南博トリオ

2011年3月2日 音楽
 ある種のジャズ・マン的美意識を感じさせるピアニスト(2001年10月29日、2005年6月9日、9月11日、2006年10月25日、2007年4月12日、2007年10月17日、2010年3月26日)の、高品質音楽配信用のレコーディングをかねた公演。南に加え、鈴木正人(2009年10月31日、他)&芳垣安洋(2009年9月27、他)というおなじみのリズム・セクションがついてのパフォーマンス。でも、これとは別に録音もするのかな? ベースはアンプを通していたが、ピアノとドラムは生音。ステージ中央前に、録音用マイクが立てられている。素材はビリー・ストレイホーン他のスタンダード曲(すでにこのトリオで同様の指針を持つアルバムを2枚出している)、それをあって然るべきねじれや諧謔やツっぱりを淡々と滲ませつつ披露する。南はけっこう曲間にはボヤキ濃度の高いMCをかまし、苦笑を誘った。南青山・アリストホール。昨年、秋にできたそんなに小さくはないスペースでベーゼンドルファー275(ピアノ)が常備してあり、基本はクラシック用途か。地下2階にあり、天井高がないけど、おそらく音響には気をつかった会場なはず。

<今日のくじ>
 くじ運が悪いためもあり、例年チェックすることはないのだが、2等ぐらい当たっているかもと言われ、遅ればせながら、いただいた年賀ハガキの番号を調べる。我ながら、他人の言葉に左右されやすい。出さないわりにはそこそこの年賀ハガキ数があった(出していただいた方々、本当に申し訳なくも、ありがとうございます)が、切手シートが2枚あたっただけ。ま、こんなもんか。景品は時代とともに変わっているのだろうが、目録を見て、本当にこれらが皆が望む景品なのかと少し首を傾げる。2等のアイテム、ぼくはどれも魅力を感じない。それと、今は民営になったからシノゴ言うものでもないが、景品のメイカーはどういう基準で選んでいるのか、ちょっと気になりました。