コリーヌ・ベイリー・レイ
2011年3月8日 音楽 渋谷・アックス。ダフ屋もでていたけど、混んでいたなー。この会場だと、シガー・ロスんとき(2006年4月6日)の混み方は凄かったが、それと匹敵するんではないか。この褐色のUKシンガー・ソングライターはこれまでも単独公演やフェス出演でやってきているはずだが、過去都合が合わなくて、ぼくが見るのは今回が初めて。去年リリースされたクエストラヴ(2002年12月 29 日、2003年12 月2日、2004年9月19日、2007年1月15日)制作の2作目はとっても好みで、けっこう胸弾んで会場に向かいましたとサ。
演目の2/3はその新作から。でも、バンドは少し役不足なところがあって、盤での音を思い出すと少しフラストレーションがたまる部分もあった。また、コリーヌの歌もCD上でのいじらしいほどの微妙なニュアンスを生の場ではちゃんと開けてはいなかった。が、それをちゃんと認めた上で、いいショウ、人の心をきっちり引く、好ライヴだったと思う
まず、なんと言っても、アリガトウゴザイマスというだけのちょっとしたMCとか、ルックスとか、佇まいとかが醸し出す可憐さは、CDだけ聞いていては絶対伝わらないもの。気持ちをこめ、うれしそうにパフォーマンスしている彼女には本当に得難い輝きやしなやかさがあった。嗚呼、これもライヴならではのありがたさ、ですね。澄んだ意思とともにロックとソウルの間を自在に泳いで行く、彼女に乾杯、とか、書きたくなる。
そして、カヴァーも良かったんだよな。と、そちらの意義、それが彼女にもたらす深みもまたとてもうれし。それを書くと日経新聞の公演評と重なってしまうので、このぐらいにしておこう。
演目の2/3はその新作から。でも、バンドは少し役不足なところがあって、盤での音を思い出すと少しフラストレーションがたまる部分もあった。また、コリーヌの歌もCD上でのいじらしいほどの微妙なニュアンスを生の場ではちゃんと開けてはいなかった。が、それをちゃんと認めた上で、いいショウ、人の心をきっちり引く、好ライヴだったと思う
まず、なんと言っても、アリガトウゴザイマスというだけのちょっとしたMCとか、ルックスとか、佇まいとかが醸し出す可憐さは、CDだけ聞いていては絶対伝わらないもの。気持ちをこめ、うれしそうにパフォーマンスしている彼女には本当に得難い輝きやしなやかさがあった。嗚呼、これもライヴならではのありがたさ、ですね。澄んだ意思とともにロックとソウルの間を自在に泳いで行く、彼女に乾杯、とか、書きたくなる。
そして、カヴァーも良かったんだよな。と、そちらの意義、それが彼女にもたらす深みもまたとてもうれし。それを書くと日経新聞の公演評と重なってしまうので、このぐらいにしておこう。