モーリス・デイ&ザ・タイム
2019年6月23日 音楽 ザ・タイムだか、モーリス・デイのソロだか、過去に見た記憶はあるのだが、はるか記憶の彼方。このミネアポリス・ファンクのムーヴメントを彩った集団の来日ライヴを前に、モーリス・デイが生で見れるなんてと、感慨を持ってしまうなあ。六本木・ビルボード東京、せカンド・ショウ。
右肩超上がり路線を進まんとしていた1958年生まれのプリンス(2002年11月19日)・ファミリーの長兄的な存在であったザ・タイムは、ある世代にとってはとっても胸騒ぎを誘発するグループ。シンガー/フロント・マンである1957年生まれのモーリス・デイのキャラの持ち具合はもちろん、そこのメンバーであった1959年生まれキーボード奏者のジミー・ジャムと1956年生まれベース奏者のテリー・ルイスは独立し、大人気プロデューサー・チームになってしまったのも、彼らのポテンシャルの高さを物語る要件。また、ジミ・ヘンドリックス耽溺ギタリストである1960年生まれのジェシー・ジョンソン(2015年8月18日)もザ・タイム脱退後の1980年代中盤にA&Mからリーダー作群を出し結構な成功を収めるとともに、少し前にはあのディアンジェロ(2015年8月18日)のヴァガボンド・ツアーに参加するなど、書き留めたいことはいろいろある。実は来月に、ジョンソンはリーダーとして来日しここで公演をする!!! ギター・マガジン誌でインタヴューすることになっているが1日だけの公演、ちゃんと時間をもらえるか。
モーリス・デイに加え、デイのエンターテインメント性発露を支えるミラー・ガイという役割(鏡を持ち、それをデイに向けて持ち、デイは鏡を覗き込み髪を整える。今回、そんな“儀式”を3度した)のトーマス・オースティン(彼、他は一緒に踊ったり、横でパッドを叩いたり、コーラスを入れたりする)、ドラムのジェリービーン・ジョンソン、キーボードのモンティ・モワ(彼が一時バンドを離れたときに後釜として入ったのが、プリンス主導でザ・ファミリーというバンドでデビューする当時美青年のセイント・ポール〜2010年1月10日〜。その兄は、プリンスのプロダクションにいろいろ関与している1958年生まれのリッキー・P〜2000年3月21日、2003年7月18日、2012年3月3日、2013年5月10日、2014年4月23日、2014年11月6日〜)とアンドレ・ホームズ、ギターのテレル・ラフィン、ベースの リッキー・スミスという陣容でのショウ。皆、正装。←なかなかに、うれしい。1956年生まれジェリービーン・ジョンソンと1958年生まれのモンテ・モワも、オリジナルのメンバーですね。
デイのヴォーカルはそれほど力がないこと(でも、フロントに立つ資格を持つ人だと思う)、サウンド音やビートの感じはかなりプリンスのそれに負っていたことを再確認させつつ、プリンスなき今続けられるべき存在であることを彼らは示す。ほぼ切れ目なしに70分持たれたショウはかなり整備されていて、今いろいろ実演を重ねていることは明白。左右に位置するギタリストとベーシストが煽りMCを入れるときもあったし、ドラマー以外は皆コーラスを入れていた。
▶過去の、プリンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm
▶︎過去の、ジェシー・ジョンソン/ディアンジェロ
https://43142.diarynote.jp/201508200741137207/
▶過去の、リッキー・ピーターソン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-7.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20120303
http://43142.diarynote.jp/201305131335092387/
http://43142.diarynote.jp/201404260900117482/
http://43142.diarynote.jp/201411101737513509/
http://43142.diarynote.jp/201510231145525391/
https://43142.diarynote.jp/201510231147209287/ インタヴュー
▶過去の、セイント・ポール・ピータソン
http://43142.diarynote.jp/201001111143532596/
<今日の、なるほど>
