。のり/曲目は昨年の来日公演(2004年12月14日)とほぼ同
じであったはず。
●ロス・アミーゴス・インヴィシーブレス(ハイネケン)
ヴェネズエラの変テコ集団。これも、見れて嬉しいって思えた。切れ目ない
ピコピコ電気音にうまく生音を組み合わせ、魅力的な妄想をもあもあと放出し
ていく。英語を使わずスペイン語でMCやってたのに、彼らはステージを去る
ときに「サヨナラ」と言った。日本に来てほしいナ。彼らが良すぎたおかげで
、同時にやっていたマイ・モーニング・ジャケットを見れず。
●ザ・ネヴィル・ブラザーズ(バンク・オブ・アメリカ)
え、なんでこんなに音が小さいのと非常に困惑。ただ、ビートのある曲はカ
チっと立っていたし、アーロン・ネヴィルをフィーチャーするメロウ曲もしっ
とり。非常に現役感のあるステージであると思う。
●トレイ・アナスタシオ(SBC)
この日の目玉出演者。彼は1時間強のステージを休憩を挟んで2回やる。ス
タジオ作もライヴ作もフィッシュ以上に素晴らしかったが、この晩も見事に質
を維持。ジャズの腕利きを含む大人数のそれはもう夢のバンドと言いたくなっ
ちゃう? 構成員のシロ・バティスタ(2004年9月5日)は目立ちすぎ。2
部の途中で、ザ・バンドの「イット・メイクス・ノー・ディファレンス」をや
んわりとしたホーン・アレンジ(それはまるで、『ロック・オブ・エイジズ』
におけるアラン・トゥーサンのアレンジのようだった)にて披露。良かった。
そして、この日はフェス終了後にライヴをはしご。中心地からは少し外れた
ところにあるザ・コンティネンタル・クラブというハコに行く。10時半ぐらい
に行くと少し列になっている。ドアには怖そうな白人のお兄さんがしっかりと
立ち、定員厳守(?)で一人出ると一人入れるという感じ。40分ぐらい待って
やっと入る(土曜の夜だし、混むよなあ)と、もっと入れるじゃんという感じ
ではあるのだが、キャパを頑に守る。というのも、頑固なハコっぽい? ステ
ージはそんなに広くはないが高く、どこからでもけっこう見やすい。前半分は
スタンディングのスペース、一段高い後ろのほうは椅子席もある。中の感じは
、システムは、こうなっているのか。へえ。ライヴ・ヴェニュー評論家の血が
騒ぐ? 奥のほうは飲むだけのスペースやプールがあった。風情あり。このク
ラブ、なかなか歴史があるそうで、なるほどそれは肌で理解できました。
たしか、18ドル。なかに入るとお目当てのジェイムズ・マクマトリーはすで
にやっていたのだが、これがなんとも勘どころを掴んだ、アーシーで、気骨
ある、渋〜いロックンロールを聞かせる。イエイ。大人の客もやんやの反応。
もう、手応えたっぷり。主役をばっちりもりたてるリズム・セクションも言う
ことなし。80年代後期にソニーと契約していた頃かなり好きだったのだが、少
なくても実演においてはあのころの訴求力や覇気を充実したカタチで維持して
いると言える。かなり入るまでに待たされて見た実演。そりゃ、のんべんだら
りと見られるフェスの出演者に接するのとは重みが全然違うようなあと思いつ
つ、感じいりまくりのワタシでした。
マクマトリーの後には、メレンキャンプが付く前の、ジョン・クーガーのよ
うな、ちょっと小賢しいぞと思わせる曲をやるロックンローラーが登場。マク
マトリーのあとだとちょっと……。
んがん出るが、日差し等でけっこう蒸発もする。この日のほうが雲に太陽が隠
れるときもあるなど、少し楽。そして、翌日はさらに過ごしやすいと感じる。
まあ、身体が慣れ、日陰を求めるなど(そうすると、周辺に日陰が多いキャピ
タル・メトロには頻繁に顔を出すようになる)なるべく身体に負荷がかからな
い身の処し方を学習しているせいでもあると思われるが。しかし、これだけ暑
いと、暑さとの関係というのもこっちのほうの音楽性を考える重要要素でもあ
ると痛感させられますね。
売店関係は充実。とくに、食い物じゃないお店は。食い物はもう少し個性的
な店があってもいいかも。バーク・フェス(2000年8月11日〜13日)では個性
的な店がズラリと並んでいて、豊かさを感じさせられたからなあ。
●シールズ・オブ・フェイス(CM)
いかにもゴスペル。見た目もまったくもって。
●ホームズ・ブラザーズ(CM)
ゴスペルのヴェテラン3人組。ギター/ピアノ、ベース、ドラム、みんなヴ
ォーカルを取る。が、2曲を終えたところでベース奏者のシャーマン・ホーム
