幕張メッセとQBC(ぼくの知り合いで、なんの屋号〜略?〜か知っている人はゼロだった)マリンフィールド。雨の降らなかったフジと交換するかのように、両日とも、雨が降る時も。少なくても2日目はまったく晴天の予報だったはずで、こんなこともあるんだー。しかし、今回、ぼくは雨に濡れるのがそうとう嫌いなのを再認識。とほっ。盛況だったフジにならうように、こちらも二日目はソールド・アウトになっていたようだ。

 1日目のミステイクは、会場外でゆったり知人と飲食していたら、ネリー・ファータドをミスしてしまったこと。でも、そういう想定外になっちゃうのも、またフェスと割り切れちゃうわけで……。今年「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」が米国で超ヒットしてしまった豪州ベースの男性歌手であるゴティエは思っていた以上にきっちりサウンドを作り、自分のメロディや心持ちを丁寧に披露。感心。かつて勉強していたらしい、達者な日本語MCにもへ〜え。

 球場の横に作られたレインボー・ステージは中国、台湾、韓国、インドネシアなどの東/東南アジアのアクトが出るステージ。この日見た、イエロー・ファンというタイの女性3人組バンドは、感覚が今っぽい。なんでも、ノルウェーのキングス・オブ・コンビニエンス(2010年4月7日)のメンバーが新作録音に関与しているとか。

 2日目でまず印象に残ったのは、昼下がりから、室内会場で横になり寝ている人が散見されること。なんでー、と思ったら、オールナイトでいる人なんだそうな。そうなのか。アーティストだと、ケシャ、フォスター・ザ・ピープル、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ニュー・オーダーなどは、印象に残った。さて、日経新聞評には、どれをピックアップしようか。

<今日の、悲しみ>
 なんと、オフィシャルの販売ビールが、薄くてまずいバドワイザーとなっていて、驚愕。過去のそれだったハイネケンも過剰に好みのビールではない(カールスバーグよりは好きだけど)けど、バドワイザーはきっちり嫌いと言い切れる。なので、オフィシャルで販売していたジャック・ダニエルを飲むか、オフィシャル・バーではないメッセや球場に入っている売店で国産ビールを買う。それにしても、ドウシテコウナッタ?