上の文章で、中心人物たちの生まれた年を書きとめてみたが、なるほどプリンス/ミネアポリス・ファンクとは、現在還暦世代となる人々の1980年代のオルタナ・ビート・ポップ表現であったわけですね。
右肩超上がり路線を進まんとしていた1958年生まれのプリンス(2002年11月19日)・ファミリーの長兄的な存在であったザ・タイムは、ある世代にとってはとっても胸騒ぎを誘発するグループ。シンガー/フロント・マンである1957年生まれのモーリス・デイのキャラの持ち具合はもちろん、そこのメンバーであった1959年生まれキーボード奏者のジミー・ジャムと1956年生まれベース奏者のテリー・ルイスは独立し、大人気プロデューサー・チームになってしまったのも、彼らのポテンシャルの高さを物語る要件。また、ジミ・ヘンドリックス耽溺ギタリストである1960年生まれのジェシー・ジョンソン(2015年8月18日)もザ・タイム脱退後の1980年代中盤にA&Mからリーダー作群を出し結構な成功を収めるとともに、少し前にはあのディアンジェロ(2015年8月18日)のヴァガボンド・ツアーに参加するなど、書き留めたいことはいろいろある。実は来月に、ジョンソンはリーダーとして来日しここで公演をする!!! ギター・マガジン誌でインタヴューすることになっているが1日だけの公演、ちゃんと時間をもらえるか。
モーリス・デイに加え、デイのエンターテインメント性発露を支えるミラー・ガイという役割(鏡を持ち、それをデイに向けて持ち、デイは鏡を覗き込み髪を整える。今回、そんな“儀式”を3度した)のトーマス・オースティン(彼、他は一緒に踊ったり、横でパッドを叩いたり、コーラスを入れたりする)、ドラムのジェリービーン・ジョンソン、キーボードのモンティ・モワ(彼が一時バンドを離れたときに後釜として入ったのが、プリンス主導でザ・ファミリーというバンドでデビューする当時美青年のセイント・ポール〜2010年1月10日〜。その兄は、プリンスのプロダクションにいろいろ関与している1958年生まれのリッキー・P〜2000年3月21日、2003年7月18日、2012年3月3日、2013年5月10日、2014年4月23日、2014年11月6日〜)とアンドレ・ホームズ、ギターのテレル・ラフィン、ベースの リッキー・スミスという陣容でのショウ。皆、正装。←なかなかに、うれしい。1956年生まれジェリービーン・ジョンソンと1958年生まれのモンテ・モワも、オリジナルのメンバーですね。
デイのヴォーカルはそれほど力がないこと(でも、フロントに立つ資格を持つ人だと思う)、サウンド音やビートの感じはかなりプリンスのそれに負っていたことを再確認させつつ、プリンスなき今続けられるべき存在であることを彼らは示す。ほぼ切れ目なしに70分持たれたショウはかなり整備されていて、今いろいろ実演を重ねていることは明白。左右に位置するギタリストとベーシストが煽りMCを入れるときもあったし、ドラマー以外は皆コーラスを入れていた。
▶過去の、プリンス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-11.htm
▶︎過去の、ジェシー・ジョンソン/ディアンジェロ
https://43142.diarynote.jp/201508200741137207/
▶過去の、リッキー・ピーターソン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-3.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-7.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20120303
http://43142.diarynote.jp/201305131335092387/
http://43142.diarynote.jp/201404260900117482/
http://43142.diarynote.jp/201411101737513509/
http://43142.diarynote.jp/201510231145525391/
https://43142.diarynote.jp/201510231147209287/ インタヴュー
▶過去の、セイント・ポール・ピータソン
http://43142.diarynote.jp/201001111143532596/
<今日の、なるほど>
上の文章で、中心人物たちの生まれた年を書きとめてみたが、なるほどプリンス/ミネアポリス・ファンクとは、現在還暦世代となる人々の1980年代のオルタナ・ビート・ポップ表現であったわけですね。