ジョージィ・フェイム
2009年9月2日 音楽 おお、記憶力いいんだな。曲をやる前に、これは何年の曲でとかきっちりと紹介してから、その曲をやり始めるんだもの。本当にそれは律儀な感じで、曲をカヴァーする者の真心あるおとしまえの付け方を感じさせたりもしたかな。披露されるのはファッツ・ドミノ、レイ・チャールズ、ジミー・スミス、ブッカー・T &ザ・MGズ、ルイ・ジョーダンなどの広義の米国黒人の昔の曲。ジミ・ヘンドリックスのバンドにいたミッチ・ミッチェルとは一緒に住んでいたことがあったと言って、ヘンドリックスの曲もやったっけ? それらが深い愛着と彼らしい曲さばきの回路とともに、得難い(ときにジャジーな)ブルー・アイド・ソウル表現として送り出される。あー、妙味と滋味たっぷり。
UKモッド・ミュージックの、有名熟練オルガン奏者/シンガー(2008年3月17日)。そのパフォーマンスは米国黒人音楽の素晴らしさ/ヴァリエイションの豊かさを伝えてあまりあるものだし、それを自分の個体に合わせて出し直すことの面白さや意義を存分に表出する。バックはリード・ヴォーカルも1曲とったギタリストとドラマーで、けっこうイケ面な二人はなんと息子たちなのだとか。凄い腕が立つ訳ではないが、気心知れた奏者たちとのギグで、フェイムさんはニコニコやりやすそう。60代半ばの彼は十分に元気で、今後も何度も来日して、うれしい英国情緒を開いてくれんじゃないかな。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショウ。
UKモッド・ミュージックの、有名熟練オルガン奏者/シンガー(2008年3月17日)。そのパフォーマンスは米国黒人音楽の素晴らしさ/ヴァリエイションの豊かさを伝えてあまりあるものだし、それを自分の個体に合わせて出し直すことの面白さや意義を存分に表出する。バックはリード・ヴォーカルも1曲とったギタリストとドラマーで、けっこうイケ面な二人はなんと息子たちなのだとか。凄い腕が立つ訳ではないが、気心知れた奏者たちとのギグで、フェイムさんはニコニコやりやすそう。60代半ばの彼は十分に元気で、今後も何度も来日して、うれしい英国情緒を開いてくれんじゃないかな。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショウ。