フラワー・トラヴェリン・バンド
2009年8月20日 音楽 35年もの間を空けて昨年再結成なったインターナショナル進出した先駆け的日本人ロック・バンドの、ライジング・サン・ロック・フェスティヴァルから流れるツアーの東京公演。メンバーの合計年齢は300歳を超えるようだが、それぞれじじむさくないいい感じの歳の取り方をしていて、全体的にはとてもさばけた、風通しのいい所感を接する者に与える。曲の多くはたっぷりと演奏パートを取り、かなり長め。でも、リード・ヴォーカルのジョー山中は歌っていない時間を持て余す感じもなく。バンド、だな。渋谷・デュオ。昨年のときより(2008年7月2日)、昔の曲を少し多くやるようになったか。それは米国数カ所のツアーを経たから(やはり、米国のリスナーは往年のナンバーを求めるに違いない)ということもあるのかな。なお、この日の模様はライヴ・レコーディングされ商品化されるようで、そういう意味でも今のノリが加味された旧曲が増えるのは必然であるのかな。