ルーシー・フォスター
2009年3月27日 音楽 まっすぐ、そして澄んでいる! テキサス州オースティン在住の黒人女性シンガー・ソングライターの初来日公演、南青山・カイ。うわぉって感じで、楽しみました。
達者にギター(生とセミアコ)を弾きながら歌う彼女に加え、ビッグ・ママ体型の女性ベーシストと女性ドラマーがつく。イエイ。もう、見た目だけでウキっとなれるなあ。彼女たちはテキサス州ヒューストン在住のよう。当然、サウンドはシンプルなものだが、問題なし。3人は1時間45分ほど、パッションとふくよかさが美味しく重なるショウをやりきった。ライヴだとルーシーの歌はよりソウルフル。なるほど、新作『ザ・トゥルース』では南部ソウルの代名詞的存在であるスタックスが用いたメンフィスのアーデント・スタジオを使い、スタックス縁のホーン奏者なども呼んで録音したのにも納得ですね。曲紹介で、「サム・クックとオーティス・レディングがいて、私がいる」、みたいなことも言ったっけか。
ゴスペル経験もきっちり持っている事もそこここで露になるし、ブルージィなひっかりが出ることもある。もちろん、よりシンガー・ソングライター的なフォーキーさが表に出るときも。それらが一体になった様はまさしく、まっとうなルーツ・ミュージックの消化と豊かな人生経験を通してのフォスター印の凛としててアーシーなエクレクティック・ミュージックと言うもの! ライ・クーダーとの共演作を作ってもおかしくないし、ジョー・ヘンリーが彼女をプロデュースしても不思議じゃない(ヘンリーの最新の制作プロダクツはアラン・トゥーサンのノンサッチ盤だ)とも、そのライヴに触れながらぼくは痛感してしまいましたね。彼女の次作はアンタイ発と聞いても、ぼくは全然驚かない。
アンコールはザ・スピナーズの「アイル・ビー・アラウンド」とボブ・マーリーの「ノー・ウーマン、ノー・クライ」。いいわー。彼女のりの、アコースティック・ギター使用のR&B名曲集とか出さないかな。すげえ、聞きたい。この後、彼女たちは京都と名古屋でショウをやったあと、豪州ツアーに入るという。もちろん。そのなかにはバイロン・ベイ・ブルース&ルーツ・ミュージック・フェスティヴァル(2007年4月5日、6日)も含まれるという。すげえ、受けるだろうなー。
達者にギター(生とセミアコ)を弾きながら歌う彼女に加え、ビッグ・ママ体型の女性ベーシストと女性ドラマーがつく。イエイ。もう、見た目だけでウキっとなれるなあ。彼女たちはテキサス州ヒューストン在住のよう。当然、サウンドはシンプルなものだが、問題なし。3人は1時間45分ほど、パッションとふくよかさが美味しく重なるショウをやりきった。ライヴだとルーシーの歌はよりソウルフル。なるほど、新作『ザ・トゥルース』では南部ソウルの代名詞的存在であるスタックスが用いたメンフィスのアーデント・スタジオを使い、スタックス縁のホーン奏者なども呼んで録音したのにも納得ですね。曲紹介で、「サム・クックとオーティス・レディングがいて、私がいる」、みたいなことも言ったっけか。
ゴスペル経験もきっちり持っている事もそこここで露になるし、ブルージィなひっかりが出ることもある。もちろん、よりシンガー・ソングライター的なフォーキーさが表に出るときも。それらが一体になった様はまさしく、まっとうなルーツ・ミュージックの消化と豊かな人生経験を通してのフォスター印の凛としててアーシーなエクレクティック・ミュージックと言うもの! ライ・クーダーとの共演作を作ってもおかしくないし、ジョー・ヘンリーが彼女をプロデュースしても不思議じゃない(ヘンリーの最新の制作プロダクツはアラン・トゥーサンのノンサッチ盤だ)とも、そのライヴに触れながらぼくは痛感してしまいましたね。彼女の次作はアンタイ発と聞いても、ぼくは全然驚かない。
アンコールはザ・スピナーズの「アイル・ビー・アラウンド」とボブ・マーリーの「ノー・ウーマン、ノー・クライ」。いいわー。彼女のりの、アコースティック・ギター使用のR&B名曲集とか出さないかな。すげえ、聞きたい。この後、彼女たちは京都と名古屋でショウをやったあと、豪州ツアーに入るという。もちろん。そのなかにはバイロン・ベイ・ブルース&ルーツ・ミュージック・フェスティヴァル(2007年4月5日、6日)も含まれるという。すげえ、受けるだろうなー。