ダフィー。イヴァン・リンス
2009年3月17日 音楽 音楽的にはここのところ英国で相次いでいるレトロ志向にある、昨年世界規模でトップ級に成功したUK女性シンガーの約1時間のパフォーマンス。渋谷・アックス、オーディエンスの外国人比率高し。短パンを履き細く白い足を誇示する(?)そこそこ身長ありそうなダフィー嬢はキーボード、2ギター、ベース、ドラム、パーカッションからなるバンド(白人と黒人がちょうど半数ずつ)とともに、個性的な歌声を嬉しそうに披露。喉に負担がかかりそうな声質だが、けっこう声量はありそう。印象的な声だし、世に出てしかるべきタレントとは思うが、世間で一部言われているようにソウルフルとは思わない。ロック/J・ポップ界にはちゃんと歌えたり声質が立派だったりすると、安易にソウルフルという形容を使う傾向があるのかもなあ、とふと思った。一度だけ言った簡単な日本語MCのイントネーションはそれなりにまっとう。また、歌声だけだときつそうな感じを受けるが、性格も良さそうに思えた。それから、ステージ上には曲により二人の女性コーラスも加わる。そのバービー人形のような、可愛らしい彼女たちはそっくりでどうやら双子のよう。見てると、なんかうれしくなる。某誌編集者はこりゃ(ソロ・)デビューさせるしかないでしょうと、鼻の下のばして言っていたな。
そして、南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)。一時は米国洗練派ミュージシャンから羨望の的であった、まばゆいポップ性を持つブラジル人シンガー・ソングライターのイヴァン・リンス(2002年5月1日)を見る。電気キーボードを弾きながら歌う本人に加え、キーボード、電気ベース(1曲だけ、電気スタンダップ・ベースを弾く)、サックス、ドラムという布陣。ドラマーのテオ・リマをはじめみんな知られる人のようで、そんな彼らによる一部けっこうフュージョンぽいときもあるバッキング・サウンドにのって、リンスは悠々と歌い、鍵盤を押さえ、流れる。前よりも楽に歌っている感じもあり、それがいい感じの伸び伸び感や包容力を聞き手に与え、前回みたときより良いと間違いなく思えた。ブラジル音楽が持つ天衣無縫な感覚も味わえたナ。過去の人でもあらず、そんな感想も得ました。
そして、南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)。一時は米国洗練派ミュージシャンから羨望の的であった、まばゆいポップ性を持つブラジル人シンガー・ソングライターのイヴァン・リンス(2002年5月1日)を見る。電気キーボードを弾きながら歌う本人に加え、キーボード、電気ベース(1曲だけ、電気スタンダップ・ベースを弾く)、サックス、ドラムという布陣。ドラマーのテオ・リマをはじめみんな知られる人のようで、そんな彼らによる一部けっこうフュージョンぽいときもあるバッキング・サウンドにのって、リンスは悠々と歌い、鍵盤を押さえ、流れる。前よりも楽に歌っている感じもあり、それがいい感じの伸び伸び感や包容力を聞き手に与え、前回みたときより良いと間違いなく思えた。ブラジル音楽が持つ天衣無縫な感覚も味わえたナ。過去の人でもあらず、そんな感想も得ました。