レベッカ・マーティン
2009年3月1日 音楽 すでに数枚のリーダー作を出している、在NYの女性シンガー・ソングライター。ジェシー・ハリス(2002年12月21日、2005年9月7日、2006年12月3日、2006年4月22日、2007年3月11日)が90年代中期に組んだ男女ユニットのワンス・ブルー(キャピトルから1枚アルバムを出していて、それはノラ・ジョーンズ表現の原型なんて言われることも)の片割れであった人でもある。
丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。何より、サポート陣が豪華。電気ギターはヴァーヴ他にリーダー作を持つコンテンポラリー・ジャズ界の鋭敏ギタリストであるカート・ローゼンウィンケル、ウッド・ベースはパット・メセニーやブラッド・メルドーらがお気に入りのラリー・グラナディアー(1999年12月8日)、ドラマーはノラ・ジョーンズやリチャード・ジュリアンやジェシー・ハリスと仲良しのダン・リーサー(2007年3月11日、2008年1月24日、2008年6月6日、他)といった面々なのだから。なんでこんな人たちが同行したのかといえば、マーティンの旦那がグラナディアーであるから。ほう。
が、ステージに上がったマーティンには少しびっくり。小太りの只のおばさんで。格好も、買い物かごを手に近所の店まで買い物に出ましたと書きたくなるものでアレレ。出ている写真とかなり違う(ワンス・ブルー時代とは、まったくの別人というしかない)。ハレの場なんだから、もう少し見栄えに気を遣ってほしかった。とまどったと言えば、生ギターを弾きながら歌い始めてからもそう。声量があまりなくときに音程が不安定で、どこかしろうと臭い。バッキングが実に達者だから、過剰にそれが気になる。だが、彼女が弾くギターはそこそこイケたし、楽器の音をもらわずに無伴奏で歌い始めても、後から入った伴奏とはキーが合っていたので絶対音感は持っていそう。そして、書く曲はかなり良い。それはジョニ・ミッチェルの好影響をしかと伺わせるものでもあり、故にメロディは旋律取りが難しいもので、余計に歌が不安定に聞こえるんだと了解。カート・ローゼンウィンケル・トリオ名義で一度ぐらいやるのもありではなかったか。演奏部には密かに発汗しました。
丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。何より、サポート陣が豪華。電気ギターはヴァーヴ他にリーダー作を持つコンテンポラリー・ジャズ界の鋭敏ギタリストであるカート・ローゼンウィンケル、ウッド・ベースはパット・メセニーやブラッド・メルドーらがお気に入りのラリー・グラナディアー(1999年12月8日)、ドラマーはノラ・ジョーンズやリチャード・ジュリアンやジェシー・ハリスと仲良しのダン・リーサー(2007年3月11日、2008年1月24日、2008年6月6日、他)といった面々なのだから。なんでこんな人たちが同行したのかといえば、マーティンの旦那がグラナディアーであるから。ほう。
が、ステージに上がったマーティンには少しびっくり。小太りの只のおばさんで。格好も、買い物かごを手に近所の店まで買い物に出ましたと書きたくなるものでアレレ。出ている写真とかなり違う(ワンス・ブルー時代とは、まったくの別人というしかない)。ハレの場なんだから、もう少し見栄えに気を遣ってほしかった。とまどったと言えば、生ギターを弾きながら歌い始めてからもそう。声量があまりなくときに音程が不安定で、どこかしろうと臭い。バッキングが実に達者だから、過剰にそれが気になる。だが、彼女が弾くギターはそこそこイケたし、楽器の音をもらわずに無伴奏で歌い始めても、後から入った伴奏とはキーが合っていたので絶対音感は持っていそう。そして、書く曲はかなり良い。それはジョニ・ミッチェルの好影響をしかと伺わせるものでもあり、故にメロディは旋律取りが難しいもので、余計に歌が不安定に聞こえるんだと了解。カート・ローゼンウィンケル・トリオ名義で一度ぐらいやるのもありではなかったか。演奏部には密かに発汗しました。