ウォッチング・ザ・スカイ・フェス
2009年4月4日 音楽 会場は、上野恩賜公園野外ステージ。うわーい、花見をかねられるゾ。会場の周辺は、花見の人でいっぱい。例年ならこの頃はだいぶ散っているはずだが、ずっと寒い日が続き、へえ〜こんなこともあるんだァという感じで、ちょうど桜はまさに満開だあ! オー・イエイ!
フェス名はジェシー・ハリス(2009年3月31日、他)の新作タイトルを冠したもの(それについて本人、素直にうれしい、とのこと)で、他は日本人アクト。かつて彼との共演作を作った畠山美由紀(2009年3月31日)の母体ユニットであるポート・オブ・ノーツ、彼とリチャード・ジュリアン(2008年6月6日、他)のプロデュースでNY録音作を作っていて他の会場でも複数共演公演をするおおはた雄一、今回3週間滞在するジェシーの日本各地を回るツアーに同行するキセル(2001年5月14日)、そして彼とはこれまで(これからも?)付き合いはないだろうサニー・デイ・サーヴィス。そうそうにチケットはソールドアウトになったらしい。
かつて上野の野外公演会場に来たのは四半世紀ぐらい前だったが、少し場所が移動し、客席も屋根付きになるなど新しくなっていた(椅子は木製で、それがいい感じ)。日比谷野音ほどは広くはないが、よろしいんではないでしょうか。なんか、音の大きさには神経質な会場ではあるようだけど。<レゲエ、ラップ、ヒップホップ、和太鼓の集団演奏、客席後部で80デシベルを超える恐れの強い音楽は御法度>と、ステージ裏にパネルが張ってあるという。
一番客がわいたのは中盤で登場した、東京では9年弱ぶりに見れる事となったらしいサニー・デイ・サーヴィス。本来は現在ソロとして活動している曽我部恵一単独の出演予定だったらしが、唐突に再結集がなされることとなり、ファンの間で大騒ぎになったらしい。じっさい、彼らのパフォーマンス中、会場柵の外でこぼれる音を聞こうとする人がたくさんいた。そういう人たちにはごめんなさいなのだが、縁がなくてぼくは今回初めてその音楽に触れる。が、なるほど無理なく心地いいと思えました。ふんわり日本語が乗る様に触れていると、なんとなく はっぴいえんど というバンド名も頭に浮かんだりして。MCもほのぼの。彼らはいろんな旧曲に加え、新曲も何曲か披露。接することができて、良かった。
初めてといえば、ぼくにとってはおおはたの実演もそれに近いが、ざっくりとした生ギター弾き語り表現の達者な様にも少しびっくり。彼もちゃんと洋楽の蓄積があることを思わせる、力のあるステージ運びをしていたな。基本、ギター弾き語り表現を必要としないぼく(好みだから、しょうがない)だが、これはいていい味を持った人だと思えました。
優男ジェシーはベース奏者と打楽器奏者を従えて、最後の出演者として登場。その新作はサウンド的にはバンジョーの素朴な響きや打楽器の柔らかで含みある揺れをうまく介そうとする指針を持つが、なるほどギター・バンジョーを手にする比率は高い。地味で柔和な奥からいろんなものを控え目ながら、でもしかと浮かび上がらせていく様は彼ならではのものと言いたくなる。とはいいつつ、お祭り感覚の野外公演でもあるし、終盤はもっとはっちゃけたパフォーマンスをしても良かったかも。夕方から雨になるかもという予報もあったが、それはセーフ。気候がいいときの野外ライヴはとてもいい。飲み物/食い物には鷹揚な会場で、近隣環境もあってかけっこう客の酔っぱらい比率は高めだったかも。
フェス名はジェシー・ハリス(2009年3月31日、他)の新作タイトルを冠したもの(それについて本人、素直にうれしい、とのこと)で、他は日本人アクト。かつて彼との共演作を作った畠山美由紀(2009年3月31日)の母体ユニットであるポート・オブ・ノーツ、彼とリチャード・ジュリアン(2008年6月6日、他)のプロデュースでNY録音作を作っていて他の会場でも複数共演公演をするおおはた雄一、今回3週間滞在するジェシーの日本各地を回るツアーに同行するキセル(2001年5月14日)、そして彼とはこれまで(これからも?)付き合いはないだろうサニー・デイ・サーヴィス。そうそうにチケットはソールドアウトになったらしい。
かつて上野の野外公演会場に来たのは四半世紀ぐらい前だったが、少し場所が移動し、客席も屋根付きになるなど新しくなっていた(椅子は木製で、それがいい感じ)。日比谷野音ほどは広くはないが、よろしいんではないでしょうか。なんか、音の大きさには神経質な会場ではあるようだけど。<レゲエ、ラップ、ヒップホップ、和太鼓の集団演奏、客席後部で80デシベルを超える恐れの強い音楽は御法度>と、ステージ裏にパネルが張ってあるという。
一番客がわいたのは中盤で登場した、東京では9年弱ぶりに見れる事となったらしいサニー・デイ・サーヴィス。本来は現在ソロとして活動している曽我部恵一単独の出演予定だったらしが、唐突に再結集がなされることとなり、ファンの間で大騒ぎになったらしい。じっさい、彼らのパフォーマンス中、会場柵の外でこぼれる音を聞こうとする人がたくさんいた。そういう人たちにはごめんなさいなのだが、縁がなくてぼくは今回初めてその音楽に触れる。が、なるほど無理なく心地いいと思えました。ふんわり日本語が乗る様に触れていると、なんとなく はっぴいえんど というバンド名も頭に浮かんだりして。MCもほのぼの。彼らはいろんな旧曲に加え、新曲も何曲か披露。接することができて、良かった。
初めてといえば、ぼくにとってはおおはたの実演もそれに近いが、ざっくりとした生ギター弾き語り表現の達者な様にも少しびっくり。彼もちゃんと洋楽の蓄積があることを思わせる、力のあるステージ運びをしていたな。基本、ギター弾き語り表現を必要としないぼく(好みだから、しょうがない)だが、これはいていい味を持った人だと思えました。
優男ジェシーはベース奏者と打楽器奏者を従えて、最後の出演者として登場。その新作はサウンド的にはバンジョーの素朴な響きや打楽器の柔らかで含みある揺れをうまく介そうとする指針を持つが、なるほどギター・バンジョーを手にする比率は高い。地味で柔和な奥からいろんなものを控え目ながら、でもしかと浮かび上がらせていく様は彼ならではのものと言いたくなる。とはいいつつ、お祭り感覚の野外公演でもあるし、終盤はもっとはっちゃけたパフォーマンスをしても良かったかも。夕方から雨になるかもという予報もあったが、それはセーフ。気候がいいときの野外ライヴはとてもいい。飲み物/食い物には鷹揚な会場で、近隣環境もあってかけっこう客の酔っぱらい比率は高めだったかも。