11時ぐらいに苗場をでて午後3時ぐらいに東京着。たまったPCメールとかを見ていたら、ぎょっ。もう少し先だと思っていたパパ・グロウズ・ファンク公演が今晩だと知る。戻ってきたらすぐ書きますとか言っていた原稿が遠のいていくう。会場は横浜・サムズアップ、なんで東京公演がないんだァ。なぜ、屈指の今様ニューオーリンズ・ファンク・バンドはフジ・ロックに出れないんだあ。とっても、そう感じた。パパ・グロウズ・ファンク→ザ・ファンキー・ミーターズの連ちゃんなんて最高じゃあないか。もともとパパ・グロウズ・ファンク(2007年2月5日、他)の米国業界大々的デビューは故ビル・グレアム仕切りで2000年秋にサンフランシスコで開かれたザ・ミーターズの再結成公演のアフター・パーティ(それだけのために、呼ばれたんだって)、そのときの高評判がその後のパパ・グロウズ・ファンクの好調な活動を導いたのだ。

 セカンド・ショウからちゃんと見る。もー、満員。山岸潤史(2009年5月19日、他)の勧めもありキーボードのジョン・グロウ(2007年2月3日、他)はここのところ歌う割合を増やしているが、今回はより増えていたか。で、その歌はより上達=よりこってりした味を持つようになっていて、ニッコリ。ま、大昔はフレンチクォーターで観光客相手にトップ40ものを弾き語りして歌っていたこともあるわけだし、基本うたうことには慣れているはずではあるが。

 中盤になんとPE’Z(2007年4月14日、他)のトランぺッターのB.M.W.とテナー・サックス奏者のJAWが加わる。そして、全7人でPE’Zの曲とパパ・グロウズ・ファンクの曲を1曲づつ演奏。きけば、パパ・グロウズ・ファンクはPE’Zの近く出るトリビュート盤に参加、1曲提供しているのだという。それは、ソウライヴ(2009年7月9日、他)とかザ・ベイカー・ブラザーズ(2008年12月11日、他)とか、前線にいるいろんなファンキー・バンドがPE’Z曲をやっているらしい。あ、あと山岸のソー・バッド・レヴュー時代の先輩同僚ギタリストの石田長生も途中で出てきたっけ。

 高揚し、ココロ弾み、飲み物もすすむ。が、疲労困憊。幸せだったけど、ボロボロだァ。