ヤエル・ナイム

2009年6月22日 音楽
 渋谷・クラブクアトロ。無事大学を卒業したエミ・マイヤー(2009年1月29日)がソロで30 分弱(だったかな)パフォーマンスした後に、在仏しなやか女性シンガー・ソングライターがバンドとともに登場。飄々、まさに音楽の妖精が舞っているようなパフォーマンスを開いていく。後見人的なダヴィッド・ドナシャン(打楽器。ドラム)は不動だが、他の顔ぶれは少し変わっていたのかな。結果、奏者間の楽器持ち替え比率は上がっていました。昨年の来日公演(2008年6月4日)は山ほどライヴを見ているぼくにとっても<08年のベスト10>に入るぐらいいい肌触りを得た実演だったが、秀でたうれしいモノに触れることができているという感興は今回も同様。ドナシャンは前回みたとき遠目にナイムとはだいぶ歳が離れているようにお見受けしたが、今回けっこう近い距離から見たら、そんなにはいってなさそう。で、ルックスはラッパー/俳優のアイス・Tを人なつこくした感じじゃん、なんて思った。ところで、ナイムが新型キューブのTVコマーシャルのほんわかした音楽を歌っているため今回の来日公演はニッサンが冠についているが、同車の海外の評判はどうなのか。旧型キューブのデザインが海外業界人受けがいいということもあり、新型は世界販売車に格上げになったわけだが。米国の音楽サイト(AMG)を引いたら、さっそくキューブの宣伝がどっかーんと出てきて、おもわず米国向けの宣伝サイトをじっくりチェックしちゃった。でも、なんであんな地味な車体色しか採用していないんだろう。