いつのまにか、梅雨入りしちゃっている。とはいえ、今週はあまり傘をささなかったはずだけど。来週から始まる今年の英メルトダウン・フェスティヴァルのキュレイターがオーネット・コールマン(実質作業は息子のデナードがやっているのかな。2006年3月2日)で縁の人からそうじゃない人までいろいろ動員されている。もうすぐ、欧米はサマー・フェス・シーズン入りだな。

 赤坂・ブリッツでソイル&ピンプ・セッションズ(2007年5月6日、他)。彼らも7月に入るとフェス出演込みの欧州ツアーが予定され、何カ国も回るようだ。前以上に素直に演奏部を聞かせようとする意思を感じた。二管の絡みもぐいのり。途中、J.A.M.と名乗るリズム隊だけの演奏パートもあり。ここのサックス奏者の元春とスガダイロー(2009年1月8日、他)はバークリー音楽大学で重なっているようだ(上原ひろみも)。

  つづいて青山・プラッサオンゼ、TOYONO(2008年1月31日、他)をセカンド・ショウから見る。キーボード、ギター、電気ベース、ドラム、打楽器を従えてのものだが、よく意思の疎通が取れた絡みはとてもいい感じ。翌日が誕生日だという彼女、メンバーからはドロンジョ様と呼ばれていたナ。そのカヴァー中心の新作『トロピコ・ユニーク』を聞いて、こんなにスウィートな歌い方が出来るのかと驚いたのだが、この晩も奔放ながらもそれを受け付いた曲面も。どんどん若返っていってください。あと、セルフ・カヴァーだと言ってやった曲がものすごくいい曲でびっくり。