ズがダウン。以後、ベース抜きでステージは進められる。でも、全然問題なし
。強く、ジューシーで、ずしんはと胸を打つパフォーマンスは二人でなされた
。すごいナ、伝統と経験は。
●ザ・ウェイラーズ(SBC)
本当はハイネケン・ステージのトリで出るはずだった彼らだが、G・ラヴの
到着遅延で急遽、彼が出るはずのステージに登場。誰がいるのか知らないが、
ボブ・マーリー曲連発。軽い気持ちで、数曲楽しみました。ホーン隊や女性コ
ーラスもつく、10人強によるもの。
●ウォルター“ウルフマン”ワシントン&ザ・ロードマスターズ(CM)
バンドはもろにザ・ブルーズ・ブラザーズ・バンドのりで、それをもう少し
ファンキーにした感じか。統合型のブルーズ表現を創意とともに作っていると
いう好感想を得る。
●クラレンス“ゲイトマウス”ブラウン(CM)
頭のほうだけ、ちょい見ました。出てきたとたん、会場内はスタンディング
・オヴェイション。テキサス・ブルーズの大偉人、やっぱ地元で見る彼は格別
なところがあった。のり/曲目は昨年の来日公演(2004年12月14日)とほぼ同
じであったはず。
●ロス・アミーゴス・インヴィシーブレス(ハイネケン)
ヴェネズエラの変テコ集団。これも、見れて嬉しいって思えた。切れ目ない
ピコピコ電気音にうまく生音を組み合わせ、魅力的な妄想をもあもあと放出し
ていく。英語を使わずスペイン語でMCやってたのに、彼らはステージを去る
ときに「サヨナラ」と言った。日本に来てほしいナ。彼らが良すぎたおかげで
、同時にやっていたマイ・モーニング・ジャケットを見れず。
●ザ・ネヴィル・ブラザーズ(バンク・オブ・アメリカ)
え、なんでこんなに音が小さいのと非常に困惑。ただ、ビートのある曲はカ
チっと立っていたし、アーロン・ネヴィルをフィーチャーするメロウ曲もしっ
とり。非常に現役感のあるステージであると思う。
●トレイ・アナスタシオ(SBC)
この日の目玉出演者。彼は1時間強のステージを休憩を挟んで2回やる。ス
タジオ作もライヴ作もフィッシュ以上に素晴らしかったが、この晩も見事に質
を維持。ジャズの腕利きを含む大人数のそれはもう夢のバンドと言いたくなっ
ちゃう? 構成員のシロ・バティスタ(2004年9月5日)は目立ちすぎ。2
部の途中で、ザ・バンドの「イット・メイクス・ノー・ディファレンス」をや
んわりとしたホーン・アレンジ(それはまるで、『ロック・オブ・エイジズ』
におけるアラン・トゥーサンのアレンジのようだった)にて披露。良かった。
そして、この日はフェス終了後にライヴをはしご。中心地からは少し外れた
ところにあるザ・コンティネンタル・クラブというハコに行く。10時半ぐらい
に行くと少し列になっている。ドアには怖そうな白人のお兄さんがしっかりと
立ち、定員厳守(?)で一人出ると一人入れるという感じ。40分ぐらい待って
やっと入る(土曜の夜だし、混むよなあ)と、もっと入れるじゃんという感じ
ではあるのだが、キャパを頑に守る。というのも、頑固なハコっぽい? ステ
ージはそんなに広くはないが高く、どこからでもけっこう見やすい。前半分は
スタンディングのスペース、一段高い後ろのほうは椅子席もある。中の感じは
、システムは、こうなっているのか。へえ。ライヴ・ヴェニュー評論家の血が
騒ぐ? 奥のほうは飲むだけのスペースやプールがあった。風情あり。このク
ラブ、なかなか歴史があるそうで、なるほどそれは肌で理解できました。
たしか、18ドル。なかに入るとお目当てのジェイムズ・マクマトリーはすで
にやっていたのだが、これがなんとも勘どころを掴んだ、アーシーで、気骨
ある、渋〜いロックンロールを聞かせる。イエイ。大人の客もやんやの反応。
もう、手応えたっぷり。主役をばっちりもりたてるリズム・セクションも言う
ことなし。80年代後期にソニーと契約していた頃かなり好きだったのだが、少
なくても実演においてはあのころの訴求力や覇気を充実したカタチで維持して
いると言える。かなり入るまでに待たされて見た実演。そりゃ、のんべんだら
りと見られるフェスの出演者に接するのとは重みが全然違うようなあと思いつ
つ、感じいりまくりのワタシでした。
マクマトリーの後には、メレンキャンプが付く前の、ジョン・クーガーのよ
うな、ちょっと小賢しいぞと思わせる曲をやるロックンローラーが登場。マク
マトリーのあとだとちょっと……。